個別指導の学習空間 埼玉西部エリア 入間藤沢教室の石川です。
5月末まで担当していた入間扇台教室の成績UP体験記をご紹介します。
現在高校2年生のその生徒さんは、中学3年生の春に学習空間へ入塾し、無事志望校に合格して、高校入学前に円満に卒業していきました。
もともと国語が得意で、数学や理科はなるべく避けたい、と内心思って勉強していたと思います。「仕方なく」「受験があるから」と思っていたかもしれません。
実際に模試などでは、国語で苦手教科をカバーする場面もありました。
それから約半年後の高校1年生の秋、「数学の授業が分からない…」と塾へ相談に来てくれました。ちょうど学校では2次関数を学習していて、数学の難易度としてぐっと上がる頃なのは間違いありませんでした。授業で何を話しているのかついていけない状態でした。
その時の生徒さんの目は、中学時代のそれとは違っているように見えました。「本当に出来るようになりたい」という覚悟を感じる目でした。
むしろ高校受験期よりもモチベーションが高いのではないか、と感じたほどです。
再入塾した後、疑問点は積極的に調べたり、私に質問したりして、納得するまで学習していきました。聞いたことはメモを取り、どうしてそうなるのか忘れないように工夫している様子もうかがえました。
そして入塾後最初の数学のテストで、数学Ⅰ・数学Aともに20点近くUPし、高校2年生最初の実力テストでは、数学で学年2位の結果を残すことができました。
指導をしていて改めて感じたのは、「素直であること」が成績UPの一番の近道なのではないかということです。
私も含めて多くの人間は、プライドが邪魔をする場面があります。「こんなことを聞いたら恥ずかしい」「これも分からないの?と馬鹿にされるのではないか」「何でこれをやらないといけないの?」様々なプライドが出てきます。
こうした思考に反して、自分が今困っていること、分からないことを相手にさらけ出す、、、そして相手が話したことを受け入れる。これを「素直に」行動へ移せるかどうかが、ものすごく大切だと考えています。
正直なところ、私が指導しながら「素直に取り組めているな」と褒めたくなる生徒さんほど、結果がついてきているのはほぼ確実といえます。
誤解のないように補足すると、私の言いなりにやってくれているから良い、というわけではなく、生徒さん自身がアドバイスに対して納得したうえで行動に移してくれている、という意味です。納得しなければ、無理に行動に移さなくて良いと思います。
大切なのは「自分自身でどうしたら良いのか考えること」です。とは言っても、どう考えたら良いのか分からない、アイディアがなかなか思い浮かばないのがほとんどです。
そういう時こそ、少しでも人生経験の長い塾講師の話に耳を傾けるのも、良いと思いませんか?私は、そうした選択肢をたくさん伝えていけるよう、日々指導に励んでいます。