個別指導の学習空間 埼玉西部エリア 入間藤沢教室・入間扇台教室の石川です。

早速ですが、皆さんに3つ質問したいと思います。

①スマートフォンは、「なぜ」指でタッチしたりスライドすると反応するのですか?
②道路にある信号機は、「なぜ」左から青→黄→赤の順に並んでいるのですか?
③10円玉は、「なぜ」さびるのですか?

これらの質問を見て、スラスラと説明できる人は、日頃から「疑問」を持ちながら生活している証拠です。wonderful!
もしくは、「そんなこと当たり前でしょう?考えたこともないや」という人も当然いると思います。

私がここでお伝えしたいのは、「疑問力」を持つことの大切さです!
漠然としていてイメージするのが難しいですが、端的に言えば、身の回りのあらゆる事象に対して、「なぜ」と自問自答するのです。

社会人になると、問題や課題が出たとき、5why(5回なぜなぜを繰り返すこと)をして本質や原因を追究することがあります。
日本が世界に誇る自動車メーカー、トヨタも、この方法で日々自動車の開発を行っています。
皆さんには、5whyとまでは言いませんが、常に疑問を自分自身に問いかけながら生活するクセをつけて欲しいです。

では一体、これが勉強とどのように関係するのでしょうか。
私は次の観点で絶対に必要だと考えています。

①単なる暗記からの脱却
②論述問題での回答力向上
③モチベーションUP!楽しい!

①②については、暗記(≒覚えること)だけでは対応できない問題が増えている中、論理的に説明する力をつけておくことで、あらゆる視点から問題が出されても対応することができます。
特に理科では、身近に起こる様々な現象を説明する問題が多いので、こうした対応力をつけておくことは重要です。
③については、自分自身の疑問を解決するために調べ、そこで分からないことをさらに調べ…と繰り返すことで、本当に知りたいこと以外のことも分かるようになります。それが結果的に、モチベーションUPにもつながります。
せっかく勉強するなら、楽しい方が当然良いですよね!

疑問を持つことは言葉で表すほど簡単ではありません。特に当たり前のことを「なぜ」と考えるのは難しいです。
だからこそ、そうしたクセをつけていきましょう!まずは1日1つで構いません。身の回りのことでも、勉強のことでも構いません。とにかく「なぜ」と自問自答することを心掛けてください。

私が指導するときは、答えだけ合っている回答に〇をつけません。そのプロセスを見て確認します。それこそ意味のある勉強だと考えるからです。
逆に言えば、プロセスをしっかり説明できる生徒にはおもいっきり褒めまくります!

入試や定期試験が迫っていないこの時期だからこそ、改めて考えるきっかけになれば嬉しいです!

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