個別指導の学習空間 山梨エリア 竜王・石和教室の西田です。
今回は学力は高くなかったものの勇敢に公立高校受験に立ち向かったある一人の男の子のお話です。
入塾は中学二年生になるタイミング。すでに成績的には高校受験での戦いは厳しいことは予想できました。
本人のモチベーションも特になく、そもそも高校受験がどんなものなのか分かっていない様子。
受験対策までは数学を頑張りました。数学だけですが+20点は取れるようになりました。
しかし、まだ足りない。この段階でモチベーションも足りていない。正直この段階で本人のモチベーションはガタ落ち。
保護者面談では母親と私からだいぶ言われてさらに本人が落ち込んで・・・。
「もうこれ以上できない・・・。」
「自分は頑張っている・・・。」
「何やればいいのかも分からなくなった・・・。」
そんな迷走した形となってしまいました。
しかし、受験を頑張っていると自暴自棄になりやすい・・・。
決して頑張ってないとは言ってないですし、頑張っているのは分かっている。
しかし、このままでは受験に受からない。
しかし、ここから紆余曲折有り最終的には前向きに!
ここで感じたのは
受験できつくなっても落ち着く事。
時間が解決してくれることも、周りが助けてくれることもたくさんあります。
今の自分で最大限だと思う努力を「続ける」ことが必要です。
そして絶対に折れないこと。最大の力はいつかさらに上の力を呼び覚まします。
そうして、なかなか厳しい時間を過ごした男の子は最後には今までに見ないレベルの集中力と向上心を発揮し、高校へ合格いたしました。
きつい時間を過ごしていることは、周りは重々承知です。
いくらでも弱音を吐いても、とにかくやり続ける。
それしかないんです。自分で無理を決めつけてはなりません。