“個別指導の学習空間 埼玉西部エリア 入間藤沢教室・入間扇台教室の石川です。

まず最初に、ある高校の校長先生になったつもりで読んでください。

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この春、新入生を特待生として5人受け入れることになっています。そこに応募してきた生徒は10人です。
つまり少なくとも5人は、特待生として受け入れられないことになります。

学校の成績や部活動の活躍ぶりなどで、4人は決めることができましたが、あと1人決めるのに苦戦しています。
そこで、残りの人のうち甲乙つけがたい3人と、面接することにしました。

校長:「本校に入学したいと考えている理由を教えてください。」

Aさん:「私がこの学校を志望する理由は、中学でやっていた陸上部に力を入れているだけでなく、学習面でも進学率
が高いことから、文武両道の環境が整っていると思うからです。」
Bさん:「私がこの学校を志望する理由は、兄が2年前通っていて、すごく良いところと教えてくれたからです。」
Cさん:「この学校は校舎が新しく、勉強しやすくて気に入ると思います。部活動も盛んで、中学では野球部だったの
ですが、高校では小さいころ習っていたバドミントン部に入りたいです。それで、…」
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皆さんだったら、この3人の中で誰を選びますか?きっと多くの人は、Aさんを選ぶことと思います。
では、それはなぜですか?

…ということで、これから入試で使う人もいるであろう、面接のお話をします。

ズバリ、私が考える面接の必勝法は、

①相手の質問に対して簡潔かつ適切に答える!
②相手に「欲しい」と思ってもらえるエピソードを具体的に話す!
③相手に対して「好きです」アピールをする!
④笑顔!明るい声!

の4つにまとめられます!

①については、いわゆる会話のキャッチボールと同じことです。「~~の理由は?」と聞かれたら、「〇〇””だから””
です。」と答えるのが自然ですね。
また、結論を先に話すことも大切です。説明はその後で十分です。「それで、結局、何が言いたいの?」と思われて
しまったら、アウトだと考えてください。

②については、この人に是非入学してもらいたい!と思わせることです。
「私は入学したらこんなことを頑張りますよ!」と、前向きな気持ちを素直にアピールすることです。欲を言うと、
学校に対してこんなことで貢献できますよ、などと言えたら完璧です!

③については、質疑応答の場面で特に発揮できます。「何か質問がありますか?」と聞かれているのに、「特にない
です。」と答えてしまうのはご法度です。この学校に興味がないと言っていることと同じですから…
「〇〇という制度があると伺ったのですが、実際に利用している生徒はどのくらいいますか。」などと質問すると、
「この人はちゃんとこの学校のことを調べてくれているな。」と判断してくれます。
できれば、質問は最低3つ用意しておくと、いざという時に会話が弾みますよ!

④については言うまでもありません!意識すれば誰でもできます!

私も遡ること数年前、学生時代に就職活動で何度も面接を行いました。当然、人間同士である以上相性も関係してき
ますが、上の4つを十分に発揮できた会社は、面接も順調に進んだのが事実です。
また、私が指導する教室では、入試に向けて面接練習も行っていきます。その際は、これらを意識しながら練習、指
導をしてまいります。

是非、入試のための面接で終わらず、将来皆さんが社会に出るとき、改めて読み返していただけたら嬉しいです!”

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