焼津小土教室

目標は口にだそう!

個別指導の学習空間 静岡中部エリア 焼津小川・焼津小土教室の上石です。
焼津小土教室の成績UP体験記をご紹介します。

その生徒は中学1年生の12月ごろに入塾した生徒でした。
入塾前の点数はあと少しで100点といったところ。(5教科、50点満点)
入塾してすぐのころは間違え直しがテキトーすぎて先生に怒られているような子でした。

本人は看護系の仕事に就きたいと言っており、中1・2年生の時の保護者面談では「私立に進んで系列の大学を目指すのがいいんじゃないのか」という状況・・・。

私が毎回、保護者面談をさせていただいたので結構覚悟を持って担当させていただいておりました。

面談で現実的なお話をすると落ち込んでしまう子もいますがこの子は一味違いました。
「足りないならやるしかない」を実際の行動に移していってくれたんです。

やっていることは難しいことなんかではなく、
・きちんと振替を取る
・テスト2週間前はなるべく毎日来る
という以上2点を遂行してくれたにすぎませんでしたが・・・。

はじめのうちは2週間前もそんなに来なかったのですが、入塾して1年ちょっと経った2年生の冬ごろは合計点数が150点を超えるようになり結果が出てきて、だからこそ、その後のテストでもテスト期間にたくさん塾に来るようになってくれました。

3年生になってからもその頑張りはきっちり結果に表れ180点台まで持ってきた本人ですが、1度顔が曇ってしまうことがありました。
詳しく話を聞いてみると、学校の先生との進路相談で自分の第一希望に難色を示されたとのことでした。
テストの点数も十分で私もなぜ難色を示されたのか不思議だったのですが、私からは「自信もってそのまま突き進め!」とエールを送らせていただきました。
後から聞いたお話ですが、私がエールを送った後に担任の先生に向けて「私は絶対に○○高校に行きます!」とお手紙を書いていたそうな・・・。

それだけ固い信念を持つに至ったのは、もちろんこれまでの勉強で積み上げてきた結果が土台になっていたのではないかと思います。

この生徒の強さはやはり「早くから自分の行き先を見据えていたこと」と、「目標や希望を声に出して周りに示していたこと」だと感じました。
特に後者は皆さんにも実践できることではないでしょうか?
小さな目標でもいいので、周りの人にも自分の目標を認知してもらえれば、自分の行動よりも先に周りが少しばかり応援してくれることは珍しいことではありません。
「○○を目指すぞ!」と思うだけでは周りの人はわかりませんからね。やはり口に出して初めて「あの子は○○に向かって頑張りたいんだな」って知っていきます。口に出すだけで味方が増えるんですからすごくお得じゃないですか?

さて、本人は無事に第一志望に合格し、今は高校2年生だったかと思います。
この先、希望していた看護系に進むのか、はたまた別にやりたいことができているのかはわかりませんが、いずれにせよ「強い信念」をもってこの先も確かな足取りで歩んでいる姿は疑いようもありません。
今後の活躍を願うばかりです。

静岡の塾なら個別指導の学習空間

妥協はしない

個別指導の学習空間 静岡中部エリア 藤枝南・焼津小土教室の宮本です。
藤枝南教室の成績UP体験記をご紹介します。

 ある年の4月頭、高校受験を終えて塾を卒業した教え子から連絡を頂きました。なんと高校の入学式で新入生代表挨拶をするとの事でした。いや、ビックリしました。つまりそれは高校入試でトップ合格したということですからね。学習空間の先生になって多くの卒業生を見送ってきましたが、高校トップ合格した子は初めてでした。

 その子の受験前は本当に大変だったと思います。中3の秋頃に週3回3時間コースから毎日コースに切り替え、毎日塾で3.5時間程度勉強していました。得意な文系科目はもちろん、苦手な理系科目もしっかりと勉強していました。夜遅くまで勉強することも珍しくなく、他の生徒たちが帰る中でしっかりと勉強をやりきっていく真面目な子でした。

 特別なことは特にやっていませんが、モチベだけは意識するよう彼は取り組んでいたと思います。真面目な性格もありますが、しっかりと決めたことを最後までやりきったことが今回の結果を生んだと思います。

 ここまでは良くある話ですが、彼にはすごいところが2つありました。
 
1つ目は志望校に対して学力に余裕がある中で、必要以上の点数を上げるよう、努力していたことです。ぶっちゃけ、本番前の1週間勉強しなくても合格はしていたと思います。それくらいに完成されていました。みなさんは目標に対して必要な点数を取れるようになったらどうしますか?おそらくですが、多くの人はボーダーを超えたらその点数をキープしようします。そして本番は余裕を持って受験しようとして結果、スレスレで合格なんてことはよくある話です。でも彼はそんなヌルイ考えは持っていませんでした。すごいですよね・・・!!!!!

2つ目は・・・実は裁量枠受験だったということです。彼はスポーツが得意で高校入試も部活の実績を持ちあわせての受験でした。しかし、それで新入生代表枠を勝ち取ったということは、裁量枠は彼の受験にとって必要でなかったことを意味しています。これには脱帽でした。裁量枠は学校にもよりますが筆記試験の点数の2割程度を補填してくれるもので、部活の実績があって筆記試験に自信のない受験生にとって重要な制度になります。合格するだけなら1週間前から勉強しなくても余裕だったというのはそういうことです。ですが、彼に“妥協”に2文字はありませんでした。カッコいいですよね!!!!!高校にもよりますが、新入生代表挨拶は入試当日の筆記試験の合計点で決まります。私にとって主席合格した生徒は彼が初めてでした。入試が終わった後、彼の自信に満ちた感想を聞いて冗談半分で「トップ合格かもねwww」のようなことを言ったのを今でも良く覚えています。

 彼との出会いは彼が小学生の時でした。他の子よりも少しおとなしく、当時中学生だった兄と一緒に行動する、いかにもな弟ッ子でした。生真面目な性格だったので、学習空間の勉強にもすぐに慣れる、しっかりした子でした。当時は少しおとなしい小学生、という印象でしたが、それから3年、中学3年の彼の行動はまさしく闘志を燃やす一人の男でした。寡黙な中にある熱い闘志を見せてくれた彼の今後の活躍を期待したいです。

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妥協はしない

個別指導の学習空間 静岡中部エリア 藤枝南・焼津小土教室の宮本です。
藤枝南教室の成績UP体験記をご紹介します。

 ある年の4月頭、高校受験を終えて塾を卒業した教え子から連絡を頂きました。なんと高校の入学式で新入生代表挨拶をするとの事でした。いや、ビックリしました。つまりそれは高校入試でトップ合格したということですからね。学習空間の先生になって多くの卒業生を見送ってきましたが、高校トップ合格した子は初めてでした。

 その子の受験前は本当に大変だったと思います。中3の秋頃に週3回3時間コースから毎日コースに切り替え、毎日塾で3.5時間程度勉強していました。得意な文系科目はもちろん、苦手な理系科目もしっかりと勉強していました。夜遅くまで勉強することも珍しくなく、他の生徒たちが帰る中でしっかりと勉強をやりきっていく真面目な子でした。

 特別なことは特にやっていませんが、モチベだけは意識するよう彼は取り組んでいたと思います。真面目な性格もありますが、しっかりと決めたことを最後までやりきったことが今回の結果を生んだと思います。

 ここまでは良くある話ですが、彼にはすごいところが2つありました。
 
1つ目は志望校に対して学力に余裕がある中で、必要以上の点数を上げるよう、努力していたことです。ぶっちゃけ、本番前の1週間勉強しなくても合格はしていたと思います。それくらいに完成されていました。みなさんは目標に対して必要な点数を取れるようになったらどうしますか?おそらくですが、多くの人はボーダーを超えたらその点数をキープしようします。そして本番は余裕を持って受験しようとして結果、スレスレで合格なんてことはよくある話です。でも彼はそんなヌルイ考えは持っていませんでした。すごいですよね・・・!!!!!

2つ目は・・・実は裁量枠受験だったということです。彼はスポーツが得意で高校入試も部活の実績を持ちあわせての受験でした。しかし、それで新入生代表枠を勝ち取ったということは、裁量枠は彼の受験にとって必要でなかったことを意味しています。これには脱帽でした。裁量枠は学校にもよりますが筆記試験の点数の2割程度を補填してくれるもので、部活の実績があって筆記試験に自信のない受験生にとって重要な制度になります。合格するだけなら1週間前から勉強しなくても余裕だったというのはそういうことです。ですが、彼に“妥協”に2文字はありませんでした。カッコいいですよね!!!!!高校にもよりますが、新入生代表挨拶は入試当日の筆記試験の合計点で決まります。私にとって主席合格した生徒は彼が初めてでした。入試が終わった後、彼の自信に満ちた感想を聞いて冗談半分で「トップ合格かもねwww」のようなことを言ったのを今でも良く覚えています。

 彼との出会いは彼が小学生の時でした。他の子よりも少しおとなしく、当時中学生だった兄と一緒に行動する、いかにもな弟ッ子でした。生真面目な性格だったので、学習空間の勉強にもすぐに慣れる、しっかりした子でした。当時は少しおとなしい小学生、という印象でしたが、それから3年、中学3年の彼の行動はまさしく闘志を燃やす一人の男でした。寡黙な中にある熱い闘志を見せてくれた彼の今後の活躍を期待したいです。

静岡の塾なら個別指導の学習空間

小さな自信の積み重ね

個別指導の学習空間 静岡中部エリア 焼津小川・焼津小土教室の上石です。

今回は中学2年生の夏に入塾してくれたR君の事例を紹介したいと思います。

入塾当初は1.5hコースで数学と理科を指導していたのですが、このR君は週5でサッカーがあり、テスト前に毎日来るといったことはできませんでした。

特に理科は、学校の先生と馬が合わないとのこと(本人談)で授業への取り組みも褒められたものではなくテストも一桁・・・といった状況でした。

個人的には理科は実験の内容が多分にテストに出てくる教科なので授業は頑張ってほしかったのですが、授業での取り組みは前述のとおり。その結果「わからない」が増えてしまって一層モチベーションが低下するという悪循環に陥ってしまっていました。

しかし、本人は理科の先生が合わないというだけで決して勉強をやろうとしないわけではありませんでした。
他の生徒と同様に「基本的な単語から少しずつ覚えてもらって、できることを増やしていく」ということの繰り返しをしていくことで、だんだん本人から『先生、もうこの単元楽勝かも』なんて言葉が出てくるようになっていきました。
あまり調子に乗りすぎると危険なこともありますが、「出来てきている」という感覚が呼び起こしたその言葉には、悪循環から脱出する道筋を見ることができたように思います。

自信たっぷりの言葉が出てきたところで少し問題のハードルを上げながら、出来た時には褒め、出来ないときは発破をかけるというのを繰り返しました。

こうした繰り返しの結果、二学期に挑んだ中間テストでは見事に40点を超える快挙を成し遂げました。

R君は現在中3の受験生。3時間で全教科を指導しています。
単元の内容によっては大きなムラがあり手を焼くことも多いですが、志望校の合格へ向けて精一杯支援していくつもりです。

静岡の塾なら個別指導の学習空間

「「ついていきます。」」

個別指導塾の学習空間 静岡中部エリア、藤枝南教室&焼津小土教室の宮本です。
 
 今回は5教科の合計点数250点満点で、50点以上も上げた生徒2人、AさんとHさんを紹介したいと思います。
出会いはそれぞれ、Aさんが中2の冬、Hさんが中2の終わりの頃でした。
2人とも入塾したての頃は130点(250点満点)ほどと本人たちからして、良くも悪くもない・・・って感じの点数でした。
僕から見た2人の第一印象は”スポーツマン”でした。
実際にAさんは新体力テスト満点、もう一人もバレーボール部で県ベスト8の成績を残していました。

入塾後はまず学習空間のスタンダードなメニューをこなしていきました。
真面目さも相まって、2人は中3の1学期末の試験で40点ほど点数を上げてくれました。(←すごい!)
ですが、ここで大きな問題が立ちはだかります。それは・・・

まだまだ志望校に対して点数が足りない

ことでした。
塾の先生にとってはよくある話なのですが、この2人の場合は入塾前よりも50点以上上げなければなりませんでした。
もちろん点数も徐々に上がっていき、出来ることも増えていく中でお互いの信頼関係は非常に強くなっていた気がします。
2人ともバレーボールが大好きで、高校はバレー部が強いところに行きたいね、とよく話もしていました。

 私はこの2人のためにカリキュラムを変更しました。
通常よりも30%増しで、数学も別解がないか検討してもらう、英文法や数学の単元の早期予習を実施する、別教材をもう一つ用意して時間が許す限り演習を重ねる、などです。
おそらく大変だったかと思います。

ここでのポイントは2人が互いにライバルだと意識して取り組み、私の言うことを信じて実行してくれ、なおかつ、体力だけは人一倍あったことです。
2人がライバルでなく赤の他人だったら、私の言うことに疑念を抱いたら、体力がなかったら、カリキュラムは実行出来なかったように感じます。
当然ながら実力はしっかりとついていき、夏を過ぎ、冬になる頃には、彼らは200点を意識する高得点プレイヤーに変わっていました。

 ・・・・さてさて、ここまではよくあるお話ですよね。
実はこの2人が成長するまでの間に、私自身も大きな変化がありました。
私はこの間に教室の担当を外れ、新しい教室のオープンのため異動をしています。
夏前に、2人のいる教室を離れることが確定していたのです。
さらにですが、なんとこの2人は私とともに異動しています。
私が異動したのは3km離れた同市内の教室でした。
この2人は「自分たちも異動します。」と言い、私についてきてくれました。
「遠くなるけど大丈夫?」、「おうちの人からOKもらった?」と確認しました。(通塾も5分から25分に増えました)2人の意思は固かったです。

その後、新しい教室へと異動した2人の信頼に応えるべく、様々な事を実施しました。あとは初めに書いたとおりです。

 何かを頑張る上で大切な事は本当に色々とあるかと思います。
おこがましいのですが、この2人にとって、その1つが私だったのかなーって思います。
信じられる大人が近くにいるときの子供の爆発力は私自身も中学の頃に実感しているので、そうであろうと信じています。

さいごですが、今の生徒にとっても、これから出会うであろう生徒にとっても、自分の存在が勉強をがんばる上での一助となれるよう、信じてもらえるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

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