個別指導塾の学習空間 埼玉中部エリア 浦和大東・大宮宮原教室担当の小林です。
今回は中学2年生の冬頃から入塾してくれた生徒について紹介します。
元々の点数が5教科平均で60点くらいで、勉強に対するモチベーションも低くはなかったけれど、定期試験や課題などは必要に迫られてやっているという感じでした。
最初の頃は、わからない問題がでてきたら、あまり考えもせずに「全部わかりません」といった感じで、先生に完全に頼りきりでした。解説をしても、難しい部分になってくると、途中から諦めてしまい上の空になってしまうことも度々ありました。
けれど、受験期をむかえ、行きたい高校や目標にしたい点数などが具体的になりだしたたことで、普段の勉強を自分のこととして意識しだし、少しずつ自分で例題を見返してみたり、頑張れるところまでは考えていくようになりました。質問する時も、「ここまではわかったが、この部分がわからない」や「解説のこの箇所がわからない」など、質問が的確になってきました。
自分で考えるようになったこととにより、質問の内容が変わった頃から、成績に変化がでてきたと思います。特に数学と理科に関しては、最終的に90点くらいまで取れるようになりました。
大切なことは、まずは自分でできることは頑張る。
解説を聞いたら自分なりにかみ砕いて理解しようとする。
解いた問題をもう一度解いてみる。
ごくごく当たり前のことで、日頃先生などからよく言われていることだと思います。わかってはいても、なかなか継続して行うには根気が必要だと思いますが、基本を忠実にコツコツとやっていくことが、何より大切なのだと思いました。地味な作業ですが、当たり前の作業をめげずにこなしていくことで、段々と力がついてくると思います。