栗東西教室

基礎のお話し

個別指導の学習空間 滋賀エリアの丹羽です。

つい先日まで行われていた冬期講習で、初めて受講する生徒に講習の進め方として伝えていた勉強法を紹介します。と、言っても特に目新しい内容でも変わった内容でもなく、ごく当たり前と思われる内容になります。

① 解説をよく読み、解き方を真似する
…新しく勉強する内容であればもちろん、復習の内容であっても、よく読む事が大切です。分かったつもりでいた事でも新たな発見があるかもしれません。この「よく読む」が出来ていない生徒は意外に多いと思います。気持ちが急いていては、理解出来るはずのものでも出来なくなります。

② 間違い直しは、「なぜ」間違えたのかを理解できるまで
…「間違い直し」は、赤ペンで正しい答えを書く事ではありません。個人的には、正しい「間違い直し」が出来ていれば「正しい勉強」が出来ていると思っているくらい大切なことです。
○つけをした後、間違えた問題はまず「解き直し」をしてみる。解き直して正解出来れば、どこで間違えたのかも気づけるはずです。解き直しても正解が出来ない場合は、解答の解説を見る。理解できなければ、必ず先生に聞く。分からないままにしないことが次につながります。最初は出来なくても、2度目に同じ間違いをしなければいいのです。
「正しい間違い直し」をしていると、自分の間違いの傾向が掴めてきます。間違いの傾向を知れば、注意するべきところも自然と分かります。こうした意識が、ケアレスミスの防止にもなります。

今回紹介させてもらったのは基礎みたいなものです。「よく見て真似する」「直しは分かるまで」の2つだけでもまずは心がけてやってみてください。

学習空間の先生たちは、生徒のみんなの成長を願い、自学自習が出来る生徒を育てています。「勉強のやり方」を教え、「問題の解き方」は生徒自身に気づいて欲しいと思っていますが、基本的には教えたがりな先生ばかり(多分)です。ドンドン頼ってください!

視写のススメ

個別指導の学習空間 滋賀エリア 栗東西教室&野洲教室の丹羽です。

みなさんは「視写」をという勉強法をご存知でしょうか?
最近では、小学校の宿題などで出される事が多いみたいで(専用の教材があったりもします)、昨年から、自分が担当する野洲教室の小学生カリキュラムに「視写」を組み込んでいます。導入して実感している一番の利点は「取り組みやすさ」です。我々講師はもちろん、いろいろな効果を期待して「視写」に取り組んでもらうのですが、実際に取り組む側の生徒にとっては「(教科書等に)書いてある事を書き写すだけ」であり、「視写」は読んで字の如く文章を「視て」「写す」という、やるべき事が明確であるため集中して取り組む事が出来ますし、「写す」だけなので“分からない・難しい”ということがなく、最後までやりきる達成感も味わえます。
しかしこの「視写」は、テキトーにやろうと思えばいくらでも手を抜く事が出来てしまいます。テレビを見ながら、音楽を聞きながらでも出来るでしょう(塾にはテレビも音楽もありませんが)。何もしないよりは、多少マシかもしれませんが、どうせやるなら実のあるものにしたいですね。簡単に取り組むことができる「視写」でも、取り組む姿勢や心の持ち方で、良くも悪くもなるということです。

文部科学省のHPには「視写」の効果として、以下のように紹介しています。

1.集中力を付ける
2.字が上手になる
3.文章表現の技法を覚える
4.表記のルールを覚える
5.暗誦や記憶に役立つ

一言一句、句読点にまで細心の注意を払って取り組む事で集中力が鍛えられます。文章中の知らなかった言葉や表現に興味を持って調べる事で、語彙力や表現力を豊かにする事にも繋がります。文章を読むことは読解力の養成にもなります。

「視写」は小学生だけのものではありません。中学生でも高校生でも、是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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重要な事が何かを意識する

個別指導の学習空間 滋賀エリア 栗東西教室・野洲教室の丹羽です。

これから新年度に向けて、スケジュールの立て方について紹介したいと思います。

以前、時間管理に必要なのは「緊急度」と「重要度」をバランスよく管理する事だと教わりました。

この「緊急度」と「重要度」にそれぞれ高・低を組み合わせると

①「緊急度:高×重要度:高」

②「緊急度:低×重要度:高」

③「緊急度:高×重要度:低」

④「緊急度:低×重要度:低」

の4つに分けられます。

もちろん、①が最優先になることは間違いがないのですが、これに追われているばかりでは他の事に手が回らなくなるばかりです。逆によくあるパターンとして、④に分類される事(TVやゲームなどでしょうか…)に時間を割き過ぎる事です。息抜きも大事ですが、ここのバランスが崩れると、結局①がどんどん増えてくるという悪循環に陥ってしまいます。そのためにも②に集中する事が大切になります。

これから新年度を迎えるにあたり、新中学1年生と新高校1年生のみなさんはとくに、これまでと生活リズムが大きく変わる事になるでしょう。新しい学校、新しい人間関係、勉強に部活にと、期待や不安がある事だと思います。

そんな中、学習時間というのは減らしやすいものです。しかし、勉強は確実に重要度の高いものであり、ないがしろにするべき項目ではありません。かといって、睡眠時間を削ったりして、授業に影響が出ては元も子もありません。

これからの新生活を充実させるためにも、自分のやるべき事を①~④の4つに分類する事から始めてみませんか?

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