大学受験

勉強の始め方と終わり方

個別指導塾の学習空間、兵庫エリア、稲美・加古川野口教室の吉田です!

今回は私が大学受験期に実際にやっていた勉強法についてお話させていただきます。今回は特に1日の勉強の始め方と終わり方に着目してお話ししようと思います。高校3年生のときにしていたことなので、小中学生には向かない話も出てくるかもしれませんが、何か少しでも生かすことができれば幸いです。

まず始め方についてお話します。どんなにすごい勉強のやり方を知っていても、勉強を始めないことにはその力を全く生かせません。そのため勉強を始めるために私がやったことはまずは“机に向かう”ということです。何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、これが本当に大切です。
なぜなら、勉強のやる気が出てくるのは“実際にやろうとしてから”だからです。難しい話になりますが、脳には側坐核という人間のやる気を出す器官があります。側坐核は人が行動を起こすまで働いてくれません。
たとえば大晦日に大掃除をやるとき、やるまではやる気全然なかったけどやり始めたら止まらないことってありませんでしたか?それは側坐核による働きのものです。実際に動き始めればやる気は勝手に脳が出してくれます。
つまり勉強のやる気を出すにはまず勉強を始めないといけないのです!
また、勉強をやり始める時間もすごく重要になってきます。お昼や夕方から勉強を始めてしまうとせっかく出たやる気を無駄にしてしまいます。そのため朝から勉強を始めるのが大切です!

そして勉強の終わり方ですが、私がよくやっていて今もやっているのがその日にやった勉強の内容を思い出すということです。1日にやった内容を適当に思い出すわけではなく、1日の初めから何をやっていたか明確に思い出すことが大切です。
よく問題を解いた後にもう一度やり直しをする方が多いと思います。それも非常に大切です。ただそれだけでは十分ではありません。個人差にもよりますが、人間は1時間経つと半分の物事を忘れ、1日経つと4分の3は忘れてしまいます。いくら入念にやり直したと言っても、脳の構造上ある程度忘れてしまうことは免れないのです。
そこで空いている隙間時間にその日にやった勉強内容をはじめから思い出すのです。私はお風呂に入っている時間によくやっています。例えば化学でいうと、その日にやった反応式を頭の中で書いてみます。それで思い出せなかったら完全には覚えきれていないということなので、もう一度見直します。何をやったかも覚えていない場合は、やり直し方を見直した方がいいかもしれません。
何もすることがない時間を有効的に使うことができるというところが一番の利点であると思います。またその日の自分の勉強の内容を把握し、勉強ペースも見直すことができ、一石二鳥です。

このように勉強の始めと終わりは非常に大切なものになってきます。
勉強の始め方ひとつでその日にできる内容の濃さが変わってきます。
勉強の終わり方ひとつでその日にやった勉強の定着率が変わってきます。
勉強の始めと終わりを意識して勉強をするとよいかもしれません。

以上が、一部ではありますが私が大学受験でやっていた勉強法になります。少しでも皆さんのお力になれたらうれしいです。

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正しい努力の必然性

個別指導の学習空間 群馬エリア 前橋大島教室・伊勢崎東教室の古川です。

今回お話しさせていただきたい生徒は今年の春に無事第一志望校に合格した高校生のA君についてご紹介したいと思います。

さて、予備校や塾の広告で“センター試験英語9割突破!!”といった文言をよく目にします。実際に9割の得点を獲得する生徒は少なからず存在します。ですが、元々英語が得意な生徒や帰国子女といった様々な背景が存在するのではないでしょうか。そういったバックボーンを考慮せず、「それなら少し頑張れば自分もできるかも・・・」と考える生徒が多いのではないかと思います。申し上げるまでもなく大学受験は高校受験の比ではありません。その為「自分ではすごく頑張っている」が「当たり前の頑張り」なのです。
 
上位校の生徒が上位の大学へと進学するということがある種王道のルートかもしれません。しかし、A君はそのような上位の高校ではなく自分の力=努力で合格を掴み取りました。
中でも彼は理系にも関わらずイチからのスタートでセンター試験の英語で9割≒180点を獲得しました。そこで今大学受験生の方々に学習のヒントとなればと思いお話しさせていただきます。

簡単にA君についてお話しさせていただきます。
彼が通学していた高校は大学進学者があまり多くはない学校でした。
初めて彼に会ったのは私がちょうど一年目の時でした。

彼はお世辞にも英語が得意というわけではなく、まさに“イチから”のスタートでした。また、彼は理系大学への進学希望でした。

ですが、彼は必ず成績が上がるだろうという確信が私にはありました。
それは“素直さ”でした。

勉強における“素直さ”の大切さは他の先生方が多く述べられているので多くは語りません。彼は私自身が設定したカリキュラムを必ず毎回行いました。また必ず自分の力で問題や解説を読みました。

勉強における
・一日に決めた内容を必ず行う事
・問題文や解説を必ず読む事
この二つのことは、誰もが大切なことだと理解していることだと思います。
ですが、“分かっていること”と“出来ること“このことは大きな違いです。

彼の実力が大きくついたのは下記の3点を自然と実施できていたからだと思います。
・実行:一日にやるべきことを必ず行う。
・考察:どのような問題なのか、なぜ間違えたのかを問題文や解説を必ず読み考える。
・反復:理解したことをできるようになるために繰り返し問題を演習する。

この3点を行う事が出来れば必ず成績は伸びていくと思います。
実際に彼は同じ問題集を5周したこともありました。

そんな彼は最初にも述べましたが、無事に第一希望の公立大学に合格しました。
前途有望な彼の将来に私自身心ひそかに期待し、そして応援しています。

最後になりますが、中学生であってもたとえ高校生であっても成績を伸ばしていく為に必要なことは“実行”“考察”“反復”の3点だと私自身思います。
特に大学受験生となると自分自身の人生に大きく関わります。
後悔をしない為にも、やるべきことやることが非常に大切です。

誰の為でもなく、受験生のみなさん自分自身の為に一日一日を大切になさって下さいね!!

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あきらめないこと

個別指導の学習空間 群馬エリア 伊勢崎西教室・前橋総社教室の遠藤です。

今回は、僕が初めて学習空間の講師として送り出した受験生のAさんのお話をさせていただければと思います。

その生徒は高校受験の時にも通ってくれていた生徒で、学習空間のことを知りつくしている学習空間マスターでした。その生徒は最後の大会までしっかり頑張り、夏に入るときに戻ってきてくれました。

夏の時にはお世辞にも勉強ができるというわけではなく、志望校なんて考えられないといったレベルでしたが、Aさんはひたむきに努力をしてくれました。1番最初に来塾して、1番最後に帰宅するという形でした。効率のいい生徒ではありませんでしたし、理解がとても早いというわけではありませんでした。しかし、僕はそのひたむきさに、素直さに、その頑張りに強い意志を感じました。

休みの日にもしっかり取り組み、コツコツと努力をしてくれました。最後の最後まであきらめませんでした。

入試自体が何度も日程を変えての受験だったので、終わった日には次のことを考え今日ダメだったところをしっかりと取り組みました。そんなAさんの思いが届いたのでしょう。無事合格を勝ち取ってくれました。

たまに、話をする機会があるのですが、今では楽しくキャンパスライフを送っているみたいです。
自分の目標に向けて頑張ってほしいですね!

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熱意を持つ

個別指導塾の学習空間、富士吉田教室・都留教室の大江です。

今回は、2年前に指導した生徒について書かせて頂こうと思います。

初めて彼女と会ったのは、講師交代で教室に行った日でした。
最初は皆、初めて会う先生にある種の警戒(?)をしているのか、少しよそよそしい感じでしたが、時間が経つにつれ自然と笑ったり相談したりできる間柄になりました。
しかし、そんな中、彼女だけは常に壁を作っている感じで、時には取り付く島もない様子でした。後から分かったことですが、一種の男性恐怖症で、どう接すれば良いか分からなかったようでした。
元来、能天気な私は、単純に彼女のことを人見知りが激しい内気な子だけだと思い込んでいました。だから、当然どんなに話しかけても関係が改善する訳もなく、「結構強情なやつだな」ととんちんかんなことを考えていました。

そんな時、親御様と話す機会があり、事実を知りました。
性転換するわけにもいかないので、色々考えた結果、彼女に「俺は男ではない、先生だ」と今考えても意味不明なことを言った記憶があります。
最初はポカンとしていた彼女でしたが、しつこく言い続けると次第に打ち解けて話をしてくれるようになりました。

そして、話をする中で、彼女が勉強面でどこが苦手なのか、将来何をしたいのか、こちらが把握していたと思っていたこととは、全く違うことを彼女が悩み、考えていたことが分かりました。
ただ、それが明確に分かった時には高3の秋になっていたので、そこからでも手が打てるところを、本人・親御様と話して計画を練っていきました。
具体的には、それまでは苦手な日本史や数学を中心にやっていたところを、完全に数学を捨てて小論文に力を入れることにしました。
本来は小論文は短時間で力が付き、結果のでるものではありませんが、彼女は毎日塾で0時近くまで残って頑張ってくれました。
その結果、短期間で信じられないぐらい良い文章を書けるようになりました。
そして、彼女は無事に第一志望の大学に入学できました。

本来、そんな遅い時間まで付き合うと、こちらも疲れてきたりするものですが、当時は何の疲労感も感じませんでした。
考えてみると、彼女の熱意に押されて、こちらも良い意味で乗せられていたんだと思います。

そこで分かったことは、どんなことにも熱意をもってやれば必ず、周りにそれが波及し、良い結果がついてくるということです。
私も熱意をもって話したからこそ、彼女の心を開けたのかもしれません。

今後、皆さんの中には受験やそれ以外でも大きな壁にぶつかることがあるかもしれませんが、乗り越えたいと思ったとき、熱意をもって取り組んでみてください。
きっと想像以上に新しい道が切り開かれると思います。

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立式。何はともあれ立式。

個別指導の学習空間、静岡中部エリア 焼津小川教室の上石です。

今回は私が大学受験に向けて行っていた物理の勉強法についてお話しします。

突然ですが物理の計算問題で大切なことって何でしょう?
正確さやスピードはもちろん大切ですよね。

しかし何よりも大切なのは、解を求める式を立てること。
つまり、『立式』だと私は考えています。

いくら早く、正確に計算できてもはじめの式が間違っていたら話になりませんよね…(汗

例えば力学の問題で、「高さ9.8mの高台から10gの小球を静かに落下させたとき地面に落ちるのは何秒後か」なんて問題があったとします。

このくらいの問題ならば公式に当てはめるだけで答えを求められる人は多いと思います。

では次に、「上空に向かって2m/sで上昇する気球に乗った人が、地上から9.8mの高さになった時に静かに10gの小球を手放した時、小球が地面に落ちるのは何秒後か」なんて状況になるとどうですか?

顔をしかめた人、いますよね?

気球に乗るだけで、ただの自由落下よりも難しくなるのが物理です。

物理の問題はいろんな状況設定ができてしまうからこそ、それぞれの問題で「どのように立式すればいいのか」という思考力が重要になってきます。

『物理を勉強している高校生のみなさん、とにかく立式の練習をしてください!』

極端な話ですが、その後の計算は省いても、電卓を使っても構わないです!
(むしろ手計算の精度は数学でその力を養った方がいいと思っています。)
式を立てた段階で答えを開き、自分の考え方が正しいか確かめる。
上手く立式できているなら、別のパターン、別の問題にどんどんうつっちゃいましょう。

最後に一つ注意点です。

この勉強法はテストを意識した勉強をする際にしないでください。

当然ですがテストには時間制限がありますよね。
限られた時間の中で的確な考えと正確な計算ができるかが見られているわけです。
テスト前は計算も含めて、それぞれの問題を解くのにどれだけ時間がかかったのか、しっかり把握しておきましょう。

テストが明けて自分の受験勉強をする、というタイミングになったら、ぜひ様々な問題で立式の練習をしてみてはいかがでしょうか?

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将来へのビジョン

個別指導の学習空間、高崎筑縄教室・伊勢崎南教室を担当しています渡辺です。
今回はとある高校生のお話をしたいと思います。

その生徒が入塾したのは中学1年生の頃でした。サッカーが好きな生徒で、部活動にも熱心に取り組んでいました。
ただそれと同時に行きたい高校でもサッカーを続けたいという思いもあったため、毎日塾に通い入塾前合計で300点ほどだった点数から400点以上を取る事が当たり前になるようになりました。
その後無事高校にも合格しました。

しかし高校に入ってから1学期のテストで大きく躓いてしまいます。
部活中心の生活をしてしまったため、最初のテストでは学年で320人ほどいる中で264位という順位になってしまいました。
やはり中学とは違い、近いレベルの生徒が多くなったため、勉強に対する努力をしていないとそれが結果にも表れやすかったのです。
その結果を見て私は、このままではせっかく希望の高校に入れたのに、その先の進学だけでなく将来やりたい仕事もやれない可能性もあるという話をしました。
また、進学したらどんなことを勉強したいのか、将来どんな仕事に就きたいのか本人とより話すようにしました。
すると自分で徐々に気になる大学などを調べるようになり、自分の将来について本気で考えるようになりました。
本人もこのままでは目指せないと思ったのか、それを期に出来る限り毎日塾に来るという意識を持つようになりました。
順位もいきなり良くなったわけではないですが、徐々に毎日通うということにも慣れていき、テストを重ねるごとに150位→110位→60位・・・と順位を上げていきました。
本人も順位が上がる度に、テストに出る傾向や先生の癖などを見抜いていき、今では27位まで順位を上げるようになりました。

その彼は将来的には指定校推薦を狙えるまでになっていて、このままいけば希望の大学の推薦が取れるところまできています。
彼は将来大学でスポーツについて勉強し、サッカーのインストラクターを目指しています。
こういった生徒の成長を見ていると、やはり将来へのビジョンを意識するというのはとても重要なのだと思いました。
このままさらなる高みを目指して今後も努力してくれると期待しています。

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自分に適した勉強法

個別指導の学習空間 埼玉西部エリア 入間藤沢教室と川越南教室の間宮です。

大学入試に向けての勉強は長期間やっていくことになるので、自分なりの勉強スタイル、勉強法を身に付けていくことが大切です。例えば英単語を覚える方法一つとっても、ひたすら単語を書く、赤シートで隠して目で見て覚える、発音を聞きながら、声に出しながら覚えるなどいろいろあります。
どの方法が正解というのは厳密にはないと思っています。なぜなら書いた方が覚えられるという人もいれば、声に出した方が覚えられるという人もいたりと、覚えやすさには個人差があるからです。
なので自分にはどの方法があっているのかを試し、見つけ出すのが一番良いと思います。
ただ、すぐに見つけ出すのは難しいと思いますので、私自身がどの方法を用いたかや上記の英単語の覚え方のメリットとデメリットを個人的な意見ですが述べたいと思います。

まず、書いて覚える方法のメリットはスペルを実際に何度も書くので、スペルをしっかり覚えたい場合に適しているところです。反対にデメリットは一つの単語に対する時間が多くかかってしまうことです。
次に目で見て覚える方法ですが、他の方法よりも短時間で多くの単語に触れることができるのがメリットです。しかし、目で見ただけなのでスペルが定着しにくい点がデメリットです。
最後に発音を聞く、声に出す覚え方ですが、メリットは単語を覚えられるだけでなく、リスニングや発音問題に強くなれることです。デメリットは発音を確認する際に電子辞書や単語帳付属のCDを使う必要があるので、少し手間や時間がかかることです。

私自身が大学受験で単語を覚える際には、目で見て覚える方法を主に用いました。受験勉強の初めのうちは書いて覚えていたのですが、一つの単語に時間がかかってしまうため、なかなかペースが上がらず単語を覚えるのが苦痛でした。
そこで気分転換も兼ねて自分が受けようと思っている大学の過去問を分析したところ、第一志望、第二志望の大学共に英語は記述式ではなくマーク式とわかりました。
センター試験もそうですが、マーク式は選択問題なのでスペルを実際に書く必要はありません。
少しでも単語を覚える手間や時間を省きたかった私は、スペルは書けなくてもいいから単語の意味を優先して覚えようという結論に達しました。

そのようなこともあり、最終的に多くの単語に触れられる目で見て覚える方法が単語の意味を覚える際に適していると思い、選びました。
単語にかける時間が減ったため、苦痛が軽減されたことや、好きな教科をさらに伸ばす時間に使えたことも私にはプラスになりました。
自分に適した勉強スタイル、やり方を身に付けられると、長い受験勉強の負担や苦痛が軽減されるので、見つけてみてください。

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学校の都合に合わせない!  「いい子」じゃないほうが大学受験に勝てる!?

こんにちは! 山梨県の学習空間 石和教室・学習空間プラス講師の宮嶋です!

今回は僕が家庭教師として指導させていただいた、高校3年生の女の子Mさんについてお話させていただきます。

私が最初にMさんの家にお邪魔したのは、高3の四月でした。

県でも指折りの文化部に所属していたMさんは、部活に一生懸命で勉強をあまりしておらず、将来への目標も特になく、でもこのままじゃいけないとい焦りだけがあるようでした。

Mさんにはやる気はないわけではないけれど、その教科に苦手意識が強かったり、問題集が難しそうだと全くやる気が出ないらしいということに気づきました。

そう考えて、あらためて、Mさんに学校から配布された参考書・問題集を見てみると・・・・難しすぎるし、多すぎる、わかりにくい!!

そこで、僕は、それまでMさんがもっていた教材をいったん無いものと考え、彼女の学力をのばすために最適なものを探すことにしました。

具体的には、現在の彼女に難易度・ボリュームが合っており、さらに彼女の好みも大切にして教材を探しました。
僕は、いい教材に出会うことは、いい先生に出会うことくらいすばらしいチャンスだと思っています。

たとえば、古典単語集は4種類、英単語集も3種類用意し、その中で一番やる気が出そうなものを選んでもらいました。
また、文法問題集も学校のものより、かなりコンパクトでわかりやすいものに変えました。
社会は夏までは日本史をやっていましたが、思い切ってやめてもらい、倫理に乗り換えてもらいました。
苦手で、模試では毎回50点中10点くらいだった漢文も、まずは薄い問題集からスタートしていきました。
夏休み以降は数学は勉強しなくていいと伝えました。

その結果、まず、明るく勉強するようになってくれました。
最初は覚えづらかった単語も、頭の中がだんだんと切り替わってきて、覚えるスピードがどんどん速くなりました。
文法もテンポよくすすめられるので、長文への抵抗感もなくなりました。
漢文は2冊目の問題集をマスターするころには、40点台もでるようになりました。

4月には偏差値45くらいだったのが、最後には55くらいまであがり、日本大学はセンター利用で合格でき、さらに第一志望の公立大学にも無事に合格できました。
最終的には、センター国語の漢文は満点だったそうです。

Mさんの指導の中で僕が感じたことは、
「高校のペースにひきずられないように気をつけなければならない」ということです。
高校の先生は、生徒ひとりひとりの目標に合わせるわけではなく、できるだけ広くカバーできるような問題集を与えます。
また、高校の先生は、生徒ひとりひとりに必要な教科ではなく、自分が指導している教科をちゃんとやるように言います。
さらに、高校の先生は合格に有利な、点数が取りやすい科目を教えたりはしません。
それが、高校の先生の役目だからです。

ですが、それに「いい子で」従っていては、自分の目標達成にマイナスになること場合も多くあります。

正直、高校の指導内容とはかなり異なるルートでMさんを指導することに、不安を感じたこともありました。

ですが、最初のころのように「やらなきゃいけない、でも、自分に合っていない、つらい」という顔をしなくなり、

いきいきと勉強して、実際に点数を伸ばしてくれたMさんに勇気づけられ、合格までたどりつけました。

学校の勉強にいきづまったとき、気合いと根性では乗り切るより、自分に合った教材を探してみるのは、とても有効な方法です。

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「先生のことが信用できません」

個別指導の学習空間,佐倉臼井教室・八千代大和田教室の小西です.

 確か5月の半ばでした.4月のはじめに入塾し,塾でそつなく勉強をこなしていた高校3年の女子生徒(プライバシーの観点から,本名や学校は伏せさせて頂きます)に言われた言葉.入塾した時から少し男性が苦手な印象はあったので,あまり踏み込まずに僕もそっと接していたふしがありました.彼女の母親から電話があって,「少し悩んでいることがあるみたいなので話を聞いてやってほしい」と言われたその日,僕は彼女を塾の外に連れ出し,「やるべきことはやっているし,勉強はちゃんとしているのだけど,ちょっと勉強に踏み込めていないというか,本気になれていないというか,そういう感じがするのだけど,何か思い当たることはある?」と聞いてみました.彼女は少し悩んでから,話し始めました.

 「先生のことが信用できません」彼女はそう言いました.声は比較的普段と変わらずはっきりしていたが,目はそらしていた気がします.僕はショックもありましたが,何より感謝の気持ちが先にこみ上げてきました.基本的に生徒は先生に文句を言いません.それは保護者も同じで面と向かって塾や学校の先生に文句をいうことはほとんどないと思われます.塾を辞めるときだって,本当は不満が爆発しそうなのに口では「お世話になりました.ありがとうございました」と言うものです.僕だって例えばコンビニの店員の接客態度が悪くてもその場で言ったりはしません.それと同じことですし,何も悪いことはないのです.

 彼女に理由を聞くと,まあ出会ってまだ日が浅いというのも当然ありますが,「学校の先生と違ってちゃんとしていなさそうだし,学校の先生と言ってることが違う」のだということでした.確かに僕は学校の先生と違ってネクタイもしていないし,喋り方もきちんとした大人のそれとは違うと思います.喋る内容も捻くれたものが多いことは自覚しています.「学校の先生と同じことを言っていても意味がないと思っているから,僕は僕の正しいと思うことを話している.それに賛同する必要はないし,おかしいと思ったらおかしいと言って欲しい.学校の先生と,親と,塾の先生がいて,みんな同じことは言わない.それは当然で,何を信じるかは君が考えて決めていけばいい.でも受験に関しては,まず僕らに付いてくるということが大事だと個人的には思っているので,一度信じて欲しい」
 確かそんな話をした記憶があります.我ながら薄っぺらいことを言うなぁと思いましたが,言ってることは本心からでした.取り留めのない会話もし,しばらくしたら彼女が泣き出しました.先生の話に心を動かされたとか感動したとかいうハートフルな意味ではなく,ただなんとなく涙が出てきた,と言う表現が正しいように感じます.

 その日から彼女の雰囲気は徐々に上向きになっていきました.勉強している内容は変わらないが,気持ちの入り方が良くなってきたのです.やることをやっている生徒でも気持ちの入っている生徒とそうでない生徒がいる.これは塾や学校で生徒を指導している方からしたらよく分かる感覚だと思われます.

 しかし,そんなに簡単に成績が上がるわけではありません.その当時の彼女の成績はセンター英語が27点.200点中の27点です.100点満点換算だと13.5点.それなりに英文も読めていたのですが,いざテストをするとこの点数.こういうことは,特に高校生だとよくあります.日々の勉強はよくやってくれているから安心していて,いざテストになると何も定着していなくて散々な点数を取ってくるパターンです.彼女には悪いですが,高3の5月でこれだけ低い点数を取ってきた生徒は彼女が初めてです.僕はそれまで彼女にやっていた英文解釈や読解の教材をすべて中断しました.センター英語で20点台ということは,高1はおろか中3レベルの英語ですらまともに定着していないはずだからです.入塾の段階でそれを見抜いて舵を切れなかった自分を恥じながら,数学や理科の比重を少し落として,その分をすべて英語に注ぐように指示を出しました.教材もこれを期に日向清人先生の『クイズでマスターするGSL基本英単語2000(以下GSLと略記)』に変更し,ひたすらやることになります.単語帳と言えばシステム英単語や速読英単語,ターゲット1900などが有名ですが,下位層の生徒はこれらの単語帳の土台になる中学レベルの英単語の定着がままならない場合がほとんどです.土台がないのにその上により高レベルのものを積んでも無意味ですし,すぐに崩壊してしまいます.穴が見つかったときは戻れるところまで戻り,そこから高速で追いつくしかありません.かくして彼女は新しいスタートを切りました.

 1ヶ月や2ヶ月で20点台が半分を越えてくるなんてことはよほどのことがない限りありません.それは彼女にも言い聞かせて,辛抱強くやるように日々伝えました.7月末の河合塾の全統マーク模試では,僕の予想通り50点台.本腰を入れて勉強し始めて2ヶ月ほど経ったあたりでしたのでこの50点台は本人が一番キツかったと思います.でも5月で20点台の受験生が7月の模試で飛躍的に点数が伸びることはやはりほぼありません.必ず伸びるから折れないように,声をかけ続けながら指導を続けました.

 また,彼女の志望校は小論文が課せられていますので,これもどこかで対策をしなければなりません.然しながら僕は小論文の指導は正直ろくに出来ませんので,知り合いの予備校講師に添削指導をお願いすることにしました.数理の比重を落としてGSLに時間を割いていたところに,小論の添削課題をこなすのはかなり大変です.最初は書くことにも慣れていないので,1つ仕上げるのに3時間ほどかかってしまいます(課題の性質上,時間は無制限で良いと伝えています).しかし塾で行う分は減らせないので,小論文課題は土日に回し,勉強量を純増させる形でなんとか乗り切るしかありません.今から考えると,英語があの状況でよく小論と一緒に乗り切ったと思います(今も同じ勉強は継続中です).

 9月の下旬から変化が見られ始めました.ある日,センター英語の過去問を時間通り80分で解いて122点を取ってきてくれました.もちろん初見の問題です.GSLをやり続けて2周目の中盤に差し掛かったあたりから英文解釈の指導も復活させて,少し硬い英文を和訳する訓練も追加しておいたのも功を奏したのかもしれません.また,この少し前の9月初旬のあたりから数理の点数も安定してきました.僕は個人的に,小論文の指導がかなり効いているように感じられます.小論文はとにかく知識よりもものをじっくり考えることに重点を置かなければなりません.課題と向かい合って,自分の頭で考え,文章を書く訓練によって学力の地盤が築かれ,全体の点数の底上げに繋がったのだと思います.

 さて,今回はとある受験生のことを書かせていただきました.少しでも,普段の僕の求める空気感,教室の風景,生徒のリアル,そういったものが見えたならばこれ以上の幸福はありません.

千葉の塾なら個別指導の学習空間

Where there is a will、there is a way.

“個別指導塾の学習空間、伊勢崎西、前橋小出教室の石田です。

僕はこの仕事をしていて本当に学ぶことが多いと痛感します。いよいよ冬になり受験となり、大学受験を振り返って、以前いた高3生2人の男の子たちを思い出します。
この二人には本当に色々勉強させてもらいました。部活しかやっていなくて志望校判定もキビしいものでした。いよいよ部活も終わり、そんなときに塾にやってきてもう時間がないことと一日のほとんどを勉強につぎ込む覚悟をもつこと。月並みではありますが、とりあえずそんなところからスタートしましたが、受験が終わってみると、二人とも志望校合格、国公立と有名私立大に見事合格しました。僕の力は本当に僅かなもので本人達になせばなると言う事を勉強させてもらいました。今では二人とも大学生になり友人だと思っています。

今からセンターまでの期間不安なこともあると思います。それをぬぐい去るのが僕の仕事だと思っています。先の男の子の兄弟が塾に通ってくれています。なんとか大学合格できるよう全身全霊サポートしていきたいと思います。

http://gunma.gakushu-kukan.com/