大学受験

戦略の大事さ

個別指導の学習空間、富士吉田教室・都留教室の大江です。

今回は富士吉田教室で指導した生徒についてお話します。

彼とは5年ほどの付き合いがありましたが、初めて会った当初は英語が絶望的にできない状態でした。本人曰く、学校の先生との相性が悪く、一切勉強する気になれないとのことでした。その代わり、数学や理科は非常によくできていましたが。
しかし、高校受験ではバランスよく点数を取る必要があるため、本人に発破をかけながら単語や基本文法から見直したことで、志望していた高校に入学しただけでなく、アッパークラスに入ることが出来ました。
そんな彼ですが、高校に入学後は、自分でやってみたいとのことで、いったん塾を卒業となりました。

それから数年経って、彼が高校3年生の春に「大学受験のために、もう一度、塾に入りたい」との連絡がありました。
再開した彼は、私が初めて会った時と同じく、英語が全くできない状態になっていました。進度の速い高校の授業で苦手意識を払拭できていなかった英語を、ずっと後回しにしてきた結果でした。しかも、入りたいと言っていた大学は彼の現状からは偏差値が高く、とても高校英語を一からやって間に合うような学校ではありませんでした。

そこで、彼と何度も話し合い、大学合格に向けて戦略を練りました。
そこで出た結論は、得意な数学と生物に完全に集中して、苦手な英語はやらないというものでした。
塾の講師として、本来であれば英語を伸ばしてあげるべきなのかもしれませんが、現実的に残された時間から、その方針で進むことにしました。
その後、彼も後がないことで毎日必死に取り組み、何度も過去問をこなす中で、合格点を突破するようになり、先日、見事合格することができました。

今回のやり方は極端な例でしたが、受験は行き当たりばったりでどうにかなるものではないため、事前に戦略を練ることがとても大事です。
中国の孫子の言葉に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」というものがありますが、自分は何が出来て、何が出来ていないのか、目標まで何が必要なのか、そこまでやれる時間と能力が自分にはあるのか等々、様々な角度から考える必要があります。
そこには、夢や希望、理想といった華やかなものは無く、冷酷な現実と、熱意のある行動しかありません。そして、往々にしてその性質から一人で考えるのは難しいものです。

ですので、そういう時こそ学習空間の先生に相談してみてください。
やさしい言葉だけではないかもしれませんが、必ずその立場に立ってアドバイスをしてくれることと思います。

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理念の実現

個別指導塾の学習空間、守山・近江八幡教室担当の寺澤です!

高校2年生のKさんが、約1年間で大成長を遂げ、塾を卒業していったお話をさせていただきます。

Kさんは、高校1年生の秋に、数学の苦手克服が目的で入塾しました。
志望校はまだ決まっていませんが、指定校推薦をもらえるくらいの成績をとりたいというご要望。
文系科目は成績で8,9がつくくらい優秀でしたが、数学は平均を下回るときもあり、
評定平均の足をひっぱっているのは一目瞭然でした。

そんな彼女に、私は「このままだと指定校はもらえないし、もらえたとしても自分の行きたい
大学は選べないっていうのは分かるよね?
それに、敢えて言うけど個人的にはKさんにそんな舐めた受験をしてほしくない」と
初っ端から厳しい言葉を投げかけます。(私は基本標準語です。今思うと厳しすぎたかな泣)

後々話を聞くと、「なんで初対面でこんなこといわれなあかんのーっ」って思ったそうです笑。
でも、この言葉で火がついた彼女は、塾に来ては数学と格闘し続けました。

そこから回を追うごとに成長していき、平均は優に超えるようになったものの、
停滞し始めた彼女に、私はさらなる追い打ちをしかけます。

「よし。じゃあ次はクラスで3位に入りますか!」

…一瞬の沈黙の後、「そ、それは無理ですよー、とれるわけないじゃないですか泣」と泣き言をいう
Kさんに、自分の(若かりし)高校生時代の話をしました。

当時、私もKさんと同じような成績で、圧倒的に数学が足をひっぱっており、恥ずかしながら受験期に
入るまでは赤点の連続でした汗。そんな中、友人や学校の先生の助けを借りながら、
なんとか平均ぐらいは…といったところで入試を迎え、第一志望の合格を逃してしまいました。
そう、手遅れだったのです。

でも、そこで学んだ大切なことが、今でも自分の中に生きています。

「苦手なことこそ、きちんと向き合うと無限の可能性が見えてくる」

きっと多くの人が、苦手なこと・嫌なことからは逃げ出してしまいがちだと思います。
ただ、逃げるにしても、そこまでの過程としてきちんと向き合うことは大切だと考えています。

私自身は、数学について見え始めたところで受験を迎えてしまいましたが、
Kさんにはそうなってほしくなかった。その一心でこの話をした後も、一見Kさんの様子に
大きな変化は見られませんでした。
しいていうなら、質問のレベルが上がったなというくらいです。

そして、入塾後から約1年後に迎えたテストが終わり、Kさんは「何位だったと思います?」と
私に成績表を差し出しました。

「そりゃ3位でしょ?」と内心ビクビクしながら受け取ったその紙には、
数Ⅱ:1/38(90点)数B:2/38(84点)と書いてありました。

「とれるとは思わなかったけど、ちゃんと向き合って、
家や学校でも繰り返し努力したかいがありました!」
と語る彼女を横目に、その成績表をよく見ると、数Ⅱ:1/240の文字が。

「数Ⅱ、学年1位じゃね?」と問う私に、「え?」と戸惑うKさん。
彼女はやや天然(?)なところがあり、自分でも学年1位ととったということに
気づいていなかったのです。

この事実を目にし、塾なので大声は出さないようにしながらも目に涙を浮かべながら
喜んでいた表情は、一生忘れることはないものになるでしょう。

その後、文系の中でも数学を使わないコースを選択し、若干の残念さを隠していた私を横目に
Kさんは卒業していきました。

今では、憧れの学校の先輩が同志社大学の指定校推薦をもらったと聞き、私がけしかけたのもあって
「私も同志社目指してみます!」と日々頑張ってくれています。

今回は、「絶対〇〇点上がる必勝テクニック!」というようなものではなく、勉強に対する
向き合い方を変えてモチベーションを上げるといったメンタル面のお話をさせていただきました。
もちろんテクニックも大事ですが、立ち向かう勇気をもつことが何事にもスタートになると思います。

これからも、学習空間の理念の実現に向けて、日々生徒と向き合っていきます。

ご精読(!?)ありがとうございました!

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リスタート

学習空間兵庫エリア 加古川野口教室&学プラ(家庭教師)の藤島です。

今回はリスタートという題材で、不登校から大学合格を勝ち取った1人の男子生徒の話しをしたいと思います。

兵庫エリアがOPENした時に入塾してくれた当時中1だった Mくんという生徒が、この度無事に大学に合格しました。

彼は中1の途中で不登校となり学校はおろか中3の春の終わりまで塾にも来ていません。塾に来ていない時も3ヶ月に1度はお月謝をお支払い頂き、塾での席を確保してくれていました。お母様とは幾度となく面談を重ね、どうすれば立ち直れるか話し続けました。
本人には
『来れるときはいつでも気軽に塾によって、休みの日に一緒にラーメンでも食べに行こう。』
なんてことも言いました。笑

中3の夏ころ、このままじゃいけないと思った彼はついに学校に通い始め、少しずつ塾にも来るようになりました。こちらも彼の頑張りに応えるために全力で指導しました。そして彼は定時制で公立高校に合格しました。

その時彼は 『お昼はバイトで、夜から学校だから塾には土曜日しか行けない』 と言いました。
その言葉を聞いた私は 少しだけ驚き 『そっか、高校も一緒にがんばろう』と言いました。

彼の高校生活はとても充実したものになりました。

平日は朝から自転車屋でアルバイト。
バイクの免許取得、自分のお金で単車買う。
陸上部の部長になる。
恋愛をして高3で彼女が出来る
勉強は定期テストで10番以内!!

その定時には指定校推薦はないそうです。それでも学校の先生の信用も勝ち取りAO入試で大学受験に臨むことになりました。

土曜だけでなく、平日の指導後も使って面接練習しました。
始め『なんとかなるさ』という彼の態度に私がキレることもありました。
大学受験をなめるんじゃねえと詰め寄ることもありました。
かなり厳しい面接練習でしたが、彼は最後は仕上げ切り本番に臨みました。

そして見事合格。

後日、お母様と一緒に挨拶に来てくれました。

お母様にはたくさんの感謝の言葉を頂き、本人からも『この塾に入っていなかったら人生終わってた』と言われました。

彼は口コミや合格アンケートなどいろいろ書いてくれました。

そして指導後、誰もいなくなってから 最後まで残ってくれていた彼に私は

『ラーメン食べに行こう』

と笑いながら言いました。

中1からの色んな話をして、家まで送り届けました。

本当に価値のある素敵な時間でした。

人生つまずくこともあります。

それでもあきらめず、努力し続ければ、いつだって人は輝けることができます。

何度も何度も考えても答えの見つからないことなら、もう色々考えず行動しましょう。

動き続ければ必ず道は見つかります。

できることから、勇気を出して、
踏み出したその小さな1歩は

いつか必ずきらきら輝いた大きな夢に繋がっています。

頑張って。頑張ろう。

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勉強の始め方と終わり方

個別指導塾の学習空間、兵庫エリア、稲美・加古川野口教室の吉田です!

今回は私が大学受験期に実際にやっていた勉強法についてお話させていただきます。今回は特に1日の勉強の始め方と終わり方に着目してお話ししようと思います。高校3年生のときにしていたことなので、小中学生には向かない話も出てくるかもしれませんが、何か少しでも生かすことができれば幸いです。

まず始め方についてお話します。どんなにすごい勉強のやり方を知っていても、勉強を始めないことにはその力を全く生かせません。そのため勉強を始めるために私がやったことはまずは“机に向かう”ということです。何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、これが本当に大切です。
なぜなら、勉強のやる気が出てくるのは“実際にやろうとしてから”だからです。難しい話になりますが、脳には側坐核という人間のやる気を出す器官があります。側坐核は人が行動を起こすまで働いてくれません。
たとえば大晦日に大掃除をやるとき、やるまではやる気全然なかったけどやり始めたら止まらないことってありませんでしたか?それは側坐核による働きのものです。実際に動き始めればやる気は勝手に脳が出してくれます。
つまり勉強のやる気を出すにはまず勉強を始めないといけないのです!
また、勉強をやり始める時間もすごく重要になってきます。お昼や夕方から勉強を始めてしまうとせっかく出たやる気を無駄にしてしまいます。そのため朝から勉強を始めるのが大切です!

そして勉強の終わり方ですが、私がよくやっていて今もやっているのがその日にやった勉強の内容を思い出すということです。1日にやった内容を適当に思い出すわけではなく、1日の初めから何をやっていたか明確に思い出すことが大切です。
よく問題を解いた後にもう一度やり直しをする方が多いと思います。それも非常に大切です。ただそれだけでは十分ではありません。個人差にもよりますが、人間は1時間経つと半分の物事を忘れ、1日経つと4分の3は忘れてしまいます。いくら入念にやり直したと言っても、脳の構造上ある程度忘れてしまうことは免れないのです。
そこで空いている隙間時間にその日にやった勉強内容をはじめから思い出すのです。私はお風呂に入っている時間によくやっています。例えば化学でいうと、その日にやった反応式を頭の中で書いてみます。それで思い出せなかったら完全には覚えきれていないということなので、もう一度見直します。何をやったかも覚えていない場合は、やり直し方を見直した方がいいかもしれません。
何もすることがない時間を有効的に使うことができるというところが一番の利点であると思います。またその日の自分の勉強の内容を把握し、勉強ペースも見直すことができ、一石二鳥です。

このように勉強の始めと終わりは非常に大切なものになってきます。
勉強の始め方ひとつでその日にできる内容の濃さが変わってきます。
勉強の終わり方ひとつでその日にやった勉強の定着率が変わってきます。
勉強の始めと終わりを意識して勉強をするとよいかもしれません。

以上が、一部ではありますが私が大学受験でやっていた勉強法になります。少しでも皆さんのお力になれたらうれしいです。

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正しい努力の必然性

個別指導の学習空間 群馬エリア 前橋大島教室・伊勢崎東教室の古川です。

今回お話しさせていただきたい生徒は今年の春に無事第一志望校に合格した高校生のA君についてご紹介したいと思います。

さて、予備校や塾の広告で“センター試験英語9割突破!!”といった文言をよく目にします。実際に9割の得点を獲得する生徒は少なからず存在します。ですが、元々英語が得意な生徒や帰国子女といった様々な背景が存在するのではないでしょうか。そういったバックボーンを考慮せず、「それなら少し頑張れば自分もできるかも・・・」と考える生徒が多いのではないかと思います。申し上げるまでもなく大学受験は高校受験の比ではありません。その為「自分ではすごく頑張っている」が「当たり前の頑張り」なのです。
 
上位校の生徒が上位の大学へと進学するということがある種王道のルートかもしれません。しかし、A君はそのような上位の高校ではなく自分の力=努力で合格を掴み取りました。
中でも彼は理系にも関わらずイチからのスタートでセンター試験の英語で9割≒180点を獲得しました。そこで今大学受験生の方々に学習のヒントとなればと思いお話しさせていただきます。

簡単にA君についてお話しさせていただきます。
彼が通学していた高校は大学進学者があまり多くはない学校でした。
初めて彼に会ったのは私がちょうど一年目の時でした。

彼はお世辞にも英語が得意というわけではなく、まさに“イチから”のスタートでした。また、彼は理系大学への進学希望でした。

ですが、彼は必ず成績が上がるだろうという確信が私にはありました。
それは“素直さ”でした。

勉強における“素直さ”の大切さは他の先生方が多く述べられているので多くは語りません。彼は私自身が設定したカリキュラムを必ず毎回行いました。また必ず自分の力で問題や解説を読みました。

勉強における
・一日に決めた内容を必ず行う事
・問題文や解説を必ず読む事
この二つのことは、誰もが大切なことだと理解していることだと思います。
ですが、“分かっていること”と“出来ること“このことは大きな違いです。

彼の実力が大きくついたのは下記の3点を自然と実施できていたからだと思います。
・実行:一日にやるべきことを必ず行う。
・考察:どのような問題なのか、なぜ間違えたのかを問題文や解説を必ず読み考える。
・反復:理解したことをできるようになるために繰り返し問題を演習する。

この3点を行う事が出来れば必ず成績は伸びていくと思います。
実際に彼は同じ問題集を5周したこともありました。

そんな彼は最初にも述べましたが、無事に第一希望の公立大学に合格しました。
前途有望な彼の将来に私自身心ひそかに期待し、そして応援しています。

最後になりますが、中学生であってもたとえ高校生であっても成績を伸ばしていく為に必要なことは“実行”“考察”“反復”の3点だと私自身思います。
特に大学受験生となると自分自身の人生に大きく関わります。
後悔をしない為にも、やるべきことやることが非常に大切です。

誰の為でもなく、受験生のみなさん自分自身の為に一日一日を大切になさって下さいね!!

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あきらめないこと

個別指導の学習空間 群馬エリア 伊勢崎西教室・前橋総社教室の遠藤です。

今回は、僕が初めて学習空間の講師として送り出した受験生のAさんのお話をさせていただければと思います。

その生徒は高校受験の時にも通ってくれていた生徒で、学習空間のことを知りつくしている学習空間マスターでした。その生徒は最後の大会までしっかり頑張り、夏に入るときに戻ってきてくれました。

夏の時にはお世辞にも勉強ができるというわけではなく、志望校なんて考えられないといったレベルでしたが、Aさんはひたむきに努力をしてくれました。1番最初に来塾して、1番最後に帰宅するという形でした。効率のいい生徒ではありませんでしたし、理解がとても早いというわけではありませんでした。しかし、僕はそのひたむきさに、素直さに、その頑張りに強い意志を感じました。

休みの日にもしっかり取り組み、コツコツと努力をしてくれました。最後の最後まであきらめませんでした。

入試自体が何度も日程を変えての受験だったので、終わった日には次のことを考え今日ダメだったところをしっかりと取り組みました。そんなAさんの思いが届いたのでしょう。無事合格を勝ち取ってくれました。

たまに、話をする機会があるのですが、今では楽しくキャンパスライフを送っているみたいです。
自分の目標に向けて頑張ってほしいですね!

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熱意を持つ

個別指導塾の学習空間、富士吉田教室・都留教室の大江です。

今回は、2年前に指導した生徒について書かせて頂こうと思います。

初めて彼女と会ったのは、講師交代で教室に行った日でした。
最初は皆、初めて会う先生にある種の警戒(?)をしているのか、少しよそよそしい感じでしたが、時間が経つにつれ自然と笑ったり相談したりできる間柄になりました。
しかし、そんな中、彼女だけは常に壁を作っている感じで、時には取り付く島もない様子でした。後から分かったことですが、一種の男性恐怖症で、どう接すれば良いか分からなかったようでした。
元来、能天気な私は、単純に彼女のことを人見知りが激しい内気な子だけだと思い込んでいました。だから、当然どんなに話しかけても関係が改善する訳もなく、「結構強情なやつだな」ととんちんかんなことを考えていました。

そんな時、親御様と話す機会があり、事実を知りました。
性転換するわけにもいかないので、色々考えた結果、彼女に「俺は男ではない、先生だ」と今考えても意味不明なことを言った記憶があります。
最初はポカンとしていた彼女でしたが、しつこく言い続けると次第に打ち解けて話をしてくれるようになりました。

そして、話をする中で、彼女が勉強面でどこが苦手なのか、将来何をしたいのか、こちらが把握していたと思っていたこととは、全く違うことを彼女が悩み、考えていたことが分かりました。
ただ、それが明確に分かった時には高3の秋になっていたので、そこからでも手が打てるところを、本人・親御様と話して計画を練っていきました。
具体的には、それまでは苦手な日本史や数学を中心にやっていたところを、完全に数学を捨てて小論文に力を入れることにしました。
本来は小論文は短時間で力が付き、結果のでるものではありませんが、彼女は毎日塾で0時近くまで残って頑張ってくれました。
その結果、短期間で信じられないぐらい良い文章を書けるようになりました。
そして、彼女は無事に第一志望の大学に入学できました。

本来、そんな遅い時間まで付き合うと、こちらも疲れてきたりするものですが、当時は何の疲労感も感じませんでした。
考えてみると、彼女の熱意に押されて、こちらも良い意味で乗せられていたんだと思います。

そこで分かったことは、どんなことにも熱意をもってやれば必ず、周りにそれが波及し、良い結果がついてくるということです。
私も熱意をもって話したからこそ、彼女の心を開けたのかもしれません。

今後、皆さんの中には受験やそれ以外でも大きな壁にぶつかることがあるかもしれませんが、乗り越えたいと思ったとき、熱意をもって取り組んでみてください。
きっと想像以上に新しい道が切り開かれると思います。

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将来へのビジョン

個別指導の学習空間、高崎筑縄教室・伊勢崎南教室を担当しています渡辺です。
今回はとある高校生のお話をしたいと思います。

その生徒が入塾したのは中学1年生の頃でした。サッカーが好きな生徒で、部活動にも熱心に取り組んでいました。
ただそれと同時に行きたい高校でもサッカーを続けたいという思いもあったため、毎日塾に通い入塾前合計で300点ほどだった点数から400点以上を取る事が当たり前になるようになりました。
その後無事高校にも合格しました。

しかし高校に入ってから1学期のテストで大きく躓いてしまいます。
部活中心の生活をしてしまったため、最初のテストでは学年で320人ほどいる中で264位という順位になってしまいました。
やはり中学とは違い、近いレベルの生徒が多くなったため、勉強に対する努力をしていないとそれが結果にも表れやすかったのです。
その結果を見て私は、このままではせっかく希望の高校に入れたのに、その先の進学だけでなく将来やりたい仕事もやれない可能性もあるという話をしました。
また、進学したらどんなことを勉強したいのか、将来どんな仕事に就きたいのか本人とより話すようにしました。
すると自分で徐々に気になる大学などを調べるようになり、自分の将来について本気で考えるようになりました。
本人もこのままでは目指せないと思ったのか、それを期に出来る限り毎日塾に来るという意識を持つようになりました。
順位もいきなり良くなったわけではないですが、徐々に毎日通うということにも慣れていき、テストを重ねるごとに150位→110位→60位・・・と順位を上げていきました。
本人も順位が上がる度に、テストに出る傾向や先生の癖などを見抜いていき、今では27位まで順位を上げるようになりました。

その彼は将来的には指定校推薦を狙えるまでになっていて、このままいけば希望の大学の推薦が取れるところまできています。
彼は将来大学でスポーツについて勉強し、サッカーのインストラクターを目指しています。
こういった生徒の成長を見ていると、やはり将来へのビジョンを意識するというのはとても重要なのだと思いました。
このままさらなる高みを目指して今後も努力してくれると期待しています。

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学校の都合に合わせない!  「いい子」じゃないほうが大学受験に勝てる!?

こんにちは! 山梨県の学習空間 石和教室・学習空間プラス講師の宮嶋です!

今回は僕が家庭教師として指導させていただいた、高校3年生の女の子Mさんについてお話させていただきます。

私が最初にMさんの家にお邪魔したのは、高3の四月でした。

県でも指折りの文化部に所属していたMさんは、部活に一生懸命で勉強をあまりしておらず、将来への目標も特になく、でもこのままじゃいけないとい焦りだけがあるようでした。

Mさんにはやる気はないわけではないけれど、その教科に苦手意識が強かったり、問題集が難しそうだと全くやる気が出ないらしいということに気づきました。

そう考えて、あらためて、Mさんに学校から配布された参考書・問題集を見てみると・・・・難しすぎるし、多すぎる、わかりにくい!!

そこで、僕は、それまでMさんがもっていた教材をいったん無いものと考え、彼女の学力をのばすために最適なものを探すことにしました。

具体的には、現在の彼女に難易度・ボリュームが合っており、さらに彼女の好みも大切にして教材を探しました。
僕は、いい教材に出会うことは、いい先生に出会うことくらいすばらしいチャンスだと思っています。

たとえば、古典単語集は4種類、英単語集も3種類用意し、その中で一番やる気が出そうなものを選んでもらいました。
また、文法問題集も学校のものより、かなりコンパクトでわかりやすいものに変えました。
社会は夏までは日本史をやっていましたが、思い切ってやめてもらい、倫理に乗り換えてもらいました。
苦手で、模試では毎回50点中10点くらいだった漢文も、まずは薄い問題集からスタートしていきました。
夏休み以降は数学は勉強しなくていいと伝えました。

その結果、まず、明るく勉強するようになってくれました。
最初は覚えづらかった単語も、頭の中がだんだんと切り替わってきて、覚えるスピードがどんどん速くなりました。
文法もテンポよくすすめられるので、長文への抵抗感もなくなりました。
漢文は2冊目の問題集をマスターするころには、40点台もでるようになりました。

4月には偏差値45くらいだったのが、最後には55くらいまであがり、日本大学はセンター利用で合格でき、さらに第一志望の公立大学にも無事に合格できました。
最終的には、センター国語の漢文は満点だったそうです。

Mさんの指導の中で僕が感じたことは、
「高校のペースにひきずられないように気をつけなければならない」ということです。
高校の先生は、生徒ひとりひとりの目標に合わせるわけではなく、できるだけ広くカバーできるような問題集を与えます。
また、高校の先生は、生徒ひとりひとりに必要な教科ではなく、自分が指導している教科をちゃんとやるように言います。
さらに、高校の先生は合格に有利な、点数が取りやすい科目を教えたりはしません。
それが、高校の先生の役目だからです。

ですが、それに「いい子で」従っていては、自分の目標達成にマイナスになること場合も多くあります。

正直、高校の指導内容とはかなり異なるルートでMさんを指導することに、不安を感じたこともありました。

ですが、最初のころのように「やらなきゃいけない、でも、自分に合っていない、つらい」という顔をしなくなり、

いきいきと勉強して、実際に点数を伸ばしてくれたMさんに勇気づけられ、合格までたどりつけました。

学校の勉強にいきづまったとき、気合いと根性では乗り切るより、自分に合った教材を探してみるのは、とても有効な方法です。

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「先生のことが信用できません」

個別指導の学習空間,佐倉臼井教室・八千代大和田教室の小西です.

 確か5月の半ばでした.4月のはじめに入塾し,塾でそつなく勉強をこなしていた高校3年の女子生徒(プライバシーの観点から,本名や学校は伏せさせて頂きます)に言われた言葉.入塾した時から少し男性が苦手な印象はあったので,あまり踏み込まずに僕もそっと接していたふしがありました.彼女の母親から電話があって,「少し悩んでいることがあるみたいなので話を聞いてやってほしい」と言われたその日,僕は彼女を塾の外に連れ出し,「やるべきことはやっているし,勉強はちゃんとしているのだけど,ちょっと勉強に踏み込めていないというか,本気になれていないというか,そういう感じがするのだけど,何か思い当たることはある?」と聞いてみました.彼女は少し悩んでから,話し始めました.

 「先生のことが信用できません」彼女はそう言いました.声は比較的普段と変わらずはっきりしていたが,目はそらしていた気がします.僕はショックもありましたが,何より感謝の気持ちが先にこみ上げてきました.基本的に生徒は先生に文句を言いません.それは保護者も同じで面と向かって塾や学校の先生に文句をいうことはほとんどないと思われます.塾を辞めるときだって,本当は不満が爆発しそうなのに口では「お世話になりました.ありがとうございました」と言うものです.僕だって例えばコンビニの店員の接客態度が悪くてもその場で言ったりはしません.それと同じことですし,何も悪いことはないのです.

 彼女に理由を聞くと,まあ出会ってまだ日が浅いというのも当然ありますが,「学校の先生と違ってちゃんとしていなさそうだし,学校の先生と言ってることが違う」のだということでした.確かに僕は学校の先生と違ってネクタイもしていないし,喋り方もきちんとした大人のそれとは違うと思います.喋る内容も捻くれたものが多いことは自覚しています.「学校の先生と同じことを言っていても意味がないと思っているから,僕は僕の正しいと思うことを話している.それに賛同する必要はないし,おかしいと思ったらおかしいと言って欲しい.学校の先生と,親と,塾の先生がいて,みんな同じことは言わない.それは当然で,何を信じるかは君が考えて決めていけばいい.でも受験に関しては,まず僕らに付いてくるということが大事だと個人的には思っているので,一度信じて欲しい」
 確かそんな話をした記憶があります.我ながら薄っぺらいことを言うなぁと思いましたが,言ってることは本心からでした.取り留めのない会話もし,しばらくしたら彼女が泣き出しました.先生の話に心を動かされたとか感動したとかいうハートフルな意味ではなく,ただなんとなく涙が出てきた,と言う表現が正しいように感じます.

 その日から彼女の雰囲気は徐々に上向きになっていきました.勉強している内容は変わらないが,気持ちの入り方が良くなってきたのです.やることをやっている生徒でも気持ちの入っている生徒とそうでない生徒がいる.これは塾や学校で生徒を指導している方からしたらよく分かる感覚だと思われます.

 しかし,そんなに簡単に成績が上がるわけではありません.その当時の彼女の成績はセンター英語が27点.200点中の27点です.100点満点換算だと13.5点.それなりに英文も読めていたのですが,いざテストをするとこの点数.こういうことは,特に高校生だとよくあります.日々の勉強はよくやってくれているから安心していて,いざテストになると何も定着していなくて散々な点数を取ってくるパターンです.彼女には悪いですが,高3の5月でこれだけ低い点数を取ってきた生徒は彼女が初めてです.僕はそれまで彼女にやっていた英文解釈や読解の教材をすべて中断しました.センター英語で20点台ということは,高1はおろか中3レベルの英語ですらまともに定着していないはずだからです.入塾の段階でそれを見抜いて舵を切れなかった自分を恥じながら,数学や理科の比重を少し落として,その分をすべて英語に注ぐように指示を出しました.教材もこれを期に日向清人先生の『クイズでマスターするGSL基本英単語2000(以下GSLと略記)』に変更し,ひたすらやることになります.単語帳と言えばシステム英単語や速読英単語,ターゲット1900などが有名ですが,下位層の生徒はこれらの単語帳の土台になる中学レベルの英単語の定着がままならない場合がほとんどです.土台がないのにその上により高レベルのものを積んでも無意味ですし,すぐに崩壊してしまいます.穴が見つかったときは戻れるところまで戻り,そこから高速で追いつくしかありません.かくして彼女は新しいスタートを切りました.

 1ヶ月や2ヶ月で20点台が半分を越えてくるなんてことはよほどのことがない限りありません.それは彼女にも言い聞かせて,辛抱強くやるように日々伝えました.7月末の河合塾の全統マーク模試では,僕の予想通り50点台.本腰を入れて勉強し始めて2ヶ月ほど経ったあたりでしたのでこの50点台は本人が一番キツかったと思います.でも5月で20点台の受験生が7月の模試で飛躍的に点数が伸びることはやはりほぼありません.必ず伸びるから折れないように,声をかけ続けながら指導を続けました.

 また,彼女の志望校は小論文が課せられていますので,これもどこかで対策をしなければなりません.然しながら僕は小論文の指導は正直ろくに出来ませんので,知り合いの予備校講師に添削指導をお願いすることにしました.数理の比重を落としてGSLに時間を割いていたところに,小論の添削課題をこなすのはかなり大変です.最初は書くことにも慣れていないので,1つ仕上げるのに3時間ほどかかってしまいます(課題の性質上,時間は無制限で良いと伝えています).しかし塾で行う分は減らせないので,小論文課題は土日に回し,勉強量を純増させる形でなんとか乗り切るしかありません.今から考えると,英語があの状況でよく小論と一緒に乗り切ったと思います(今も同じ勉強は継続中です).

 9月の下旬から変化が見られ始めました.ある日,センター英語の過去問を時間通り80分で解いて122点を取ってきてくれました.もちろん初見の問題です.GSLをやり続けて2周目の中盤に差し掛かったあたりから英文解釈の指導も復活させて,少し硬い英文を和訳する訓練も追加しておいたのも功を奏したのかもしれません.また,この少し前の9月初旬のあたりから数理の点数も安定してきました.僕は個人的に,小論文の指導がかなり効いているように感じられます.小論文はとにかく知識よりもものをじっくり考えることに重点を置かなければなりません.課題と向かい合って,自分の頭で考え,文章を書く訓練によって学力の地盤が築かれ,全体の点数の底上げに繋がったのだと思います.

 さて,今回はとある受験生のことを書かせていただきました.少しでも,普段の僕の求める空気感,教室の風景,生徒のリアル,そういったものが見えたならばこれ以上の幸福はありません.

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