個別指導塾の学習空間、韮崎・白根教室の内藤です。
今回は、中1の夏から教室に通ってくれている、中学3年生のHさんについてお話しさせてもらおうと思います。
Hさんは、中1の夏休みに新規面談をさせていただきました。
成績は1年生の1学期期末テスト5教科で350点ちょっとでした。
中間テストから大きく点数が下がってしまって、心配で塾を探しているとお話を頂きました。
本人はそこまで危機感を持っているという感じもなかったのですが、お母様がとても心配されていたというのがとても印象に残っています。
当時から基本的な部分はよくできていましたが、数学の文章題がとても苦手で、体験は数学を中心に進めさせてもらいました。
わからない所はしっかり質問してくれ、素直に話を聞いてくれていたのを見て、この子は鍛えればまだまだ伸びるなと感じました。
クラブチームに所属していたこともあり、入塾してからしばらくは、勉強時間の確保が他の子よりも難しく、成績は上がっているけれどあまりパッとしないということが多かったです。
それが変わったのは中2の秋でした。
Hさんの中でなにがきっかけになったのかはわからないですが、それまでと勉強に対する取り組み方が明らかに変わりました。
それまでは、やると決められたことはしっかりやるが、プラスαまでは求めないという感じでした。
しかし、中2の夏休み明けからは、指示されたもの以外にも自分から進んで勉強に取り組むようになりました。
他人から指示されたからやるのと、自分から進んでやるのでは、身につき方が全く異なります。
中2の2学期中間では400点弱、期末では430点と自己ベストを更新し続けました。
今では400点は当たり前になり、ベストは441点と入塾時より約100点UPという結果を出してくれました。
何がきっかけだったかは恥ずかしがって話そうとしてくれないのですが、やはり明確な目標を持って、その目標に向かって適切に努力できる子は強いなと改めて思わせてくれました。
今は志望校への合格目指して受験勉強に取り組む毎日です。
私もHさんに負けないようにやるべきことをしっかりやり切り、受験に向けてのサポートを全力でしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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