2020年 2月 の投稿一覧

新型コロナウイルス感染症への学習空間の対応について

日々報道にありますように、新型コロナウイルス感染症に関連して、全国の自治体に対し、小中高校への臨時休校の要請が行われました。
当塾では、まだ受験を控えている生徒、学校休校に伴う学力低下を不安に感じる生徒などいらっしゃることを鑑みまして、感染拡大防止策の徹底を行いつつ、地域によっては開校時間を変更したりして、通常通り指導させていただきます。政府の要請に対する地方自治体の判断を踏まえ、エリア毎に今後方針を変更させていただくことがございます。その際は改めてご連絡いたします。
ご家庭におかれましても、お子様の日々の健康管理に十分ご留意いただきますと共に、ご協力とご理解を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

【教室での感染症予防対策】
① 指導前、指導後に教室の机、ドアノブなどの消毒実施を徹底します。
② 適切な環境を保てるよう、教室の換気を定期的に行います。寒く感じる場合には厚着をしていただく
などの準備を各自お願いいたします。
③ 感染予防対策として、体調に関係なく講師がマスクを着用させていただきます。

【塾生・保護者の皆様へのお願い】
① 咳やくしゃみをする場合には、ティッシュやハンカチなどで口・鼻を覆うなど、咳エチケットの励行をお願いいたします。
② マスクは教室にも配備していますが、ご家庭からご持参いただきますようお願いいたします。
③ 各ご家庭にて、通塾前にお子さまの体調チェックをお願いいたします。体調不良の際には、無理な通
塾はお控えください。
④ お休みの際は振替指導で対応いたします。
⑤ さらなる感染が拡大するなど、事態が悪化した場合には、春休みを早める等の必要な措置をとること
がございます。
⑥ 講師及び生徒に感染が確認された場合には、休校措置を取らせていただきます。

実技教科の大切さ

個別指導塾の学習空間 神奈川エリア 大井松田教室・平塚中原教室の石垣です!

今回は、中学校の実技教科の大切さに関してお話させていただきます。

まず、なぜ実技教科が大切かをお話させていただきます。
中学校では9教科ある中で4教科(音楽、美術、技術・家庭、保健体育)あります。
各教科つけられる内申点はそのまま入試に使われ、合否を分けます。
例えば、私が指導している教室がある神奈川県の公立入試では、内申135点中60点分が実技教科の点数分となります。
5教科で優秀な人も実技教科の内申がとれず、希望している高校の目標内申に届かないということもあります。
(都道府県、私立高校によって高校入試においての内申の扱いは異なります。詳しくは各都道府県や私立高校の説明会等でご確認ください。)
よって、実技教科も油断はできないとお分かりいただけたと思います。
では、実技教科で高い内申をとるために何をしたらよいかお伝えします。

実技教科で内申点をとるためにポイントは以下の3つです。
①授業態度をよくする
②作品は期日までに確実に提出する
③定期テストの勉強をして、点数を確保する

まず、①「授業態度をよくする」に関してです。
当たり前のこととなりますが、5教科と比べ授業時間数が少ない実技教科ではなおさら求められることかと思います。
例えば、持ち物をしっかり持って行くこと、寝ずに意欲的に取り組み、プリントの感想などはできるだけ多く書くなど、1回1回が勝負となるのでがんばってみましょう。

次に、②「作品は期日までに確実に提出する」に関してです。
これも当たり前のことですが、しっかりやってほしいです。評価するものが少ないので、1つの作品で大きな評価点となります。
未提出だと0点となり、内申を考えても高い点数は望めなくなるので、苦手でも出すことに意識を置いてください。

最後に、③「定期テストの勉強をして、点数を確保する」に関してです。
5教科に比べるとテストの回数は少ないです。しかし、テスト内容としては範囲が狭いことも多く、記号ばかりのテストとなっていることも多いので、頑張る価値はあると思います。
テストの勉強の仕方として、社会の勉強法に近い形で一問一答形式でまとめるだけでも、点数につながるかと思います。
また、テスト前日にやるだけでなく、テスト範囲が示されてから1回、範囲全体をあらかじめ確認しておくことで、あわてることがないかと思います。
作品は出したけれども、そこまでうまくいかなかった感覚があるのなら、テストで挽回したいところです。

以上が内申点をとるためのポイントです。
私自身、美術はとても苦手意識があり、作品づくりでは苦労した覚えもありますが、1つ1つ丁寧に精いっぱいやることで評価してもらえたので、みなさんもがんばってみてください!

神奈川の塾なら個別指導の学習空間

継続することの素晴らしさ

個別指導塾の学習空間、韮崎・白根教室の内藤です。

今回は中2の夏から教室に通ってくれている、中学3年生のKさんについてお話しさせてもらおうと思います。

Kさんは中2の夏休みに新規面談をさせていただきました。
そのとき、この子は素直で一生懸命やってくれそうだなという印象を受けたのを覚えています。

成績は2年生の1学期期末テスト5教科で315点でした。
数学は得意で勉強もする気になるが、英語が嫌いで点が伸び悩んでいるとのことでした。
そこで、体験では英語をメインに2年生1学期までの内容の復習を進めていくことにしました。

体験がスタートしてみると、事前に話を聞いていた通り、単語も文法も不安な部分がいくつも見うけられました。
ですが、この子の学力は伸びるぞと確信するような態度で勉強に取り組んでいました。

それは
・しっかりとこちらの話を聞いてくれる
・わからないところはわからないと言ってくれる
・自分で理解できるまで妥協はしない
・間違えた問題は必ずもう一度解き直す
といった基本的なことをしっかりやっていたからです。

ただ、英語は少し頑張ったからすぐに点数として結果が表れる科目ではありません。
1年生の最初の内容から少しずつ積み上げていかなくてはならない科目です。

しかしKさんはこの勉強への姿勢を全く変えることなく、今でも実践しています。
今では英検3級を取得し、準2級に挑戦するくらいまで英語ができるようになりました。中3の2学期中間テストでは英語は数学と並ぶ得点源にまでなっており、5教科の合計も430点と、入塾時より115点も上がっています

Kさんがしているのは特別なことではありません。
「分からないことを分からないままにしない」という、勉強の基本ともいえることをやっているだけです。
ですが、これを徹底して継続しているというところがKさんの素晴らしいところです。

「分からないことを分からないままにしない」「理解できるまで何度でも繰り返す」ということは当たり前と言えば当たり前のことです。
ですが、それを実際に実行することは簡単ではありません。
今回のことを通じて、改めて「やるべきことをしっかりやり切る」ことの大切さを再認識させてもらいました。

今は志望校への合格目指して受験勉強に取り組む毎日です。
私もKさんに負けないようにやるべきことをしっかりやり切り、受験に向けてのサポートを全力でしていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

山梨の塾なら個別指導の学習空間

暗記の時に必要なこと

個別指導塾の学習空間 静岡東部エリア 沼津東教室・富士宮教室の伊佐です。

今回は、『暗記』ということに関して、お話しさせてもらいます。

いきなりですが、質問です!

班田収授法…戸籍に登録された6歳以上の全ての人々に口分田をあたえ、死ぬと国に返す法。

これを覚えてください!

と、言われたときに皆さんはどのように暗記するでしょうか?

ある生徒に、
「班田収授法とは何ですか?」
と、質問すると、返答は、
「戸籍に登録された6歳以上の…」
と、書かれている通りの文を述べる生徒が何人かいました。

つまり、覚えなければいけないものを
そのまま『文』で覚えてしまっているということです。

ワークだったり、復習教材だったり、
覚えなきゃいけない内容は山ほどありますが、
その教材の全てのページの文を覚えることができますか?
ということです!

私は、できません!!www

はっきりとそう言えるのは、
『文』で覚えるから、できないと言っているだけです。

暗記の時に必要なことは、

必要最低限のことを覚えることができるのか!

ということだと思います。

先程の例でお伝えするのならば、
私が【班田収授法】を覚える時には、

「6歳以上」、「全ての人」、「口分田」

これら3つのことだけを暗記します。

つまり、
その言葉を説明するための
『重要語句』だけを覚えるということです。

なぜなら、
・それらが説明する上で、必要なキーワードだから。
・それら以外の言葉たちは、大体で補うことができるから。
以上が理由となります。

そうすれば、
覚えなきゃいけない内容が少しは緩和できますし、
理科や英語など、どの科目でも適用することができます。

いきなりそれを実行するのは、大変なことかもしれませんが、
今後大いに役立つことだと思いますので、
少しずつでも試しに挑戦していってください☆

静岡の塾なら個別指導の学習空間

謙虚であること

個別指導の学習空間 静岡東部エリア 三島南・富士西教室の柏木です。

「謙虚であること」それは勉強をするうえで大切なことの1つだと思います。もちろん、勉強だけでなく、日頃の生活の中でもとても大切なことだと思います。
勉強においてなぜ謙虚であることが大切なのか、それを今回僕自身が担当した生徒のことをまじえてお話したいと思います。

中2の夏ごろに入塾をしたその子は、初め勉強方法はわかっておらず、ただ問題を解くという形でした。
そして、数学の解法も自己流といいますか、回り道でも力業でも解けているからいいというものでした。もちろん、塾に入って勉強時間が確保できているので点数は採れるようにはなります。ただ、もったいない。

意欲はあるのに、時間はやっているのに成果はこんなものではないはず、と思っていました。しかし、こちらでその後のことを見据えた解法、考え方を伝えても当時のその子にしてみたら、「解けてるからいいじゃん」、「むしろ、そっちのほうが回りくどい」という気持ちで自己流を変えようとしませんでした。

ある日、何がきっかけになったのか、こちらの説明の通り解くという流れになり、テストの得点も今まで以上に採れ、解けなかった問題も解けるようになりました。それからというもの、僕の解法、勉強方法、その日にやる内容など本当にすべていうことをこなすようになりました。そして、数学が得点源となり、ほかの科目の得点も伸び、合計点はテストのたび過去最高を採ってくるようになりました。

のちに、本人にある日からずいぶん変わったよな、と聞くと数学で解けない問題があったとき僕の教えた解法を使ってみたら楽に解けたそうです。だから、自己流じゃだめだという気持ちとなったそうです。自己流でもいいところは
あったので、それは伸ばしつついきましたが。

本人の努力、ひらめきという実力が大半をしめ、自分がやったのはきっかけを与えたに過ぎないですが、その子は別人のように素直に言うことを聞くようになりました。

どんな問題でそのように変わったのかはわかりませんが、謙虚な気持ちを持ってくれ、その後も勉強をし、志望校合格を勝ち取りました。今でも謙虚さを忘れず過ごしてくれているといいな、と思う生徒のお話です。

静岡の塾なら個別指導の学習空間

きっかけって大事

個別指導の学習空間 山梨エリア 甲府西教室&学習空間プラスの堀内です。
今回は今年度高校3年生として卒業となった生徒についてお話しようと思います。

彼が入塾したのは中学校2年生の半ばくらいでした。
サッカー部のクラブチームに所属していて、最初の頃は勉強に対してのモチベーションはそんなに高くなかったように思います。
そして、塾ではおとなしい感じの印象でしたが、学校ではやんちゃな生徒だったようです。(後日,お母様から聞きました)
2年生の間は特に向上心もなくただ勉強をこなしていましたが、勉強に対して黙々とこなす生徒ではあったので徐々に点数は伸びていました。
最初は、こちらが話しかけても反応が薄く、うなずいたり首を振ったりということはしてくれてましたが、返答してくれることはほとんどありませんでした。
私は生徒が分からないことを分からないと言える環境をつくりたいので、とにかく話しかけ、徐々に心を開いてきてくれました。

彼の心境の変化のきっかけは、自分の学校にいるかなりやんちゃな先輩が、塾で遅い時間まで受験勉強をしている姿をみたからといっていました。

彼が明確に変わったのは中学校3年生の1学期中間テストからでした。
中学校3年生になった時の数学の最初のテストで100点をとりました。
100点とれる範囲だから、100点目指してみようということで見事成し遂げてくれました。

そこから、彼は自分がやった分だけ点数がとれる!と自分の能力を信じるようになりました。
毎回テストのたびに、
「この教科心配だからもっとプリント出して欲しい。」
「ここはなんでこうなるのかちょっとよくわからないから教えて欲しい。」
と、自ら進んでこちらに提案してきてくれるようになりました。

3年生の定期テストでは常に400点以上を取るようになりました。
志望校も2年生の段階では若干諦めかけていた高校を第一志望として、とにかく問題をやりこんでいました。
定期テストの頑張りと、サッカーも頑張っていたこともあり、第一志望の学校からお声をかけていただきました。
それでも心配なので、塾での面接練習に参加し、かなり厳しい話をされたこともあったようです。
しかし、言われたことを改善して無事前期入試で合格することができました。

高校に入学後も、部活動が忙しい中、合間の時間でこつこつ勉強を行ない、高校生活最後のテストでは何教科か学年で1桁を取ることができました。
大学もすでに内定をもらっていて、春から無事に大学生です。

心を開きすぎて、私に本気で怒られたのは今までで彼だけです(((笑
そんなことも今となってはいい思い出で、12月で卒業でしたが、「なにか困ったことがあればいつでも相談して下さいね。」と頼もしい言葉をかけてくれました。

彼は、「努力は人を裏切らない」という言葉を証明してくれたと思っています。
そして、自分の力、能力を信じてあげることがどれだけ大切なことなのか、私に教えてくれたように思います。

今年中学校3年生ももうすぐ受験なので、そんな彼の背中を見て最後まであきらめずに努力を続けてほしいと思います。

山梨の塾なら個別指導の学習空間