2019年 11月 の投稿一覧

『覚えなきゃ』から『覚えちゃった』の暗記

個別指導塾の学習空間 静岡東部エリア 沼津西教室の露木です。

皆さんは勉強が得意ですか?好きですか?
おそらく得意、好きと答える人は少ないでしょう。
私自身も得意ではありませんでしたが、今は学生の頃に比べると得意と言えます。
そして、大嫌いだった勉強が大好きになりました。
まさか自分の口から、『勉強が好き』という言葉が出てくるなんて夢にも思っていませんでした(笑)

では、なぜ得意と感じるようになったのか、好きになったのか。
皆さんが勉強が嫌い、得意ではないと感じるにはいくつかの理由があると思いますが、その中でも大きな理由の一つになっているものに『暗記が苦手』、『覚えることが嫌』という暗記系の理由が挙げられると思います。
私自身もそこが一番辛いと感じていた部分でした。上記の答えは、この部分を克服したからです。

暗記が得意、授業を聞けばすぐに覚えられるというのはその人の才能だと思っています。
むしろ授業だけではわからない、一回ワーク解いただけでは覚えられないことの方が普通だと私は感じています。
その中でも得意、不得意、好き嫌いの分かれ道となるのは『暗記の仕方』『覚え方』の違いです。
暗記の苦手な人にひたすら『覚えなさい』と言うことや、覚えよう覚えようとして教科書や単語集を読むなどの勉強法はナンセンスです。
そうではなくて、私はただひたすら同じワークを繰り返し説くことが何より大事だと思います。
繰り返しとは二回三回のレベルではなくて、五回、六回、、むしろ満点取れるまでひたすらです。
もちろん最初は間違っている問題が大半ですが、最後には全問正解になります。
全問正解になれば、違うワークで応用をかけたり、記述問題の対策を行います。
この方法を行うことは、ワークの中で段々と解ける問題が増えてくることのモチベーションアップと、覚えようとかしこまらなくても自然に覚えていくというメリットがあります。
デメリットは時間がかかることです。
テストまで余裕を持たせてテスト勉強を始めることで成果がでるやり方なので、時間がないときにはお勧めしません。
『ワーク何回も解いているから、覚えちゃった』、この言葉を聞くことができたら暗記もストレスなくできたのかなと思います。

ストレスなく暗記ができるようになれば自然と勉強が楽しくなっていくと思います。
学校へ提出するために埋めて出すだけのワークの使い方を、ほんの少しだけ変えてみてください!

静岡の塾なら個別指導の学習空間

出来なければ最初から

個別指導の学習空間 千葉エリア 八千代大和田教室・鎌ヶ谷教室の川田です。

今回紹介する生徒は現在も私の教室に通ってくれている中学2年生のSさんです。

彼女が入塾したのは今年の4月。特に英語が苦手でした。最初会ったときは、「単語書けません」「動詞って何ですか?」「三単現のs…?」という状況。このまま平日学習だけでは追いつかないと思い土学でもみっちり英語をやっていくことにしました。土学での内容は英語の最初の最初から。授業の内容をやっていっても基礎ができていないと覚えることはできても使いこなせるようになりません。彼女はまだ2年生。受験を見据えるのであれば今からやっていくしかありません。
文章書くときは大文字から書くんだよー。から始めて、be動詞と一般動詞の違いから少しずつやっていきました。肝心のテストの結果というと授業の内容とは全然違うところをやっているのですぐに結果が出るわけではありません。入塾前の点数とほぼ変わりませんでした。
彼女にはもちろん、英語の最初からやらなきゃいけないこと、すぐに結果が出るわけではないことを話してありましたが頑張ってやっていることの結果が出ないことは心が折れてもおかしくなかったと思います。しかし彼女はここから踏ん張ってくれました。そしてその次のテストでは50点にまで上がりました。この結果に対して彼女はものすごく悔しがっていました。点数上がっているにもかかわらずです。「もっと書けた。」「もっと解けた。」テストを見直しながら悔しがっている姿を見て少し感動しました。
今では土曜日でも授業の内容もやっているのですが先日、不定詞の導入をやっていたときです
「私は野球をすることが好きです」を英訳してみよう。
I like play baseball.とわざと間違えて英文を書いて見せて「何か変だね。どこがおかしい?」と聞いたら「動詞が二つあります」と即答されました。私は「あの「動詞って何?」と言っていた子がそんなことを即答できるようになったなんて…」と一人で感動して泣きそうになったことは秘密です(笑)
彼女の次のテストが楽しみです。

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「頑張らない」が大切!

個別指導の学習空間 愛知エリア 西尾北教室・学習空間プラスの清水です!

今回は、本来私が大の苦手とする暗記について触れようと思います。
暗記が苦手な生徒は、学校の授業、特に社会の授業などはとてもつまらなくて退屈に感じますよね。
社会の授業を受けているという事実があるだけで、全く気が乗らなくなってしまうと思います。

なので私は、思い切って授業中の勉強をあきらめました。
もちろんそれが先生にバレてしまっては大変なので、あくまで真面目に授業に参加している『フリ』は必須ですが。。(実はここがとっても大切!)

ではどこで勉強をしていたかといいますと、家のリビングです。
100均などで買ってきた単語帳を用意して、教科書に載っている太字などの重要単語を書きます。
裏側にはその単語の解説や関連語句などを書きました。

あとは、それをリビングに持ち込んで、いつも通り家族と会話をしながら単語帳をペラペラめくります。
正直、当時「頑張って覚えよう!」という気持ちで単語帳を使ってはいませんでした。
家族との会話やスマホいじりがメインになって、勉強に対する意識はそんなに高くなかったと思います。

しかし意外なことに、授業中に勉強を頑張っていたときよりもスムーズにいろいろなことを覚えられるようになりました。
無理をしていなかったので、苦もなく続けられたんだと思います。

「あ、そういえばこのワードは、お父さんとこんな会話をしているときに見た気がするなあ」
「これはお姉ちゃんがお母さんに怒られているときに見たぞ」
と、家での日常的な出来事と勝手に結び付けられ、自ずと社会のテストでも、いい点数を取ることができるようになっていきました。

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自分で考えて動くということ

個別指導塾の学習空間、兵庫エリア、姫路灘・飾磨西教室の谷口です!

今回は私の担当する教室に現在も在籍している生徒についてのエピソードを書いていきたいと思います。
彼は中2の4月に学習空間に入塾しました。
入塾当時は5教科の点数を合わせると300点くらいで、
志望校は入塾後しばらくは姫路市でそれなりの学力レベル(5教科合計360点が合格目安)でそこそこ人気な高校でした。
その頃から真面目かつ実直に取り組んでくれてはいましたが、
当時は数学でいう計算力や各教科の単語力は飛び抜けているわけではなかったので
こちらの提示するカリキュラムをこなすことに初めは精一杯だったようです。

当然ではありますが、長らく反則行為(プリントの答えを見る等)を一切せずに、基本に忠実に、そして丁寧に学習に取り組んだこともあり、
計算力や単語力をメキメキと伸ばしていったのに始まり、
今となっては学区3番手の高校(5教科合計430点程度必要)が適正レベルになるくらいにまで成績が上昇しました。
学力は確かに必要ですがイベント事が地域でも1番多く盛大で楽しいと評判の高校で、
彼自身オープンハイスクールでその高校に行きたい気持ちが出てきたようです。

彼が何をしてここまで成績が伸びたのかというと、
彼自身が「自分で何をするか考えて動いた」だけで、
講師側の私からは特別なカリキュラムを組んだりしたわけではありません。
指導回数についても彼にたくさん教えた、というわけではなく
むしろ彼に対する指導回数は少ない方でもあります。
なので彼が彼自身で伸びるキッカケを掴んだのは断言できます。

私の担当する教室で成績上昇幅が大きい生徒に共通することとして
「カリキュラム終了後に自主的にワークを解いていく」
というものがあります。
また、彼に関しては「学校ワークは家でやるもの」という位置付けが出来上がっているので、
演習量そのものが相対的に他の生徒より多くなっているのも影響していると思います。
様々な問題を解いていく中で、知識を総導入しても理解しきれないものが出てきたときに
講師である私たちに頼る、という彼のなかでのポリシーも出来上がってきたのでしょう。

受講しているどの教科についても、こちらのカリキュラム後にkeyワークでその日やった単元の応用問題まで解いていったり、
英語に関してはそれに加えてさらにその日に和訳した単元の英訳までやってのけています。
正直私自身、彼のストイックさにびっくりしました。
他の誰よりも「今、自分がすべきことは何か」と考えて動いてきた結果が今の彼に繋がっています。

自分なりにしっかり考えて置かれた環境のなかでいかに結果を出すか。
これができれば成績も右肩上がりになるのでしょうが、これが難しい。
手探りで自分に合う学習法を見つけた彼に拍手を送りたいというのと、
これから受験本番に向けてさらに大変で頭を使う日々になりますが
持ち前の探求心で乗り越えて
最高の成功体験をしてもらえることを願ってやまないです。

将来的には自分で考えて動き、なおかつその責任は自分で負うことが多くなってきます。
今後のためにも、他の人に言われたことをただ実行するだけでなく
自分自身で考えて「+α」をしてみてはいかがでしょうか?
自分のことは自分が良く知っている。だからこそ出来ることだと私は考えています。

兵庫の塾なら個別指導の学習空間

勉強へ向かう姿勢は全教科に影響する

個別指導塾の学習空間、神奈川エリア、厚木東、南足柄教室の田島です。

学習空間では3時間で5教科の勉強を行うので、他の4教科は基本的には勉強する事は少ないと思います。
しかし、勉強へ向かう姿勢が変われば、主要5教科以外でも積極的に取り組むことができるようになるのではないでしょうか?

私が紹介させていただく生徒は最初、あまりやる気がありませんでした。
今まであまり家で勉強する事もなく、初めての塾通いだったため初めのころは、3時間集中力が続くことは少なく、3時間分のメニューを途中で休憩をはさみながら3時間以上かけて終わらせていました。

しかし、どんなに時間がかかっても、続けることに意味はあったようです。
継続していくうちに少しずつ、集中できる時間も増え、計算も早くなり、英単語を覚えるスピードも速くなりました。
特別な勉強法やメニューがあるわけではなくただ毎日のメニューを頑張っていただけです。
「継続は力なり」ということばがある様に、何事も継続して取り組むことが力になっていくのは本当だったようです。

少し勉強ができると勉強する事が楽しくなり、普段の学校や家でも積極的に勉強に取り組めるようになるともいます。
驚いたことに今回お話させていただいた生徒は、9教科の成績を半年で8も上げる事ができました。
学習空間で見ていた5教科はもちろん、見ていない他の教科の成績も上がっていました。
これは生徒自身が5教科以外の勉強も頑張った結果であり、勉y港へ向かう姿勢が全ての教科に影響を与えたのではないかと私は思っています。

この生徒はすでに志望校に合格し、学習空間を卒業しましたが、今でもたまに「生物で学年1桁の順位とったよ」や「数学分からないから教えて」と教室に顔を出してくれます。
最初の頃はやる気が全然無かったのに卒業した後でも自ら積極的に勉強に取り組めるようになりました。

苦手なことでも継続していれば、いつか楽しさが見つかり、より積極的に頑張れるようになるのではないでしょうか?

一歩先へ行く

個別指導塾の学習空間 新千歳エリア 恵庭教室・千歳教室の辻森です。

 結構勉強しているのに、言われたことはしっかりやっているのに、何が足りないのだろうかと悩んだことはありませんか?そして親や先生から、色々なアドバイスをもらったのに、なかなか改善できないことはありませんでしたか?
そんなときに1つ打開策を提案してみたいと思います。

勉強は当然、正しく覚え、正しく理解することが重要です。つまり正確性に勝るものはありません。では、正確性の次に何を追求すべきでしょうか?

 ここで取り組んでみて欲しいのが「スピード」です。
問題を正確に答えられるようになった後、どれだけスムーズに解答できるか?どれだけ時間を短縮して解答までたどり着けるか?を意識してやってみて欲しいわけです。

 スムーズに解答するには、反復練習が必要になったり、時間を短縮して解答するには、何らかの工夫が必要になったり、正しく答えるだけでは見えなかった課題が新たに出てきます。

 例えば、計算問題1つをとっても、まずは正確に答えられるように、理解し練習する。それができるようになれば、どうすれば早く解けるようになるかを考える。計算が早く解けるようになると、文章問題に取り組む時間を多く作り出すことができますし。計算力もついてきます。

 暗記にかかる時間も、短縮を目指して取り組んでいくと、暗記力がどんどんと向上していきます。50個覚えのに2時間かかっていたものが、1時間で覚えられるようになると、別のことに1時間使えるようになります。
勉強は学年が進むにつれて難しくなる一方です。勉強のやり方を上達させなければ、いずれ対応が難しくなっていきます。そのための1つの策として、スピードを早める努力をしてみてはいかがでしょうか。

千歳の塾なら個別指導の学習空間