2017年 1月 の投稿一覧

仮説を立てる力

個別指導の学習空間 長野エリア 松本西・塩尻教室の熊谷です。

問題を解いていく上で、難問に触れた時や苦手な科目に取り組む時に「仮説を立てる力」が必要になってきます。
例えばですが英語や国語の接続詞を埋める問題では「何を入れたら自然な文章になるのか」と仮説を立てる必要がありますし、数学の「確率」や「整数問題」でも仮説が重要になってきます。

まずは仮説を立てる際に重要になってくるのは、分析をしっかりしていくことです。
「ゴールが何か。」ということを考え、そこから使える条件やできることが何かを考える。そして、解決方法につなげていくという流れをつくることができます。
特に「できることは何か。」を細かく考えていくことで、仮説をしっかり立てていくことができます。

さらに、できることを全て考えていくために、「必要なことが何かを逆転して考えていくこと。」で問題解決につながる事柄をさらに見つけていくことができます。

応用問題というものは、自力で解くことは難しいですし、一つの問題にそんなに時間はかけていられないという考え方もあります。ですが、じっくり取り組んでいくことで別の問題に取り組む際に、ここで培った経験が生かされることもありますし、何よりも正解できた時の達成感はかなり充実したものになると思います。この取り組みで間違えたことは同じミスはほぼ無くなると思います。

自分で解く力を付けるためには「やわらかい頭」を持てるようになると強くなります。このやわらかい頭をつくるためにも、早いうちから「仮説を立てる力」を身につける訓練をしていってみてはいかがでしょうか。

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暗記の仕方

個別指導の学習空間 愛知エリア岡崎東・豊田朝日教室の木村です。

私は中学生の頃、勉強で一番嫌いな作業が暗記でした。
なぜなら、覚えたと思ってもしばらくすると忘れてしまうので、何度も何度も覚えなおしをしなければいけないことが苦痛だったからです。
そこで、『連想ゲーム』を応用した暗記法を自分で考案しました。

どういったものかというと、例として理科の単子葉類と双子葉類の違いについて暗記したいと思います。
まず、双子葉類という言葉から双子をイメージします。双子なので、葉脈は中央から二手に分かれている網目状、根は兄と弟二人いるので主根と側根、茎の維管束は兄弟仲良く輪の形と覚えます。単子葉類の方は、一人っ子というイメージで同様にこじつけていきます。葉脈は分かれない平行脈、根はひげ根の一種類、茎の維管束は家族バラバラ(あくまでこじつけのイメージです)なので、ばらばらと覚えます。

この方法の良い所は、自分で連想するものを考えているので、自分の性格がガラっと変わらない限り、ある程度期間が経ったとしても連想するものは同じであるという点です。
これにより、私は暗記の勉強に対する苦痛が減り、今までよりも暗記した事を忘れにくくなりました。

以上でこの暗記法の説明はおしまいです。みなさんの参考になれば幸いです。

しかしながらここで紹介した暗記法は、私の苦手を克服するための一例に過ぎません。
みなさんの中には暗記のみならず、計算だったり文章の読み取りだったりと様々な苦手を持っている人がいると思います。大事なことは、苦手なことから逃げずにどうしたら苦手を克服できるかを考える事です。そして色々な方法を試みてください。そこで生まれた発見は、必ず今後の人生の糧になるだろうと考えています。考えてもどうすれば良いかわからない時には、学習空間の先生にアドバイスをもらってください。人に相談するというのも立派な解決方法ですよ!

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文字の書き順

個別指導塾の学習空間 埼玉西部エリア 坂戸西教室 学習空間プラスの北岡です!

今回はタイトルにある通り文字の書き順について書いていきたいと思います。
書き順とは漢字を早く綺麗に書いていくための順番がつけられたものになります。
また長い歴史の中で作られてきたものなので正確な書き順というものは存在していません。
また複数の書き順が残されている漢字もあります。

皆さん小学生の時に書き順を習ったと思います。それは文科省が作った「筆順指導の手引き」というものを使っています。
こちらは小学生が覚えやすいようにと手助けの為に作られたものです。

例えば医や上、こざとへん、等々普段書く漢字を想像してみてください。
頭の中で書き順を確認してから実際の書き順を確認してみると違っていた!なんてことも。

基本書き順の原則として上から下へ書いていくや左から右へ書いていく等が挙げられます。
書き順は早く美しく書くこと以外にも同じ書き順で書くことで正確に漢字を覚えることが出来ると言うメリットや文字のバランスがとり易く綺麗に書くことが出来ます。

私自身、家庭教師をやらせて頂いている際に必ず書き順に関しては一度話をしています。
直接学力に通じるものでは無い物のような気がしますが書き順という基本ができてこそ向上していく物もあるのではないでしょうか。

インターネット時代になっている今、書き順というのを確認する機会も減ってきていますがこの勉強やり方ガイドを読んだことをきっかけに今一度確認してみて頂ければと思います。

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ノートのとりかた

個別指導塾の学習空間、埼玉中部エリア 大宮宮原教室の貝塚です。

ノートの取り方

今回はノートの取り方について書きます。成績を伸ばすためにはうまくノートを作ることが必要不可欠になります。まずはなぜ、なんのためにノートを取るのか、その目的について知っておきましょう。

(1)授業でしか学べないことをメモするため
授業中には、教科書に載っていないことや先生が知っておいてほしいと思うこと、大切だと思うことなどを話すことがあります。そういった、授業でしか学べないことをメモしておくためにもノートを取ることが大切です。

(2)先生に提出するため
提出物としてノートを取るというのも大きな目的になります。学校の先生が生徒を評価するとき、ノートがその判断基準になるときがあります。内申点を上げるためには平常点は大切。そのため、適当にノートを取ることは避けなければなりません。

(3)テスト勉強の頑張り具合を確認するため
テスト勉強をするときに、ノートに単語を書いたり計算式を書いたりすると思いますが、そのノートを見れば自分がテスト勉強でどれだけ頑張ったかが一目でわかります。
そのため、テスト勉強のときに使ったノートを見れば、勉強量が足りているかどうかをチェックすることが可能になります。

以上に上げたことがノートをとる目的になります。授業をノートに取るときは常に意識してください。

次に上手なノートの取り方です。

(1)書き過ぎない
ノートの取り方が上手な人(成績が良い)はノートをうまく活用します。しかし偏差値50以下の子はノートを取らない。または、些細なことでも全てノートに書きます。
つまりメモやノートを取らないのは論外ですが、書き過ぎもよくないのです。
特に女の子に多いですが、ノートをやたらとカラフルにし、絵や図を美しく書きすぎている子が目立ちます。
多くの子がノートを取ること自体が“目的”になってしまい、理解する段階まで到達できていません。

(2)気づきを書き出す
解説の中で疑問に思った点や先生のコメント、気づいたことをメモし、その気づきを書くスペースをノートに作り、書くようにしていくことが重要です。板書の丸写しだけでなく、自分の言葉を書いていき、つなげてストーリー化することで知識が深まっていきます。

(3)1テーマにつき見開き1ページを使う
ノートの途中で授業のテーマが変わった場合でも、そのまま続きから記入していく人が多いのではないでしょうか。
ノートを取る際には見開き1ページ(左右2ページ)で1テーマを基準とし、見出しが変わるときにはページに余白が残っていたとしても常に左のページから書き始めるようにしましょう。
ノートがテーマごとにまとまることで、見返したときに情報が頭に入りやすくなります。

(4)ノートをまとめるのは授業のあと
ノートというものは、必ずしも授業中に完成させなければならないものではありません。
また、キレイにまとめあげることが目的であれば教科書の方がよっぽどよくまとまっていると言えるはず。
ノートを作ることが目的となってしまわないように、まずは雑な字でも構わないので“メモを取る”という意識でいることが大切です。
キレイなノート作りは家に帰ってからでもできるので、授業中は極力先生の話す言葉に耳を傾けましょう。
板書に書かれていたことなら友人のノートを見せてもらうこともできますが、先生の話したことはその場でしか聞き取ることはできません。
書いていないけど大切なこと、それが重要です。

(5)疑問点を書き取る
先生の話の中には、聞いて分かる部分とそうでない部分があるはずです。授業にメリハリを付けるために雑談を盛り込む先生もいるでしょう。
そこで重要なのが、自分が疑問に感じたことを書き留めておくことです。
“分からなかった部分”を明確にしておけば、後から復習する際にも効率的にノートを見返すことができます

(6)感情を書き込む
授業の説明には直接関係ないことでも、そのときの感情をノートに書き取ることでメリットが生まれます。
「分かりにくい」「声が小さい」など授業中に感じたグチのようなものから、「どうしてこうなるんだろう」という感情まで書いてみましょう。
あとからノートを見返したときに授業内容を思い出しやすくなるという効果があります。
ちょっとしたメモ書き程度で構わないので、ぜひ試してみてください。

(7)誰かに説明するつもりで書く
何を書き取ればいいのか分からないという場合におすすめの方法が、“誰かに説明するつもりでノートを取る”という方法。
分かっていない人に説明するためにはまず自分が内容を理解しなければなりませんが、「どうやったら分かりやすく説明できるだろう」という第三者の視点を持つことで、授業のカギとなる部分の見極めができるようになります。
どこが大事でどこが不要な部分なのか、情報を取捨選択する能力を高めるための方法でもあります。

(8)予習して授業に臨む
ノートに書くのは間に合わないし、書き取れたとしても、後から見返して理解することができない。
これは、ノートを取るという行為で授業内容をインプットしようとしているからです。
初めて聞く内容を聞きながら書き取るということが難しいということは想像できます。そこでおすすめなのが、授業で扱う部分を予習していくこと。とはいえ、疑問点を探しだして解決させることまでする必要はありません。
軽く目を通してどのようなことを扱うのか頭にいれておくだけで、授業中の理解度が高まり、聞きながらインプットしていくことが可能になります。

以上のことを意識して、今度からノートをとるようにしていってみてください。

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答え合わせでリズムを創る

個別指導の学習空間、山梨エリア甲府西教室の河手です!

「答え合わせ」と聞いて皆さんはどんなイメージを持ちますか。一歩踏み込んで答え合わせの目的とは何だと考えますか。
今回、答え合わせのやり方を紹介し、リズム良く、学習できるようになるきっかけとして頂けたら幸いです。 
では順を追って説明していきます。 
                                         
①まず問題を解く。
解く時の注意点としては調べないで、自力で解くことです。     

②×のみ付ける。答えは書かない。                         
いよいよ答え合わせです。ズバリ、×だけ付けることをお薦めします。答えは書かないで下さい。○は付けないで下さい。
                                                     
③×の問題を問題集に印を付ける。
プリントの場合でなく、テキストでしたら、出来なかった問題は、繰り返す際に自分の成長を確認する為に印を付けておきます。
答え合わせをした直後に付けることにこだわることをお薦めします。

④×の問題を解き直す。
うっかりミスの場合、全く分からない場合で分かれますが、前者は解き直し、後者は調べることです。
             
⑤再度、答え合わせを実施し、それでも出来ていなかった問題は解説を読む。
答え合わせの後、理解し、暗記する時間をとることが自分の成長に繋がります。
      
⑥○を付けて気分良く終わる。
ほぼやるべきことを①~⑤で終えています。残っているのは正解していた問題に○を付けることですね。
最後に○をつけて気分良く、次の単元または次の教科に移りましょう。

①~⑥で一番の柱はズバリ答え合わせをする時に最初に○を付けず、最後に付けることです。

答え合わせの目的は自分の出来ない問題を確認し、その問題と誠実に向き合って自分を成長させることです。
ある意味、エネルギーのいる行為です。その為に最初は敢えて○は付けません。
最初に○と×を同時に付けるとかえって出来なった問題への意識を削いでしまう可能性があるからです。
○を付けるのは最後にして自分への自信に変えて1回を終えましょう。
出来なった問題と誠実に向き合った後の自分に対する承認として。是非、一度、試してみて下さい。

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