2016年 9月 の投稿一覧

集中して学習するには?

みなさん、こんにちは!個別指導塾の学習空間、鴻巣西・桶川東教室の佐々木です。

今回は「集中力」についてお話させていただきたいと思います。

「自分は集中力がない・・・。」と思っている人も、自分が楽しいと思えることには集中できるものです。
たとえばゲームをしたり、音楽を聞いたり、映画を観たり、漫画を読むときなどです。好きなこと没頭しているときには誰かに話しかけられても全く気づかないなんてこともあると思います。
ということは、集中力は誰にでもあるということです。

ところで、人間の集中力の持続時間はどのくらいだと思いますか?
実は集中力には周期があり、最も集中できている状態というのは15分間程度と言われているのです。
波を描くように15分ごとに集中力が高まったり切れそうになったりを繰り返すのです。
小学校の授業時間は45分、中学校の授業時間は50分というのはこの周期を3回ほど繰り返していることになります。
ですので、私は小学校の教員をしていたことがあるのですが、常にこの「15分」という時間を意識して授業をしていました。
15分ごとに作業を変えてあげることで集中して物事に取り組めます。

ですから、家で勉強する時もこの「15分」という区切りを1つの目安にするとよいでしょう。
最初は15分ごとに内容を変えて学習し、慣れてきたら30分、45分と時間を延ばしていきます。

また個人差はありますが、集中力の持続時間の限界は90分と言われているので(大学生になると授業時間が90分になるんですよ!)、90分ほどしたら休憩をはさむことをお勧めします。
ポイントは15分周期で集中力が切れる波がやってくるのを意識することです。

この波を上手く乗りこなすことで集中力を持続することができるようになりますよ!

問題解決の方法

個別指導の学習空間 北海道エリア 札幌富丘・北24条東教室の渡邉です。

これから先、何度も壁を乗り越える経験をすることでしょう。
その壁を乗り越える、問題を解決する方法を身に付けていますか?
途中であきらめ、「わからない」とつい言ってしまうこと、たくさんありませんか?
そこで今回、問題解決の方法を3段階に分けて考えてみました。
この考え方は学習だけでなく、スポーツやその他の活動においてもあてはまります。
是非、自分の得意分野においても考えてみてください。

Ⅰ.「知る」 or 「知らない」

実は、「わからない」のではなく「知らない」、覚えていない、暗記をやめてしまった等、
これさえ覚えておけば…を手にせずあきらめている段階です。
教科書にある基本事項や、スポーツのルール、音符の読み方、料理の味付け方法等、
「知る」ことさえできれば、工夫は自分でできるものです。
まず覚える、暗記する、「知る」機会を増やし、次の段階へ進みましょう。

Ⅱ.「わかる」 or 「わからない」

この段階では考えることが必要になってきます。
考えないと簡単に「わからない」と言って済ませてしまいます。
例えば、問題の解説を読んでみて、「なぜ?」が浮かんでくる段階です。
調べる、聞く、を繰り返し、「なるほど!」「わかった!」まで進めてみましょう。
教科書の考え方、自分の感覚・考え方、先生方の考え方、それらをつなぎ合わせてみましょう。
「わかる」ためのヒントは1つだけとは限りません。
そのヒントがどこにあるのか、必死に探してみましょう。
その分だけ「わかった!」ときの感動は大きくなります。
粘り強く調べる、考える、「わかる」機会を自分で作ってみましょう。

Ⅲ.「できる」 or 「できない」

「わかった!」ことの感動は大きいものですが、テストの点数につながったり、
大会の結果、演奏の出来、料理の味、それらにすぐ反映されるものではないものです。
この時点では「わからない」段階を越え、あと一歩で結果が出せます。
多くの人はここからかなりの時間をかけるでしょう。
反復を繰り返し、「なぜ?」をくりかえし、「できる」まで自分との闘いです。
この段階まできて「わからない」と言ってしまうのはもったいないと思います。
自分の手で、「できた!!」「やった!!」の感動につなげてみましょう。

様々な問題に直面した時、今の自分はどの段階なのか冷静に見極めてみてください。
「わからない」と言ってしまう前に、
「知る」ことで前に進みましょう。
「わかる」まで進めてみましょう。
「できる」まで必死に取り組んでみましょう。
これが問題解決の方法です。
ぜひ実践してみて下さい。

点数アップの基本

個別指導の学習空間 静岡東部エリア 裾野・富士吉原教室の内藤です。                            

 最近勉強をしているのに、テストで点数が取れずに悩んでいる生徒や、お子様の話をよく聞きます。
なので、今回は、どうやって勉強をしていけば、「点数アップ!」につながるのか、という事について伝えたいと思います。

 点数アップの基本は、次の3つになると思います。

1.覚える
2.覚え直す
3.繰り返す

シンプルですが、この3つの徹底が点数アップには、本当に必要です。
しつこいですが、なんとなく覚えたでは、なくて、「徹底する事」が必要です。

 覚えることをないがしろにする生徒は、意外と多いです。「覚える」ことをすると、簡単な、社会や理科に代表されるような一問一答式の問題は、もちろん解けます。また、数学の公式を覚えれば、公式に当てはめるだけでできる問題が解けますし、英語の文型を覚えてしまえば、それでできてしまう問題も多いです。さらに、試験本番において、問題を解く際に注意力を問題を理解する事に回す事ができ、正答率が上がります。テンポよく問題に答えられるため、試験の時間内において、問題をやり切ることにもつながるでしょう。

 しかしながら、「私は、暗記が苦手なの…」と相談してくる生徒も中には、います。その相談には、いつもこう言います。
「人間は時間が経つと、忘れるようにできています。
でも、覚え直すと、その度に記憶が維持できる時間が増える。」。
こういうのも自分は、教育学科卒で、その時に学んだ、ドイツの教育科学者ヘルマン・エビングハウスという人物の「忘却曲線」という理論があります。
それによると、「覚え直す」ことで、人間の脳は、それを重要な情報とわかるので、記憶を維持する時間を延ばすことができるのです。
二回・三回と忘れた事を覚え直すのは、大変そうですが、回数を重ねる度に、覚えたり、習得できる時間は半分ずつぐらいに減っていきますので、最終的には、見ただけで、思い出せるようになります。覚えることを「繰り返す」のです。
「繰り返し」を徹底するのは、個人の自己管理や、学習空間でのペース管理も必要ですが確実に点数アップにつながります。

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時間の使い方

個別指導塾の学習空間 兵庫エリア 明石魚住・飾磨西教室の谷口です!

今回は、「時間の活用法」について書き記していきます。
中学3年生や高校3年生といった受験を控える学年にもなると、志望校の合格に向けて日夜勉強に励むこととなります。
「中学生は学年+1時間以上、高校生は学年の2倍以上勉強しましょう。」と学校の先生から言われているところもあると思われます。

夏休みももう終わりましたが、夏休みを振り返ってみてどうでしょうか。
「夏休み前は解けなかった問題が今は解けるようになった!」、という方もいれば「何が身についたのか分からないし、何も身についてないかもしれない」という方もいることでしょう。
ここで2者の体感に違いを生んだものは「時間をいかに使ったか」ということが少なからず関係しているでしょう。

時間というものは誰に対しても一律で1日に24時間与えられています。
この時間を遊びに使うか、勉強に使うか等は人の数だけ存在します。勉強に限った場合だと、「机に向かって教材を広げてはいるがダラダラとスマホをいじりながらただ時間だけが過ぎている」というものもあれば「○時まで集中してやる!そこから休憩!」というものなど、挙げ始めるとキリがありません。

上の2つの例の場合、どちらの方が時間を有効活用できているでしょうか。・・・もちろん後者だと私は思います。
前者は見かけの勉強時間は長いかもしれませんが、中身は薄いものとなるでしょう。それに対し、後者は勉強時間そのものは短いかもしれませんが、中身は濃いものとなっているでしょう。

ここで後者の時間の使い方に注目します。
後者は休憩時間をしっかりと設けています。この「休憩時間」の存在が大きなポイントで、休憩をすることで精神的にも肉体的にも回復を図ることができ、勉強再開時にもスムーズに内容が理解できる、とあくまで個人的にですが感じています。
学校では45~60分の授業の後、10~20分の休み時間があると思いますが、これは上記のような意図で存在しているのが理由の1つです。
実際に実践する場合は1教科を1時間勉強、15分休憩→別の教科を1時間勉強、15分休憩という流れを目安にしてもらえればと思います。

なお、この「休憩時間」は勉強の合間の短い時間でないといけない、というわけでもありません。
たまにはしっかり遊びましょう(遊ぶ頻度にも限度がありますが)。心身ともに充実し、友達と受験勉強の話などをすることもあると思うので友達の勉強状況なども知ることができ、意外にも勉強に熱が入るようになります。勉強漬けの毎日だと、いくら自分自身で勉強できる生徒でも受験までの長期間はモチベーションを保つことが難しいと考えられます。

受験期も少しは刺激があったほうが気持ち的にも楽にこの期間を乗り越えられるものです。
どうしても勉強に熱が入らない、集中できないと感じている方がいれば、このような時間の活用法を試してみてはいかがでしょうか。

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