2013年 11月 の投稿一覧

漢文のススメ

個別指導の学習空間 群馬エリア 高崎西・前橋北教室の古屋です。

さて、今回は何を書こう?と考えたのですが、意外に一度も漢文について言及したことがなかったので、今回は漢文の学習法を紹介したいと思います。

漢文でなかなか点数がとれない、苦手という声をよく聞きます。
しかし、現代文、古文と比較すると「圧倒的」とも言えるくらい、対策がしやすく、かつ、問題のレベルも高くありません。

あらゆる科目について、勉強法の大原則は「基礎知識の習得⇒段階的な問題演習」ですが、漢文においては基礎知識は「句形」ぐらいなので、これさえ頑張って暗記すれば、短期間で問題演習に移ることができます。
問題のレベルについても、出題されるのは非常に構成も単純で、主張もシンプルなものがほとんどです。
よって、漢文の攻略法の基本は「短期決戦」です。
句形もいくつも数があるわけではないので、二週間など期間を設定して一気に覚え、その後は定期的に問題演習を続けていき、漢文の論理構成、問題形式に慣れてくれば、まず確実に合格点を獲得できます!!

まずは、句形の理解+暗記をします!!
そのためのはじめの一冊としてオススメなのが、「漢文句形ドリルと演習」(河合出版)です。
自分も受験生のころに使っていました。書き込みながら進めていくタイプなので、句形を覚えながら初歩的な読解問題にも触れることができる点が優れています。
対策としては、一周目は問題集ではなくノートに書き込み、二周目(もしくは三周目)に、テストのような感じで参考書に書き込んでいくという方法がベストです。

そして、漢文学習の際には、学校でもらう「漢文必携」のような教科書系の解説書を傍らにおいて勉強することをお勧めします。もちろん、はじめから全部読むみたいなことはする必要ありませんが、読解演習をしていて、わからない漢字がでてきたり、うろ覚えな句形がでてきたりした際に、こまめに参照するクセをつけておくと、問題演習をより効果的に進めることができます。調べた漢字、句形にはマーカーなどで印をつけるようにするとなお、Goodです。

漢文で点数が取りたい!!漢文は苦手だと思う人はぜひ、このやり方で勉強してみてください!!
確実に点数が取れるようになり、漢文が楽しくなってきます☆
余談ですが、自分は漢文が大好きでした(*^_^*)

最後に、漢文において最重要の武器。
それは『句形』です。
句形をマスターしてしまえば、漢文の勉強はほとんど終わってしまったようなものです。

『句形を制する者が、漢文を制す!!』

あきらめずに、日々それぞれの夢に向かって頑張っていきましょう!!

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勉強とは「できない」を「できる」にすること PARTⅡ

個別指導の学習空間 静岡エリアの望月です。

前回、勉強とは「できない」を「できる」ようにすることだと述べました。そして、勉強において最も重要なのは、「間違い直し」と「解き直し」ということを皆さんに伝えました。今回は、「間違い直し」と「解き直し」の具体的なやり方を皆さんに伝授したいと思います。

まず、勉強の流れを再確認します。

問題演習→まるつけ→間違い直し→解き直し

では、問題演習をして、まるつけまで終わった段階から説明します。ここからが勉強の本番だということは前回にも述べましたが、「間違い直し」の目的は、自分がなぜ間違ってしまったのか、どこがいけなかったのかを明確にして、どうしたら良かったのかということや正しいやり方を理解するということです。いうまでもなく、「解答を写して終わり」ではいけません。

間違い直しをする際には、答えだけを見るのではなく、解説をじっくり読んでください。わからない問題やできなかった問題があった時、自分で何も考えずに質問してしまう生徒がいますが、あまり効率の良い方法ではありません。目先の時間だけ考えれば、すぐに教えてもらったほうが良いのですが、自分で考えた場合の質問と何も考えない場合の質問では、理解度や定着度が全く違います。

さらに言えば、わからない問題をその都度質問する方法では、先生がいないと勉強ができなくなってしまいます。入試はもちろん定期テストでも成績を上げるためにマスターしなければいけない問題は膨大な数になります。それを1つ1つ解説してもらうのは物理的に絶対不可能です。しかも、最終的には「できるようになった問題の数」が志望校合格や成績アップの決め手になります。

よって、よりたくさんの問題をできるようにするためには、自分で解説を読んで理解できる問題は自分で解決して、解説を何回読んでもどうしても解決できない問題のみを先生に質問するやり方が最も効率的だと言えます。

解説をしっかり読むということはわかったけど、いったいどうやって読んだら良いのかわからないという意見があるかもしれません。では、解説の読み方に関して説明します。解説は1回読んでもわからないときがあります。その時はあきらめずにもう1回読んでみてください。また、完全にわからなくても部分的にわかるだけでも良いので、完全にわからなくてもあきらめないで下さい。何回か読んでいくと、わかる部分が少しづつ増えてきます。そうしたら、わからない部分を明確にして、その部分に意識を集中しましょう。もしかしたら、以前に勉強したことの繰り返しかもしれません。もしかしたら、調べれば、わかることかもしれません。もしかしたら、繰り返し読むことによってわかることかもしれません。全部をいっぺんに解決しようとするのではなく、解説のどこの部分がわからないかを明確にして、ひとつひとつ潰していってみましょう!

それでもわからない場合は先生やお友達に質問しましょう。その際も、何となく全体的にわからないという形でなく、解説のここの部分がわからないという風に具体的な形で質問しましょう。

また、自分で考えると言っても、問題にもよりますが、1問にたいして1時間も2時間もかかるようでしたら、その前に先生の助けを求めましょう。時間で、判断するものではないですが、1問につき、15分から20分考えてもわからなかったら先生の指示を仰いだほうが良いかもしれません。もし、近くに質問できる人がいなかったら、その問題は、ひとまず後回しにして、他の問題に取り組みましょう。

いずれにせよ、間違い直しの最大の目的は、問題の解き方を「理解」することです。「理解」できていないのであれば先に進んではいけません。

では、間違った問題の正しいやりかたが理解できたとしましょう。「やりかたがわかったんだから、もういいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そうじゃないんです。理解した正しいやり方を覚えなければいけません。よくテストで、できなかった問題の解答を見たとき「ああ!そうだった!」なんてことを思った経験はないですか?それは、理解はしたけど、覚えていなかったことが原因なんですよ。繰り返しになりますが、勉強の目的は「できる」ようになることです。理解だけで暗記が伴わなければ「できる」ようにはなりません。ですから、間違い直しの最後の作業として、やり方の「暗記」を行ってください。

ここまでで、間違い直しの作業は終了です。最後に、解き直しの作業をしましょう。この作業もとっても大事な作業です、勉強とは最終的に自分の手を動かして問題を解くことが決め手になります。実際に問題を解くことのできる「解答力」をつけなければならないということです。やりかたを理解して暗記したとしても計算ミスをしてしまえば、「できる」ようになったとは言えません。自分で理解できていると思っていることや暗記できていると思っていることが、実はできていなかったということもあり得ます。その最終確認として、解き直しをすることが必要となってきます。また、念のため、類題も解いておけば完璧です。

ここまでで、間違い直しと解き直しの作業が完了です。
この作業がしっかりできれば、どんなテストでもどんな科目でも必ず結果がでます。

皆さんも自分の勉強をチェックして「正しい勉強法」を身につけてくださいね。

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授業の受け方・ノートの取り方

個別指導の学習空間 愛知エリア 豊田朝日・岡崎東教室の藤井です。

今回は主に学校での授業の受け方・ノートの取り方について、私の体験を踏まえつつ書きたいと思います。

みなさんはどのようにノートを取り、どのように授業を受けていますか??
たくさんの色を使い、綺麗な字で時間を掛けて美しいノートを完成させて満足していませんか??
もちろん綺麗で見やすいことは、ノートを見直し復習する時にも便利ですが、せっかくの授業時間にノートに夢中になるのももったいないですよね。

私の場合、授業の時間はほぼノートを取らず、ひたすら授業を聞いていました。
ノートを何度も見直すよりも、その場でリアルタイムに体験し、目にし耳にする情報の方が記憶に焼きつくからです。

では全くノートを取らなかったかというとそうではなく、授業中はハガキサイズのメモ帳に、簡単なメモを取っていました。
先生の話すポイントや大切なことをメモしておくためですね。

そして帰宅してから、改めてノートに清書することで、復習も兼ねていました。
毎日のように友達に「ノート取ってないから貸して!」ともお願いしていたので、授業を聞いてないやつだと思われていたかもしれませんね(笑)

頭に入るノートの取り方は人それぞれだと思います。
赤い下敷きで字が見えなくなるよう色を工夫したり、絵を描いてイメージしやすくしたり、豊田朝日教室では1つの用語から木の枝のように関連する用語をどんどん書いていっている生徒もいますが、いろいろな方法を試して自分に合ったノートの取り方を身につけたいですね。

とはいえ、やはり授業あってのノートだと思います。
まずは目の前の授業を大切にしたいですね。

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雑学から入る勉強

個別指導の学習空間 滋賀エリア 守山・野洲教室の深田です。

今回は『雑学』から入る学習について話したいと思います。

皆さんは嫌いな教科、ありますか?
私は子供の頃、理科が大嫌いでした。

これはただの言い訳だったと大人になって反省したのですが、
虫と爬虫類が大嫌いで、カタカナが苦手だったからです。

教科書を開こうとしても嫌いな生物の写真が載っていますし、
用語を覚えようにもカタカナがたくさんあって、とにかく嫌いでした…。
そんな私が中学2年の頃、突如理科が大好きになりました。
そのきっかけは、ずばり『雑学』でした。

鉛筆は六角形なのに対して、色鉛筆は円形なのご存知でしょうか?
私が理科にはまるきっかけになった雑学がこれです。

普通の鉛筆は六角形がスタンダードとされていますが、
これは持つ角度が安定しやすいからだといわれています。
それに対して、色鉛筆が円形なのは、
色鉛筆の芯の素材は、衝撃に弱く折れやすいので、
強い力で描いたり、落としてしまった時の衝撃を分散させるために円形にされているそうです。

身近にある鉛筆と色鉛筆の裏側を知った時、
当たり前に自分の周りにあるものすべてがすごく不思議になり、
それの答えを教えてくれるのが理科をはじめとした全教科の学習でした。

まずは興味を持つこと、当たり前のことを当たり前で終わらせない。
常に『何でだろう?』と考えることが勉強だと思います。

これを読んだ皆さんも、身近な物の不思議から、勉強を始めてみてはいかがでしょうか?

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勉強とは「できない」を「できる」にすること PARTⅠ

個別指導の学習空間 静岡エリアの望月です。

志望校に合格するためやテストで成績アップするためには勉強をしなければいけません。しかし、どんなに長時間机の前に座っていても、正しい勉強法で勉強しなければ、結果はでません。では、そもそも「勉強」とは何なのでしょうか?

先生の授業を良く聞くことでしょうか?
ノートをしっかりとることでしょうか?
問題集やプリントを解くことでしょうか?
教科書をじっくり読むことでしょうか?
知らないことを調べて研究することでしょうか?
先生や友達にわからない問題の解き方を教えてもらうことでしょうか?

今、挙げたことは勉強をやっていく上で、大切なことばかりですが、注意してほしいのは、それぞれが「目的」になってはいけないということです。例えば、何となく授業を聞いて、ただ黒板の字を写しただけでは勉強とはいえません。知らないことをせっかく調べても覚えなければ勉強になりません。問題を解いてまるつけをしなかったり、わからない問題の解き方を教わっても、自分で解いてみなければ、勉強にはなりません。

つまり、勉強とは、「できない」を「できる」にすることなのです。このことを知らずに勉強をしていっても成績はいっこうに上がりません。先の例で言えば、問題集は解いておしまいではなく、問題を解いたら、まるつけをして、間違い直しをして、解き直しをして初めて、「勉強した」と言えるのです。

また、「英単語や社会の語句は書いて覚えよう!」というアドバイスを聞いたことがあると思います。覚え方としては間違っていないのですが、覚えてしまっているものまでもただひたすら書きまくっていても意味がありません。覚えてしまったことやできることを繰り返しやっても勉強にはなりません。なぜなら、勉強とは「できない」を「できる」にするものだからです。もちろん、一度覚えられたけど、しばらく経ったら忘れてしまったなんてことは良くあることなので、時間をあけてチェックすることは必要です。

では、具体的にどうやって勉強を進めていくかを伝授します。基本的には次の手順で作業を進めていきます。

問題演習→まるつけ→間違い直し→解き直し

もしかしたら、「問題演習」と「まるつけ」までで終わってしまっている皆さんもいるかもしれません。しかし、ここまでは、あくまで「できない」と「できる」を仕分ける作業にすぎません。ここからが本番なのです。「できない」を「できる」にするためには、「間違い直し」と解き直し」の作業が必要不可欠なのです。

そして、この2つの作業を正しいやり方で、きっちりできているかということが勉強において最も重要なことなのです。

今回は、勉強とは「できない」を「できる」にすること。
勉強では、「間違い直し」と「解き直し」が最も重要であるということを覚えておいてくださいね。

次回は、「間違い直し」と「解き直しの」具体的なやりかたを伝授します。
楽しみにしていてくださいね。

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長文の読み方(高校入試編)

個別指導の学習空間 山梨エリア 石和&学プラ担当の藤島です。

高校入試も近くなり、英語の長文読解に苦しんでいる生徒さんも多いのではないでしょうか??

センター試験でも長文の比重は非常に高く、長文を迅速かつ正確に読むことは受験英語を克服する為に必要不可欠なことだと思います。

今回は長文が苦手という方を対象に長文の読み方のコツ(入門編)を伝授しようと思います。

英語に

Custom makes all things easy.(慣れれば万事容易になる)

という諺があるのですが、日本で言う

『習うより慣れろ』

という諺に近い意味です。

ここで言う習うには学ぶということも含まれるのですが、長文読解の最大のコツはまさにこれです。

まず重点研究・英語の各単元についてる短めの長文を使い、その単元の文法を確認した後、長文を読み始めます。

当然、英語を苦手としている生徒ほど、長文を読むことに抵抗があると思います。
そこでます、長文の隣に解答を置き、いつでも和訳が見れる形にします。

まず一文ピリオドまで読み、解答の和訳をチェックします。
そしてその訳をみたら、再び本文に目を移し、どこがどう訳されているか1つ1つ英語と日本語を照らし合わせていきます。
分からない単語などは積極的に黄色マーカーを引いて下さい。

それを粘り強く最後の一文まで繰り返します。

最後まで読み終えたら一度始めから通して読んでみましょう。
そこである程度読むことが出来ていたらOKです。
もちろんその時に忘れてしまっているところや分からないところがあれば、すぐに和訳をみて確認し、照らし合わせて下さい。

最後に黄色マーカーの引いてある単語を確認し暗記シートに書いておきます。

そしてその日のうちに後2回同じ長文を読み直します。
タイミングは1時間後でも2時間後でもそれ以降でも構いません。

この照らし合わせ術の良い所は、一度しっかりやっておくとあまり忘れないところにあります。
1日に同じ長文を3回読むことで、読解力、単語力は自然と身についてきます。

1ヶ月半ほどはあまり効果を実感出来ないと思いますが、
これを2~3ヶ月繰り返してい行くと、ある日突然

『なんか長文読めるようになってきた』

と思える瞬間が必ず来ます。

個人差もありますが、この勉強法を3ヶ月辛抱して続ければ、長文はもはや得点源になっていると思います。
さらに何度も繰り返し読んでいるといつのまにか書けるようにすらなっています。

長文は苦手な人ほど、とっかかりにくいものです。
けれど逃げていても何も解決しません。

まずは腰を据えてしっかりやってみて下さい!!

長文に慣れるまで、本当にキツいおもいますが、

『必ずやり続けていれば読めるようになる』

と、自分と将来を信じて是非是非試して見て下さいね!!

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