分析と問題の取捨選択の重要性

個別指導の学習空間 兵庫エリア 加古川平岡・姫路灘教室の岩永です。

タイトルにある通り今回は取捨選択の重要性について書きます。
実際に私が生徒に伝えて、実践してくれた方の話を交えてご紹介いたします。

多くの生徒、保護者さまが思っている以上に中学校のテストは難しいです。
同じ単元であっても出題形式や踏まなければいけない段階が多岐にわたる場合があります。
こういった「遊べる問題」はテスト勉強の時には頑張りすぎないほうがいいです。
ここで言う遊べるは出題者が遊べる問題のことです。
アレンジしやすい問題のことを私はこう呼んでいます。

例えば数学の連立方程式の文章題ですと
問題の種類だけで
・個数(人数)と金額
・2つの整数 2桁の整数
・速度、距離、時間
・人数や金額の割合  etc
その中で単位や式の組み立て方が変わります。

こういった問題に時間をかけすぎて基本の計算問題でミスに気付かない生徒は多々います。
もちろん文章題ができた方がよいですが、かけた時間に見合う対価(得点)は得づらいです。
であれば基本問題をしっかりと見直しをしてミスがないか調べるべきです。

ここで配点の話をしましょう。
その生徒の期末テスト数学の点数配分です。
文章題は25点でした。
全体の1/4で大きいではないかと思うかもしれません。
他を見てみると
1年の復習問題10点
2年の計算(等式変形)15点
2年の計算(連立方程式)32点
2年の文字式を使った証明(穴抜き)18点

こうやって見ると基本や流れ要点さえ押さえれば解ける問題をしっかりとすれば平均点(50~60点)は十分に届きます。

件の生徒は数学がとにかく苦手で4月実力は平均点から大きく下回っていました。
塾で演習をするときは例題や解説の順番を徹底して守り、途中式の省略を極力しない。
テストでは計算問題を見直しをして確実に合わせる、忘れてしまっている前学年の問題については後回しにして他の問題の見直しをしたうえで時間が余っていれば挑戦してみる。
これをしっかりと守れば時間配分にも余裕が生まれ、自分が解ける問題に落ち着いて解け、点数も平均点を安定して取れ、次の段階に進められるようになっています。

もちろん切る選択は勇気のいることですがテストという時間制限がある中で自分が何を頑張るか、落とさない問題はどこか重視するポイントは塾で頑張ってきたことです。
しっかりと見直しをして点数アップを目指しましょう!!

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