いちにちいっぽ

学習空間札幌富丘教室・新琴似北教室の花岡です。
今回の成績UP事例は、昨年度見事東京工業大学に現役合格したHさんの話です。

Hさんと私との出会いはもう9年も前にさかのぼります。
Hさんが小学4年生の夏でした。

当時札幌第1エリア2教室目である札幌太平教室がオープンし、近隣の小学校に通っていたHさんが中学受験という目標をもって入塾してくれました。
当時からあまり弱音を吐かずにまじめに課題に取り組み、その時も見事に札幌市立開成中学校に見事合格したのですが、彼女の中学校生活の開始と同時に私は教室を移ることになり、中学校での活躍はうわさ程度しかわかりませんでした。

そんな彼女も中学校ではいったん塾を卒業し、自分の力で日々の勉強に取り組んでいたのですが、高校2年の秋に私の教室の電話が鳴り、大学受験のためにもう一度通いたいと連絡がありました。
彼女の自宅から一番近い教室ではなくわざわざ私の教室を選んでくれたので、その責任感はとてつもなく大きなものでしたが、それよりも、成長したHさんとまた関われることがうれしかったです。

そこからまた二人三脚(正しくは三人四脚)での受験勉強がスタートしたのですが、一番驚いたのは、あの頃と全く変わっていなかったことです(良い意味で笑)
よく私は大学受験生に、「9~11月頃に絶対に精神的に落ち込む時が来るよ。やっても伸び悩んだり、今後このままでいいのかという焦りだったり。だけど、それはみんな同じことで、そこで落ち込んでいてもプラスのことなんか1つもないから、とにかく落ち込んでも最短スピードで原状復帰するんだよ。」と伝えます。
右肩上がりにうまくいくことなんてありませんからたいてい言ったとおりになるのですが、不思議なことにHさんはその不安定な時期がありませんでした(正確にはその姿を見せませんでした)。
それこそが彼女のもつ強い信念と、成功体験から来る前向きさであり、何よりの強みだったと思います。

なかなか志望校が決まらなかったりいろいろ悩んだりという紆余曲折はありましたが、結果、見事第1志望の東京工業大学に合格しました。
簡単なようでむつかしい、日々、確実に1歩でも2歩でも前に進むこと。その大切さに改めて気づかせてくれたHさんでした。

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