個別指導の学習空間 江別野幌教室担当の辻森です。
今回は、成績の伸び方の違いを紹介したいと思います。
まず、教室に通う前は200点弱くらいだったF君です。
F君は小学校の時はそこそこできていたのに、中学校になってどんどん勉強がわからなくなり、成績も下がっていったとのことでした。
まず体験学習の段階ですぐに実感したのは、基礎計算などはある程度身についているなということでした。
つまり、中学生になって、いつからか、勉強のペースややり方がわからなくなってしまったという感じでしたので、しっかりと塾のカリキュラムを達成することを最重要として取り組んでもらい、これくらいのペースで進めていくことが大事だということを認識してもらいながら進めていきました。
そうすることで、毎回30点~50点ずつ上昇していき、1年ちょっと350点くらいまで上がってきました。
次に、同じ時期くらいから通ってくれているTさんです。
得点は200点ちょっとくらいで入塾をしてきた生徒さんでしたが、計算を含めた基礎学力に弱点があり、「読んで理解する」という点でも少し弱点があるように見えました。
基礎学力や理解力、そして暗記力も、トレーニングで鍛えていくことができます。
しかし、短時間で目に見えた成果が出るかというと、そういうわけではありません。
そこで、次のテストというよりも、次の次のテストに照準をしぼり、やらなきゃいけない勉強を頑張りながら、基礎学力・理解力・暗記力を鍛えることを最重要としました。
土曜日の特別学習では、読む→理解する→暗記する→先生チェックを頻繁に行い、内容や用語の説明を自分でできるようになるという練習を行っていきました。
少しずつ力をつけてきて、1年たってようやく300点を安定して超えられるところまで来ています。
ここから先はさらに上を目指すためにまた違ったトレーニングを導入していく予定です。
上の二人を比べてもわかるように、同じような点数を取っていても、課題になっているポイントは個々によって異なっています。
みなさん、すぐに成果を出したいと思いますが、現状の課題によっては、じっくりと改善していくことが必要な場合があります。
まずは、自分の課題がどこにあるのかをしっかりと見つめてみてください。
なかなか判断できない時は、ぜひお近くの学習空間の教室までお問い合わせください。