勉強をすることは得ですか?損ですか?

学習空間の望月です。

勉強をすることは得ですか?損ですか?
そんな話を生徒にすることがあります。

受験直前の生徒にこの質問をすると「得です。」と回答する生徒が多いですね。

ただ、中学2年生や1年生にこの質問をすると半分の生徒が解答に苦しんでいます(笑)
やらなければならないのはわかっているけど、できるならやりたくない。
って心理でしょうか(笑)

中学1年生の時から受け持っていてこの春受験が卒業した生徒です。
中学1年生当時、その生徒に上記の質問をしたところ、「いやー汗汗。半分半分ですかね。」
なんて解答でした。
この前受験勉強真っ最中に同じ質問をしたら、「得です。後輩にもぜひとも頑張ってほしいです。」
なんて頼りになる解答をしていました。

どうやってこのように変化したのでしょうか?

最初は勉強が苦手で、課題の提出物もぎりぎりだった生徒が、
2年生の真ん中ぐらいからでしょうか。前向きに、自発的に学習するようになりました。
テスト前も毎日塾にきて、課題をきっちり終わらせていきました。
もちろん成績も上がっていき、入塾前と比較すると最高204点アップしました。
受験相談をするなかで、第一志望から志望先変更もしました。
その場合、多くの生徒が勉強に対する意識が下がるなかで、彼女は変わらず勉強をつづけました。

勉強をがんばる姿勢は指導するこちらも感服するぐらいです。

さて、私は遅くまで勉強していたその生徒といろいろな話をしました。
学校のこと、勉強のこと、将来のこと。

そのなかで、本人が、勉強をしてよかった。ということを言ってくれました。
勉強をがんばって身につくことは知識の量だけではなく、
過程の中で学んだ成果ではないでしょうか。

学校で学んだことを一切忘れてしまった時になお残っているもの、それこそ教育だ。
アインシュタインの言葉で坂戸東教室の室訓です。

公式も、知識もいずれ忘れると思います。
それでもがんばった過程が、その生徒の今後の人生をすこし豊かにしてくれと信じています。

今後も指導にまい進していきたいと思います。

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