勉強の始め方と終わり方

個別指導塾の学習空間、兵庫エリア、稲美・加古川野口教室の吉田です!

今回は私が大学受験期に実際にやっていた勉強法についてお話させていただきます。今回は特に1日の勉強の始め方と終わり方に着目してお話ししようと思います。高校3年生のときにしていたことなので、小中学生には向かない話も出てくるかもしれませんが、何か少しでも生かすことができれば幸いです。

まず始め方についてお話します。どんなにすごい勉強のやり方を知っていても、勉強を始めないことにはその力を全く生かせません。そのため勉強を始めるために私がやったことはまずは“机に向かう”ということです。何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、これが本当に大切です。
なぜなら、勉強のやる気が出てくるのは“実際にやろうとしてから”だからです。難しい話になりますが、脳には側坐核という人間のやる気を出す器官があります。側坐核は人が行動を起こすまで働いてくれません。
たとえば大晦日に大掃除をやるとき、やるまではやる気全然なかったけどやり始めたら止まらないことってありませんでしたか?それは側坐核による働きのものです。実際に動き始めればやる気は勝手に脳が出してくれます。
つまり勉強のやる気を出すにはまず勉強を始めないといけないのです!
また、勉強をやり始める時間もすごく重要になってきます。お昼や夕方から勉強を始めてしまうとせっかく出たやる気を無駄にしてしまいます。そのため朝から勉強を始めるのが大切です!

そして勉強の終わり方ですが、私がよくやっていて今もやっているのがその日にやった勉強の内容を思い出すということです。1日にやった内容を適当に思い出すわけではなく、1日の初めから何をやっていたか明確に思い出すことが大切です。
よく問題を解いた後にもう一度やり直しをする方が多いと思います。それも非常に大切です。ただそれだけでは十分ではありません。個人差にもよりますが、人間は1時間経つと半分の物事を忘れ、1日経つと4分の3は忘れてしまいます。いくら入念にやり直したと言っても、脳の構造上ある程度忘れてしまうことは免れないのです。
そこで空いている隙間時間にその日にやった勉強内容をはじめから思い出すのです。私はお風呂に入っている時間によくやっています。例えば化学でいうと、その日にやった反応式を頭の中で書いてみます。それで思い出せなかったら完全には覚えきれていないということなので、もう一度見直します。何をやったかも覚えていない場合は、やり直し方を見直した方がいいかもしれません。
何もすることがない時間を有効的に使うことができるというところが一番の利点であると思います。またその日の自分の勉強の内容を把握し、勉強ペースも見直すことができ、一石二鳥です。

このように勉強の始めと終わりは非常に大切なものになってきます。
勉強の始め方ひとつでその日にできる内容の濃さが変わってきます。
勉強の終わり方ひとつでその日にやった勉強の定着率が変わってきます。
勉強の始めと終わりを意識して勉強をするとよいかもしれません。

以上が、一部ではありますが私が大学受験でやっていた勉強法になります。少しでも皆さんのお力になれたらうれしいです。

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