自分で考えて動くということ

個別指導塾の学習空間、兵庫エリア、姫路灘・飾磨西教室の谷口です!

今回は私の担当する教室に現在も在籍している生徒についてのエピソードを書いていきたいと思います。
彼は中2の4月に学習空間に入塾しました。
入塾当時は5教科の点数を合わせると300点くらいで、
志望校は入塾後しばらくは姫路市でそれなりの学力レベル(5教科合計360点が合格目安)でそこそこ人気な高校でした。
その頃から真面目かつ実直に取り組んでくれてはいましたが、
当時は数学でいう計算力や各教科の単語力は飛び抜けているわけではなかったので
こちらの提示するカリキュラムをこなすことに初めは精一杯だったようです。

当然ではありますが、長らく反則行為(プリントの答えを見る等)を一切せずに、基本に忠実に、そして丁寧に学習に取り組んだこともあり、
計算力や単語力をメキメキと伸ばしていったのに始まり、
今となっては学区3番手の高校(5教科合計430点程度必要)が適正レベルになるくらいにまで成績が上昇しました。
学力は確かに必要ですがイベント事が地域でも1番多く盛大で楽しいと評判の高校で、
彼自身オープンハイスクールでその高校に行きたい気持ちが出てきたようです。

彼が何をしてここまで成績が伸びたのかというと、
彼自身が「自分で何をするか考えて動いた」だけで、
講師側の私からは特別なカリキュラムを組んだりしたわけではありません。
指導回数についても彼にたくさん教えた、というわけではなく
むしろ彼に対する指導回数は少ない方でもあります。
なので彼が彼自身で伸びるキッカケを掴んだのは断言できます。

私の担当する教室で成績上昇幅が大きい生徒に共通することとして
「カリキュラム終了後に自主的にワークを解いていく」
というものがあります。
また、彼に関しては「学校ワークは家でやるもの」という位置付けが出来上がっているので、
演習量そのものが相対的に他の生徒より多くなっているのも影響していると思います。
様々な問題を解いていく中で、知識を総導入しても理解しきれないものが出てきたときに
講師である私たちに頼る、という彼のなかでのポリシーも出来上がってきたのでしょう。

受講しているどの教科についても、こちらのカリキュラム後にkeyワークでその日やった単元の応用問題まで解いていったり、
英語に関してはそれに加えてさらにその日に和訳した単元の英訳までやってのけています。
正直私自身、彼のストイックさにびっくりしました。
他の誰よりも「今、自分がすべきことは何か」と考えて動いてきた結果が今の彼に繋がっています。

自分なりにしっかり考えて置かれた環境のなかでいかに結果を出すか。
これができれば成績も右肩上がりになるのでしょうが、これが難しい。
手探りで自分に合う学習法を見つけた彼に拍手を送りたいというのと、
これから受験本番に向けてさらに大変で頭を使う日々になりますが
持ち前の探求心で乗り越えて
最高の成功体験をしてもらえることを願ってやまないです。

将来的には自分で考えて動き、なおかつその責任は自分で負うことが多くなってきます。
今後のためにも、他の人に言われたことをただ実行するだけでなく
自分自身で考えて「+α」をしてみてはいかがでしょうか?
自分のことは自分が良く知っている。だからこそ出来ることだと私は考えています。

兵庫の塾なら個別指導の学習空間

SNSでもご購読できます。

まずは1週間の無料体験学習をお試しください

コメントを残す

*

CAPTCHA