集中

日々の積み重ね

個別指導の学習空間、韮崎・富士吉田教室の松永です。
今回は以前韮崎教室に通っていたTくんについてお話いたします。

彼は中学1年生のときに韮崎教室を訪ねてきてくれました。
自分でも勉強を頑張っていたみたいですが成績は中々伸びず・・・
特に英語が苦手で、学校では真ん中くらいの成績だったと思います。

好奇心旺盛のTくんは1年生の頃からいろんなことに興味を持っていました。
中学生で世界史を独学でやりたいと言われたときは本当に驚きました笑
何事にも積極的に取り組んでいた彼でしたが、成績には中々繋がりません。
彼の様子を見ていると、成績が上がらなかった原因は興味があることが多く、いろいろなことに目移りしてしまうことだということがわかりました。

継続は力なりという言葉もありますが、勉強は正にその通りで、続けていくことで力を得ることができます。
同じ問題を何度も繰り返しやることで記憶は定着していきます。
彼に足りないのはこの反復した学習でした。

このことを彼に伝えると、それからは苦手だった英語も繰り返し取り組むようになりました。
最初は本人も半信半疑でしたが、私の経験も話しつつ丁寧に説明すると一生懸命取り組んでくれました。

中学を卒業し、高校では早いうちから英検にも取り組み、共通テストでも高得点を取れるまでに成長しました。
その結果彼は今、念願の大学で薬学の勉強をしています。

先日も連絡があり大学でも継続して頑張っている様子を聞かせてくれました。
これからも自己実現のために頑張ってもらいたいです。

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気分転換

個別指導の学習空間SN静岡三島北、富士西の柏木です。

みなさんに聞きたいですが、今までテスト前や宿題など勉強をするとき、なかなか集中できないときはありませんでしたか?
ここはやらないといけない、ここまでやらなきゃいけないってわかっているのに集中できない、また、提出できる状態にするためだけに答えを写すだけの作業になっていたり、とかそういう状態になっていませんか?
今回は、そんなとき、自分が学生の時にやっていた気分転換の方法をお話したいと思います。

自分が受験生のとき、やっていたとは、勉強をする場所を変えるということでした。
学校、塾、家、図書館など勉強ができる場所を移動していました。
人間の集中力ってそんな長時間つづくものではないです。
例えば、学校に残って勉強し、飽きてきたら塾に移動。
そこでまた勉強をする、といった形です。

場所を移動する時、外の空気を吸えたりするので、これが意外と気分転換になり、次の場所でまた集中して勉強することができます。
この時期、外に出ることはなかなかできないですが、家で勉強をするときも、使う部屋を変えることで意外と気分が変わります。
同じ場所に長時間留まるのはけっこう辛いものです。
ですので、今の時期は家の使う部屋を変えることが効果的と思います。

かといって、勉強をする場所を変えすぎるのも問題です。
なぜなら、家の中だけならまだしも、学校、塾、図書館など、移動しすぎると移動に時間がとられ、そもそもの勉強時間が減ってしまうからです。
適度に2か所くらいがちょうどいいかもしれませんね。

同じ場所でなかなか勉強に集中できない人はぜひ試してみてください。
意外と効果ありますよ。
今、大変な時期ですけど、みんな体に気を付けて、頑張っていこう!

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模試の受け方

個別指導の学習空間,千葉エリアの八千代大和田・佐倉臼井教室の小西です.

 中3生になると各都道府県で模擬試験がありますが,最初は模擬試験の受け方を知らないせいか,とんでもない受験態度で臨む生徒がちらほらといます.高校生でも同様です.模擬試験は1回数千円とそれなりに高価な受験料を支払いますので,変な態度で受験するのは非常に勿体ない.数年前までは私は「模試の受け方なんて説明するまでもないでしょ.みんな分かってるでしょ」と思っていたのですが,最近どうやらそうでもないことに気づきまして,やはり教えておかないと分からないものなのですね.ですので今回は模試の受け方についてです.最低限の身だしなみは出来ていることは前提とします.

①試験会場に入ったら,出るまで友達とは話さない
 試験前や試験の合間に友達と話して点数が上がるのなら話して下さい.そんなことはありませんよね.なら無駄です.受験会場に入ったら,試験が終わって受験会場を後にするまでは友達とは一切会話をしてはいけません.携帯・スマホなども当然ですが見てはいけません.他の受験生から見ると,友達同士で「やっべー全然勉強してねーよ」とか,休憩時間に「さっきの数学どうだった?」とか話しているのは非常に不愉快で滑稽です.

②会場に着いたら試験開始までひたすら勉強
 試験当日に勉強したところで,確かに結果が目に見えて変わることはないでしょう.ですが,何もしないのはまた愚の骨頂.変わる可能性が1%でもあるなら勉強しましょう.「試験前は精神統一だ」とか言ってる人を尻目に君たちは試験が始まるギリギリまで,試験監督が「勉強道具はしまって下さい」と言うまで勉強し続けましょう.特に社会の用語や英単語などは試験直前でも結構な量を目に入れることができます.もちろん,普段ろくに勉強してないのに当日の朝から勉強しても意味ないですよ.当然,休憩時間もずっと勉強です.①で友達と喋らないと書きましたが,ずっと勉強してたら喋る暇などありません.しかしトイレにだけは行っておくようにしましょう.

③試験時間中は集中する
 下位層の生徒に多いのですが,全然解けないからと途中で諦めて試験時間中に寝てたり,問題用紙に落書きしてたりする人がたまにいます.当然ですが言語道断です.試験開始から試験終了時まではMAXの集中力を維持し続けて下さい.それが出来ないなら高校・大学に行く資格がないのでさっさと受験など諦めましょう.
 「厳しいことを言うね」と思いましたか.なぜ「行く資格がない」とまで言い切るかと.そもそも高校受験の試験時間が50分,大学受験の試験時間が90分(80分や150分などの場合もありますが,90分前後がやはり多いです)なのはなぜでしょう.それは高校の授業が50分であり,大学の講義が90分だからです.入学試験というのは「あなたはうちの学校で授業を受けれますか?授業の予復習ができますか?」を問うのが唯一の目的です.試験の内容は当然として,それが試験時間にも現れているのです.つまり,「あなたはうちの学校の授業を最初から最後まで集中して受けられますか?」という学校側のメッセージが高校受験の50分,大学受験の90分という試験時間なのです.では,この試験時間を最初から最後まで集中しきれないのなら,当然入学する資格はありませんよね.だって授業や講義を最初から最後まで聞けないことを入学試験という場で証明しているのですから.学校が提示する合格点に達しないのならその学校に入学する資格は当然ありません.同じことだと思います.
 しかし,この試験時間中をすべて集中し切るというのは意外と大変です.割と長期間の訓練が必要になってきます.ロジカルリーディングで有名な英語講師の横山雅彦先生は「大学受験生は普段の勉強でも,一度勉強を始めたら90分間は席を立たないということを徹底して下さい.その間は飲み食いは決してせず,トイレにも立たないことを肝に銘じて下さい」と著書の中で書かれています.中高生も早いうちからこの時間の縛りに慣れるために試験時間と同じ時間は集中し切るという訓練を普段からして欲しいと思います.

④試験が終わったら当日中に自己採点をすべてする
 問題冊子と解答冊子を配布されているのであれば,家に帰ったらすぐに自己採点を始めて下さい.自己採点を出来るように,問題冊子に自分が書いた回答を記入しておくことを忘れずに.記述問題や作文は問題冊子にすべて回答を書くことは時間的に難しいので余裕があればで良いでしょう.普通,模試を受けたら自分の点数が気になって仕方ないはずです.何も言われなくても帰ったらすぐに自己採点をしたくなるはずなのですが,自己採点をしないという人も中にはいるのでこれも早いうちから「当たり前」にしておかなければなりません.「自己採点をしない⇔自分の点数に興味がない」ということです.自分の点数に興味がない人が,成績を上げることは可能でしょうか?私は不可能だと思います.また,自己採点をするもう1つの目的は,学力を付けるためです.自己採点をした点数を控えておいて,成績表が返ってきたときに,自己採点と見比べて見て下さい.点数が近ければ近いほど学力がある証拠です.裏を返せば点数に開きがあればあるほど(上にずれていても下にずれていても)学力が低いということになります.自己採点が正確に出来るということは「何が正しくて何が間違っているか」の区別がきっちり付いているということです.そのような生徒は伸びる余地がかなりあります.逆に点数が良くても,点数に開きがある生徒は現状の成績から中々這い上がれない場合が多いです.ですので自己採点を毎回することによって,回答の正誤を見極めるという訓練を積んで欲しいと思います.

⑤模試の解き直しは数日中に全教科やる
 解き直しも当日にすべてするのが理想ですが,教科数が多いとさすがに当日にすべては難しいかもしれません.なので数日かかっても大丈夫でしょう.しかし,受験日から数えてどんなに遅くても3日後までには全教科の復習が終わっている状態にしておかなければなりません.鉄は熱いうちに打て.善は急げ.解きたてほやほやの問題にもう一度本腰を入れて取り組むことには非常に価値があります.自分が全力を傾けて取り組んだ試験問題はしばらく記憶に残ります.現に私は自分が大学受験をしたとき(2007年)の入試問題を今でもいくつか覚えています.その記憶が熱い内に,復習をすることが効果的なのです.何回も解きましょう.下位層の生徒はどうしても理解できない問題もあります.その場合は学校や塾の先生に問題冊子と解答冊子を持っていって復習すべき問題を指示してもらいましょう.とにかく同じ問題を何度も解くこと.模試は入試標準レベルの問題が出題されることが多いので,1問1問が試金石になります.人に説明できるところまで理解するのが理想です.最低でも解答のプロセスを理解し,自分で解答を再現できるところまで復習しましょう.少しでも理解できない箇所は先生に質問しまくりましょう.

⑥2~3週間後にもう一度解いてみる
 復習もばっちりになったら普段の受験勉強に戻るのですが,2~3週間時間をおいてからもう一度本番と同じ試験時間で模試の問題を解き直しましょう.当然,受験したときよりはるかに成績は良いはずですが,取るべき問題で解けていないものがあるかもしれません.そしたらまた⑤に戻って復習に入りましょう.

 とても初歩的な部分だけを書きましたが,以上のことが当たり前に出来て初めて「模試を受験した」と言えると思います.あと入試まで残り少ないですが,頑張って参りましょう.

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空腹の効用

個別指導の学習空間 静岡東部エリアの望月です。

先日、保護者の方に「塾に行く前に食事をとったほうが良いか、それとも帰宅後に食事をとったほうが良いか?」

というご質問をいただきました。

もしかしたらこれを読んでいる皆さんも同じことを悩んだことがあるのではないでしょうか?

「塾へ来たけどお腹がいっぱいで眠くなってしまった、、、。」

その逆に「お腹が空き過ぎて集中できなかった、、、。」

なんて経験をした方もいるかもしれません。

成績を上げるために必要な要素はいくつかありますが、

より学習の効果を上げるために、スポーツと同様、

勉強もコンディショニングが大事になってきます。

そこでとっておきの情報を皆さんにお伝えしたいと思います。

実は、「集中力や記憶力は空腹状態で向上する」という研究結果があります。

これを聞いて、「食事をしっかりとって、お腹がいっぱいのときのほうが

勉強も暗記もはかどるのではないか?」と思った人もいるかと思いますが、

実はそうではないのです。

暗記や勉強がはかどるのは空腹のとき、

胃が空っぽでおなかの虫が「グゥー」となったときなのです。

なぜ?と思う人もいるかもしれませんね。

ご説明いたしましょう!

人間は動物の仲間なので、お腹が空くということは、

生命が危機にさらされることでもあります。

このとき、人間は自分の命が危機にさらされていることを

無意識のうちに感じ取って、何とかしようと考えます。

空腹の初期段階であれば、実際には生命の危機とまでいえませんが、

脳は生命の危機であると錯覚します。

そして、神経は研ぎ澄まされ、感覚は鋭敏になります。

注意力が増し、どん欲に知識を求める状態になります。

また、記憶力も増すので勉強したことが吸収しやすい状態になります。

そういった状況で勉強をするのですから、学習している内容への理解も高まり、

暗記も進むというわけです。

これが満腹状態だとそうはいきません。

満腹なので、人間の本能は、自らが生命の危機にさらされた状態だとは考えません。

逆に満ち足りた幸福な気分で溢れます。

そんなときに勉強しても、本能は十分に満たされているので、

何かを身につけたいという願望や何とかしたいという貪欲さが弱まってしまうのです。

だから、一生懸命勉強をするときは空腹が良いのです。

もちろん、常に空腹というわけにもいきませんし、

空腹が気になって集中できないようでしたら、むしろ逆効果なので、

学習前に何か食べるのであれば、腹八分目で満腹にならないように気を配りながら食事をするのが良いということです。

また、腹八分目は頭脳にいいだけでなく、健康にも良いとされます。

健康に良いということは、頭脳の働きを良くするということなんです。

冒頭の保護者の方のお子様の場合は、

部活が終わって自宅に帰ってくるのが7時位になるので、

ご飯を食べてから塾へ行くと8時過ぎになってしまうとのことでした。

しかし食べ盛りの中学生男子なので何も食べないと

お腹が空き過ぎて集中できないそうです。

そこで、塾へ来る前には食事はとらずに、塾へ「カロリーメイト」や

「ソイジョイ」などの軽食を持ってきてお腹いっぱいにならない程度に

エネルギーを補給していくことをご提案しました。

さて、ここまでの話を読んでどのような感想をもったでしょうか。

最終的には自分の習慣や体調や諸事情に合わせて決めていけば良いと思います。

その際にこの話を参考にしていただければと思います。

皆さんも自分流のコンディショニング方法を考えてみてくださいね。

そして、より効率的な学習を目指してください。

それでは、ここまで読んでくれてありがとうございました。

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