解き直し

間違えた問題は宝物!!

間違えた問題は宝物!!

個別指導塾の学習空間 愛知エリア みよし教室・豊田朝日教室の杉田です。

普段勉強をしていく中で、教科書や学校のワーク、また塾の教材や市販の教材などを
使って勉強をしていくことが多いと思いますが、みなさんは間違えた問題をどうしていますか?

一番よくないのは間違えたままやり直しもせず放置することですよね。
これは当然ですよね。

間違えた問題をその場で解き直す。
自力で解き直せない場合は先生や友達に聞いたり、塾の先生に聞いたりする。
そして、理解して納得する。

もしかしたらこのプロセスを経て、満足して終わっていませんか?

1週間、2週間の時が経過して・・・・・
みなさんは自力で間違えた問題を再度解き、正解することができますか?

解ける問題もあるかもしれませんが、時間が経過してしまうとやり方や用語を
忘れてしまい、また不正解になってしまうことが多いのではないでしょうか?

それでは、どうすれば良いのか???

私の意見としては、間違えた問題は「繰り返し練習して習得すること」以外に解決の道はないかと思います。

そこで大切になってくるのが間違えた問題を自分の弱点として認識し、それを宝物のように扱うことかと思います。

間違えた(苦手な)問題を繰り返し解くことで自分の弱点が補強され、テストの点数にも反映してくるのではないかと思います。

問題を間違えると面倒にになったり、嫌になったりテンションが下がることも多いかと思います。

そんな時には、「間違えた問題は宝物!!」という言葉を少しでも思い出して下さい。

その宝物を大切にして勉強に励んで下さい!!

愛知の塾なら個別指導の学習空間

基礎のお話し

個別指導の学習空間 滋賀エリアの丹羽です。

つい先日まで行われていた冬期講習で、初めて受講する生徒に講習の進め方として伝えていた勉強法を紹介します。と、言っても特に目新しい内容でも変わった内容でもなく、ごく当たり前と思われる内容になります。

① 解説をよく読み、解き方を真似する
…新しく勉強する内容であればもちろん、復習の内容であっても、よく読む事が大切です。分かったつもりでいた事でも新たな発見があるかもしれません。この「よく読む」が出来ていない生徒は意外に多いと思います。気持ちが急いていては、理解出来るはずのものでも出来なくなります。

② 間違い直しは、「なぜ」間違えたのかを理解できるまで
…「間違い直し」は、赤ペンで正しい答えを書く事ではありません。個人的には、正しい「間違い直し」が出来ていれば「正しい勉強」が出来ていると思っているくらい大切なことです。
○つけをした後、間違えた問題はまず「解き直し」をしてみる。解き直して正解出来れば、どこで間違えたのかも気づけるはずです。解き直しても正解が出来ない場合は、解答の解説を見る。理解できなければ、必ず先生に聞く。分からないままにしないことが次につながります。最初は出来なくても、2度目に同じ間違いをしなければいいのです。
「正しい間違い直し」をしていると、自分の間違いの傾向が掴めてきます。間違いの傾向を知れば、注意するべきところも自然と分かります。こうした意識が、ケアレスミスの防止にもなります。

今回紹介させてもらったのは基礎みたいなものです。「よく見て真似する」「直しは分かるまで」の2つだけでもまずは心がけてやってみてください。

学習空間の先生たちは、生徒のみんなの成長を願い、自学自習が出来る生徒を育てています。「勉強のやり方」を教え、「問題の解き方」は生徒自身に気づいて欲しいと思っていますが、基本的には教えたがりな先生ばかり(多分)です。ドンドン頼ってください!

模試の受け方

個別指導の学習空間,千葉エリアの八千代大和田・佐倉臼井教室の小西です.

 中3生になると各都道府県で模擬試験がありますが,最初は模擬試験の受け方を知らないせいか,とんでもない受験態度で臨む生徒がちらほらといます.高校生でも同様です.模擬試験は1回数千円とそれなりに高価な受験料を支払いますので,変な態度で受験するのは非常に勿体ない.数年前までは私は「模試の受け方なんて説明するまでもないでしょ.みんな分かってるでしょ」と思っていたのですが,最近どうやらそうでもないことに気づきまして,やはり教えておかないと分からないものなのですね.ですので今回は模試の受け方についてです.最低限の身だしなみは出来ていることは前提とします.

①試験会場に入ったら,出るまで友達とは話さない
 試験前や試験の合間に友達と話して点数が上がるのなら話して下さい.そんなことはありませんよね.なら無駄です.受験会場に入ったら,試験が終わって受験会場を後にするまでは友達とは一切会話をしてはいけません.携帯・スマホなども当然ですが見てはいけません.他の受験生から見ると,友達同士で「やっべー全然勉強してねーよ」とか,休憩時間に「さっきの数学どうだった?」とか話しているのは非常に不愉快で滑稽です.

②会場に着いたら試験開始までひたすら勉強
 試験当日に勉強したところで,確かに結果が目に見えて変わることはないでしょう.ですが,何もしないのはまた愚の骨頂.変わる可能性が1%でもあるなら勉強しましょう.「試験前は精神統一だ」とか言ってる人を尻目に君たちは試験が始まるギリギリまで,試験監督が「勉強道具はしまって下さい」と言うまで勉強し続けましょう.特に社会の用語や英単語などは試験直前でも結構な量を目に入れることができます.もちろん,普段ろくに勉強してないのに当日の朝から勉強しても意味ないですよ.当然,休憩時間もずっと勉強です.①で友達と喋らないと書きましたが,ずっと勉強してたら喋る暇などありません.しかしトイレにだけは行っておくようにしましょう.

③試験時間中は集中する
 下位層の生徒に多いのですが,全然解けないからと途中で諦めて試験時間中に寝てたり,問題用紙に落書きしてたりする人がたまにいます.当然ですが言語道断です.試験開始から試験終了時まではMAXの集中力を維持し続けて下さい.それが出来ないなら高校・大学に行く資格がないのでさっさと受験など諦めましょう.
 「厳しいことを言うね」と思いましたか.なぜ「行く資格がない」とまで言い切るかと.そもそも高校受験の試験時間が50分,大学受験の試験時間が90分(80分や150分などの場合もありますが,90分前後がやはり多いです)なのはなぜでしょう.それは高校の授業が50分であり,大学の講義が90分だからです.入学試験というのは「あなたはうちの学校で授業を受けれますか?授業の予復習ができますか?」を問うのが唯一の目的です.試験の内容は当然として,それが試験時間にも現れているのです.つまり,「あなたはうちの学校の授業を最初から最後まで集中して受けられますか?」という学校側のメッセージが高校受験の50分,大学受験の90分という試験時間なのです.では,この試験時間を最初から最後まで集中しきれないのなら,当然入学する資格はありませんよね.だって授業や講義を最初から最後まで聞けないことを入学試験という場で証明しているのですから.学校が提示する合格点に達しないのならその学校に入学する資格は当然ありません.同じことだと思います.
 しかし,この試験時間中をすべて集中し切るというのは意外と大変です.割と長期間の訓練が必要になってきます.ロジカルリーディングで有名な英語講師の横山雅彦先生は「大学受験生は普段の勉強でも,一度勉強を始めたら90分間は席を立たないということを徹底して下さい.その間は飲み食いは決してせず,トイレにも立たないことを肝に銘じて下さい」と著書の中で書かれています.中高生も早いうちからこの時間の縛りに慣れるために試験時間と同じ時間は集中し切るという訓練を普段からして欲しいと思います.

④試験が終わったら当日中に自己採点をすべてする
 問題冊子と解答冊子を配布されているのであれば,家に帰ったらすぐに自己採点を始めて下さい.自己採点を出来るように,問題冊子に自分が書いた回答を記入しておくことを忘れずに.記述問題や作文は問題冊子にすべて回答を書くことは時間的に難しいので余裕があればで良いでしょう.普通,模試を受けたら自分の点数が気になって仕方ないはずです.何も言われなくても帰ったらすぐに自己採点をしたくなるはずなのですが,自己採点をしないという人も中にはいるのでこれも早いうちから「当たり前」にしておかなければなりません.「自己採点をしない⇔自分の点数に興味がない」ということです.自分の点数に興味がない人が,成績を上げることは可能でしょうか?私は不可能だと思います.また,自己採点をするもう1つの目的は,学力を付けるためです.自己採点をした点数を控えておいて,成績表が返ってきたときに,自己採点と見比べて見て下さい.点数が近ければ近いほど学力がある証拠です.裏を返せば点数に開きがあればあるほど(上にずれていても下にずれていても)学力が低いということになります.自己採点が正確に出来るということは「何が正しくて何が間違っているか」の区別がきっちり付いているということです.そのような生徒は伸びる余地がかなりあります.逆に点数が良くても,点数に開きがある生徒は現状の成績から中々這い上がれない場合が多いです.ですので自己採点を毎回することによって,回答の正誤を見極めるという訓練を積んで欲しいと思います.

⑤模試の解き直しは数日中に全教科やる
 解き直しも当日にすべてするのが理想ですが,教科数が多いとさすがに当日にすべては難しいかもしれません.なので数日かかっても大丈夫でしょう.しかし,受験日から数えてどんなに遅くても3日後までには全教科の復習が終わっている状態にしておかなければなりません.鉄は熱いうちに打て.善は急げ.解きたてほやほやの問題にもう一度本腰を入れて取り組むことには非常に価値があります.自分が全力を傾けて取り組んだ試験問題はしばらく記憶に残ります.現に私は自分が大学受験をしたとき(2007年)の入試問題を今でもいくつか覚えています.その記憶が熱い内に,復習をすることが効果的なのです.何回も解きましょう.下位層の生徒はどうしても理解できない問題もあります.その場合は学校や塾の先生に問題冊子と解答冊子を持っていって復習すべき問題を指示してもらいましょう.とにかく同じ問題を何度も解くこと.模試は入試標準レベルの問題が出題されることが多いので,1問1問が試金石になります.人に説明できるところまで理解するのが理想です.最低でも解答のプロセスを理解し,自分で解答を再現できるところまで復習しましょう.少しでも理解できない箇所は先生に質問しまくりましょう.

⑥2~3週間後にもう一度解いてみる
 復習もばっちりになったら普段の受験勉強に戻るのですが,2~3週間時間をおいてからもう一度本番と同じ試験時間で模試の問題を解き直しましょう.当然,受験したときよりはるかに成績は良いはずですが,取るべき問題で解けていないものがあるかもしれません.そしたらまた⑤に戻って復習に入りましょう.

 とても初歩的な部分だけを書きましたが,以上のことが当たり前に出来て初めて「模試を受験した」と言えると思います.あと入試まで残り少ないですが,頑張って参りましょう.

千葉の塾なら個別指導の学習空間

家庭教師、1対1指導をお探しなら学習空間プラス