個別指導塾の学習空間 埼玉西部エリア 上尾西&川越南教室の坂井です。

先日、某サイトで「置き勉禁止」というキーワードについてのコラムを拝読しました。
最近の小中学生の持ち物ってすごいんだなと内心びっくりしました。ところが、振り返ってみると、私も毎日持って帰るものが大変で、持ち物等を計画帳に書くことに苦労していました。

そもそも、「置き勉」とは教科書や教材などを学校の机やロッカーに置いて帰ることを言うのですが、これを禁止して、教科書やノートがどれだけ重くともすべて持ち帰るよう指導している学校は少なくないようですね。私の教室に来る生徒の中にも「学校に置いてきてしまって教科書を持ってきてません。」と塾に来たときに申告してくる生徒もおります。

しかし、学習空間の生徒の皆さんは、勉強とは学校から帰ってきて、家庭でもちゃんとするものだ、と自覚しているはずです。
(そもそも学習空間の生徒の皆さんは教室で勉強するときに、教科書は必要です。
そのときにその日学習した内容の振り返りとして、塾に来ない日にも勉強をしていますよね♪)

すべての教科書を入れたトンデモない重さのカバンの持ち帰らないといけない=家庭学習ができないので、持って帰らなければならないという論理は違うはずです。

しかし、なんでもかんでも持って帰ってしまっては、自分で必要か不必要か考えなくなってしまいますよ。

そうして、気が付けば「置き勉」というのが「置きっぱなし勉強道具」と化してしまうわけです。
また、「学校に持っていくことを忘れるのがこわい」ということで学校に教材を置きっぱなしにしてもその人自身から忘れ物ぐせが改善するわけではありません。

全部といわず、必要最低限を持ち帰り、資料集等あまり使用頻度が少ない教材は学校に置いておくようにしましょう。
辞書や調べものをするときには、「スマートフォンで調べる」という手段があるじゃないですか!
(ゲームだけがスマホでできることではありませんよ^^ただし、それに頼りすぎるのも問題がありますが)

持って帰るもの、置いていくものをしっかり区別して、ちゃんと事情を話せば置いて帰ったとしても、学校の先生もわかってくれるはずです。
例えば・・
「英語と数学を今日は勉強するから国語は置いていこう」といったようにあらかじめ決めておくとよいですよね。ただ、最低限、教科書orノートと問題集は持って帰りましょう。

学習空間は学校の授業内容の理解度もチェックしていきます。学習を通じて、「今、何が自分に必要なのか。」 「それらを何から、どこから、どのくらい、始めればいいのか。」その、思考方法・進め方を指導しすることで、真の自立学習を目指しています。

大人からいわれたことを機械的にそのまま受け止め行動するのではなく、自分に必要な教材・持ち物を管理して生徒自身が行動を起こすようにしてほしいと願ってこれからも応援します!

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