個別指導塾の学習空間 長野南部エリア 伊那教室の吉瀬です。
今回は私が山梨エリアに在籍していた際に指導していた生徒についてご紹介いたします。
その生徒が入塾したのは小学6年生の時でした。
その生徒はお調子者ですが元気いっぱいで勉強もしっかりと頑張る生徒でした。
中学校に上がっても特に変わらず、中間テストなどの定期試験が始まるようになってくるとテスト前は良い点数を取れるように毎日来塾して勉強に取り組んでいました。
成績は真ん中よりも少し上といったくらいで常に70点位をキープするような状態でした。
3年生にあがり、高校入試に向けてといったタイミングでも勉強を頑張っていないわけではないのですが、中々スイッチが入らず最低限の勉強といった印象でした。
そして10月に志望校を決めていく重要なテストの1回目があり、その結果が志望校には少し厳しい点数でした。しかし、この結果がのちの大逆転につながりました。
そのテストの結果を受けて、本当にこのままではまずいと危機感を覚え、そこからほぼ毎日5時間以上塾で勉強するようになりました。
私も、「あれ?この時間なのに帰らずにまだ勉強してるじゃん?」と不思議に思っていました。
その後に、今日は勉強すごいやるじゃん。どうしたの??と尋ねてみると、「このままでは志望校にいけないので、意識変えて本気で取り組みます。」と真顔で私に伝えました。
最初に塾に来たときは無邪気に楽しく勉強していた生徒が、私の目をまっすぐに見て真剣に自分の意思を伝えられるようになったと非常に感動する思いになりました。
そこからはほぼ毎日来塾して、その日やったプリントやワークの内容は何一つわからないところがなくなるまで徹底的に取り組み、前回から1か月後の2回目の重要なテストでは志望校に必要な点数を無事に上回って取れました。
それからも決して油断することなくしっかりと勉強に取り組み、3月の高校入試は無事志望校に合格。
それどころか、もう1つ上のランクの高校でも問題なく合格できるくらいの点数を取ることができました。
高校に入っても塾を継続して続け、そのままの調子で勉強をと取り組み学年1位を何回も取るようになりました。
今現在高校3年生で、共通テストが間近に迫っています。
次は、志望校である山梨大学に現役合格できるように残り少ない期間を大切に過ごしてもらえたらなと長野から応援しています。