姫路灘教室

成長は一年単位

個別指導塾の学習空間 兵庫エリア 姫路灘教室、飾磨西教室の大野です。

今回は、暗記は得意だが、理系科目が苦手な生徒様の体験談をお伝えできればと思います。

その生徒様は「小学生のころから算数が苦手で…」という保護者様のご要望のもと、中学1年生の5月から入塾され、講師と適切な関係性で勉強を頑張ってくれていました。生徒様の真面目な性格と、講師との話しやすい関係性で、計算など解ける問題がどんどん増えていきました。

そして、4か月ほどで苦手だった数学、理科のテスト学校のテストは常に平均点をとれるほどになったのですが…

そこからが伸び悩みました…

図形問題と、文章問題がどうしても取れず本人のモチベーションも下がったこともありました。

しかしそこで講師から「入塾したときと比べたら十分伸びてるし、たまには他教科の点数アップを意識しよう」と数学、理科は1年生の間は現状維持を努めました。

そして、中学2年の夏休み。

夏期講習に参加してくれた生徒様に講師は「実力テスト対策に、中学1年の図形、文章問題をやってみよう」と以前苦手だった単元を復習しました。

すると、中学1年のときでは何度やっても確認テストで解けなかった問題が当時よりもずっと出来るようになっていました。

勉強、学力は生徒様の成長段階に合わせて出来ることが多くなります。

この生徒様は、中学2年までの様々な経験を通して成長しており、今まで苦手だった問題を理解することが出来るようになっていました。

勉強は一朝一夕では成り立たない、だからこそ粘り強く一年二年単位での長期的な計画と継続が重要であると実感したお話でした。

皆様の心に何か残るものがあれば幸いです。

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努力し続けるということ

個別指導の学習空間 兵庫エリア姫路今宿教室・姫路灘教室の荻野です!

今回、もう卒業した,女の子についてお話ししたいと思います。
彼女は2年生の夏休み明けに入塾しました。
入塾前の点数は500点満点中でおよそ250点ほどでした。

彼女の中にはずっと行きたいと思っている志望校があり、そこに行くためにはあと100点近く点数を上げなければなりませんでした。
入塾した時からその目標を持ち続け、ほぼ毎日塾に来て勉強に打ち込んでくれていました。
夜遅くまで残って分からないところをドンドン質問し、塾でも家でも成績を上げるため、毎日必死になって頑張ってくれていました。

それだけの努力をして迎えた2学期の中間テスト。
結果は、思ったようには上がってくれませんでした。
続く2学期の期末テストでも、努力したことがすべて結果に結びついてくれることはありませんでした。

それだけの努力をして、それが結果に結びつかなければ、普通は心が折れてしまいそうになりますが、それでも彼女は諦めず、目標を持ち続け、毎日変わらぬ勉強量を保ち続けました。

結果が表れ始めたのは3学期が明けた実力テストからです。
その実力テストで彼女は、今までどれだけ頑張っても50点を超えられなかった数学と英語で80点以上を取ることができました。
続く3学期の期末テストでもその成績をキープし、目標としていた点数を超える380点台の成績を修めました。

努力しても上手くいかないことはたくさんあると思います。
問題は、そこから自分を信じて努力し続けられるかだと思います。

その後彼女はその経験を励みにし、3年生になり勉強が難しくなり多くの子たちがついていけなくなる中、成績を保ち続けました。
そしてこの春、彼女は見事に志望していた高校に無事合格することができました。
自分を信じることの大切さと、行動し続ける、努力し続ける大切さを彼女から学びました。

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やる気スイッチ

個別指導の学習空間 兵庫エリア 姫路今宿・姫路灘教室の荻野です。

学校のテスト勉強を始め、それに限らずなかなかやる気が出ないことってありますよね。やらなきゃいけないのにやりたくない。
今日はそんなモヤモヤをスッキリさせてやる気を引き出す方法をご紹介します!

そもそも何でやる気が出ないのか。
その理由は様々あって、皆さんも心当たりがあると思います。
疲れている、悩みごとがなど他に気になることがある、まだ大丈夫かと逃避してしまう。
これらのことすべてを自分自身への言い訳にして、やる気が出ないと言っちゃっているんですね。

それではどうしたらいいのか。
ネット等で調べれば色々と出てきますが、個人的に大切だと思う2つのことをお話しします。
まず1つ目が、「とにかく動き出すこと。」
勉強であれば、とりあえず椅子に座る。とりあえずペンを持つといったところでしょうか。
心理学用語で「ベビーステップ」と呼ばれ、効果が実証されているそうです。
いきなり大きな目標を立てても続けることは難しいです。
課題の量が多くてやる気が出なくても、とりあえず1問解いてみる、といった最初のキッカケが大切になります。

2つ目に、「セルフケア」です。自己管理とも言いますね。
自分自身を管理するとともに、自分の身の回りの環境を管理することも大切です。
やる気が出ない理由は先にも書いたように、疲労や悩みごとなど、自分の内側に理由があることがほとんどです。
それであれば睡眠をしっかりと取るように心掛ける、マイナス思考に気づき改善していこうとする等、やる気を引き出せるよう、自分の内側から働きかけていくしかありません。
また身の回りの環境も大切です。
勉強机の周りに余計なものが散らかっていては、気が散りますよね。
やる気を引き出せる環境を自ら作っていくことが大切です。

やらなければならないことがあるのに重い腰が上がらない…
というのは誰にでもあることです。
今回ご紹介した方法以外にも様々な方法がありますので、自分に合ったやる気の引き出し方を探してみてください。

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自分で考えて動くということ

個別指導塾の学習空間、兵庫エリア、姫路灘・飾磨西教室の谷口です!

今回は私の担当する教室に現在も在籍している生徒についてのエピソードを書いていきたいと思います。
彼は中2の4月に学習空間に入塾しました。
入塾当時は5教科の点数を合わせると300点くらいで、
志望校は入塾後しばらくは姫路市でそれなりの学力レベル(5教科合計360点が合格目安)でそこそこ人気な高校でした。
その頃から真面目かつ実直に取り組んでくれてはいましたが、
当時は数学でいう計算力や各教科の単語力は飛び抜けているわけではなかったので
こちらの提示するカリキュラムをこなすことに初めは精一杯だったようです。

当然ではありますが、長らく反則行為(プリントの答えを見る等)を一切せずに、基本に忠実に、そして丁寧に学習に取り組んだこともあり、
計算力や単語力をメキメキと伸ばしていったのに始まり、
今となっては学区3番手の高校(5教科合計430点程度必要)が適正レベルになるくらいにまで成績が上昇しました。
学力は確かに必要ですがイベント事が地域でも1番多く盛大で楽しいと評判の高校で、
彼自身オープンハイスクールでその高校に行きたい気持ちが出てきたようです。

彼が何をしてここまで成績が伸びたのかというと、
彼自身が「自分で何をするか考えて動いた」だけで、
講師側の私からは特別なカリキュラムを組んだりしたわけではありません。
指導回数についても彼にたくさん教えた、というわけではなく
むしろ彼に対する指導回数は少ない方でもあります。
なので彼が彼自身で伸びるキッカケを掴んだのは断言できます。

私の担当する教室で成績上昇幅が大きい生徒に共通することとして
「カリキュラム終了後に自主的にワークを解いていく」
というものがあります。
また、彼に関しては「学校ワークは家でやるもの」という位置付けが出来上がっているので、
演習量そのものが相対的に他の生徒より多くなっているのも影響していると思います。
様々な問題を解いていく中で、知識を総導入しても理解しきれないものが出てきたときに
講師である私たちに頼る、という彼のなかでのポリシーも出来上がってきたのでしょう。

受講しているどの教科についても、こちらのカリキュラム後にkeyワークでその日やった単元の応用問題まで解いていったり、
英語に関してはそれに加えてさらにその日に和訳した単元の英訳までやってのけています。
正直私自身、彼のストイックさにびっくりしました。
他の誰よりも「今、自分がすべきことは何か」と考えて動いてきた結果が今の彼に繋がっています。

自分なりにしっかり考えて置かれた環境のなかでいかに結果を出すか。
これができれば成績も右肩上がりになるのでしょうが、これが難しい。
手探りで自分に合う学習法を見つけた彼に拍手を送りたいというのと、
これから受験本番に向けてさらに大変で頭を使う日々になりますが
持ち前の探求心で乗り越えて
最高の成功体験をしてもらえることを願ってやまないです。

将来的には自分で考えて動き、なおかつその責任は自分で負うことが多くなってきます。
今後のためにも、他の人に言われたことをただ実行するだけでなく
自分自身で考えて「+α」をしてみてはいかがでしょうか?
自分のことは自分が良く知っている。だからこそ出来ることだと私は考えています。

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自分の現状を把握すること

個別指導の学習空間、姫路灘・飾磨西教室の谷口です。

今回は私が指導していた、当時中学3年生の子の紹介をしたいと思います。
私はその子が在籍していた教室を途中から引き継いだ形だったのですが、その子ははモチベーションがかなり低く、課されていたカリキュラムを適当に済ませていたり、ぼーっとしていたりすることが多い子でした。

それもあって、前任の先生から教室を引き継いでからしばらくは、
「あ、この子はしゃーなしで勉強しとんやな」
という印象を受けていました。
その時点でのテストの点数は各教科20~30点台で、志望校はおろか公立高校の進学に手が届かない状況でした。

ただ、塾は全く休まずしっかり来てくれていたので勉強を拒絶してるわけではなく
加えて、好きな野球の話になると「俺、家帰ってからも毎日素振りしとんねん」等、生き生きと話をしてくれたりすることから、
他の原因で成績が伸びきってないのだろうな、と判断できたので

①カリキュラムの見直し
②フランクに絡む

ことに重点を置いて指導に当たりました。

①では、
「全て即答できそうな問題」のみ→「即答はできないが少し考えたら解ける問題」→「平均点を取るために落とせない(ちょっと難しい)問題」
というようにスモールステップで段階的に実施しました。

②については字の通り、勉強の話ばかりでなく色んな話をして、質問しやすい&勉強を「させられている」感をなくす関係作りを目標に動いていきました。

もちろん、こちらがこのような動き方をしたところでそんなに簡単に成績が上がるわけではないですが、
彼も夏休みを経て志望校へ向けて頑張りたいという意識が強まったのか、
時間をもて余していた初めの頃と違い、自分でやるべきことを考え、どんどんやってくれるようになっていきました。
9月時点で受講していた教科の点数が、合計で以前より70点くらい上昇したのもあって
以後さらに集中して取り組んでいってくれるように。

その頑張りをずっと持続でき、11月の期末試験では5教科の合計で300点以上取り、6月から5ヶ月で150点弱の点数upとなりました。
また、初の平均超えでもありました。
いつもは隠そうとする成績表をドヤ顔でこれ見よがしに見せつけてきたのは忘れられません(笑)
またこの結果、志望校の推薦入試にチャレンジすることも学校から認められました。

点数&内申点がupしたこと、以後の彼の推薦対策の頑張りもあって
無事、第1志望校に合格することができました。

彼が進学し、現在通っている高校は兵庫県内では野球の強豪校です。
中学時代に毎日やっていた素振りなどの自主練が生かされていることを願うばかりです。

読んでいただき、ありがとうございました!

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長文問題 解き方のコツ

個別指導塾の学習空間 兵庫エリア 姫路灘・加古川南教室の荻野です。

英語の長文問題って難しいですよね。
英語を読むだけでストレスなのに、さらに問題を解かなければいけないなんて、、、
私自身、長文問題はすごく苦手でした。
今回は、そんな私が使っていた長文を読むコツをご紹介します。

長文を読むときにおススメするのは『しっかりと読まなければいけない箇所』と、『ある程度読みとばしても良い箇所』の2つに分けて読み進めていくことです。

まず、長文問題は大きく分けて、会話文・物語文・説明文の3種類に分けられます。

会話文を読むときにしっかりと読まなければならない箇所は、『質問文とその答えの文』です。
これらの文章は会話の流れを掴むときにとても役に立ちます。
また、これらの文章は穴埋めや並び替え問題として問われることがあるので、答えの文章から質問文を推測できるようになりましょう。

次に、物語文と説明文を読むときは、『段落の1番最初の文章』をしっかり読むようにしましょう。
段落が変わると、物語文だったら場面が切り替わり、説明文だったら話の内容が切り替わります。
段落の1番最初の文章は、その段落がどんな場面なのか、どんな話の内容なのかを説明してくれています。
これらの文章をよく読むことでその段落で述べられているテーマが分かり、その後の文の内容も分かりやすくなってきます。

説明文であれば、1つひとつの段落の内容さえ理解できていれば、段落の内容から全体の流れを掴むことができます。
そうすることで、問題文を読んだとき「この問題文の内容はココの段落で述べられていたな!」と推測できることができます。
あとはそこの段落だけを丁寧に読み、答えを導いていくことができます。

少し難しいテクニックですが、身に付けることができればより早く長文問題を解けるようになります。
英語の長文アレルギーをお持ちの方は、たくさんの問題にチャレンジしていって苦手を克服していきましょう!

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「振り返り学習」の重要性

個別指導の学習空間 兵庫エリア 姫路灘教室・飾磨西教室の谷口です。
今回は、振り返ることの重要性について書いていこうと思います(最近習ったものの復習とは違います)。

これは、特に2年生以降の数学に適用できるかと思います。そのため、2年生の数学を例に話を進めていきます。

2年生での難単元としてよく挙げられるのが
「連立方程式(文章題)」「一次関数(文章題)」「合同の証明」です。
合同の証明については解き方そのものを習うのがその単元に入ってからなので省きます。
連立方程式と一次関数については答えを導くための計算は2年生になってから習うものの、
答えの核となる式の組み立てに関しては1年生で習う「文字式(数量を表す式)」を積極的に用いるのです。

計算だけならかなりの生徒が正解すると思いますが、難単元とされている理由としては「文章がややこしい」、「式が立てられない・思い浮かばない」からだと自身の経験や指導をしていて実感しました。実際に、文章題となると手が止まる生徒が本当に多いです。

そのため、ある程度の生徒がこの単元で復習ややり直しに時間を費やすことになります。
ただ、そのやり方についてですが連立方程式や一次関数の単元の初めからやり直す、というものは効果が薄いと感じます。
なぜなら、「計算の仕方は分かっている」からです。「文章がややこしい」、「式が立てられない・思い浮かばない」から解けないのに、単元の初めからやり直したとしても再び計算の仕方を再確認するだけに落ち着いてしまうだけです。

どこかの単元でつまづいた時、その単元をやり直すことによって解けるようになると考える人が多くいると思います。それが最有効の手段のものもあればそうでないものもあります。
そうでないものはどうすれば良いのか?
それは、「関係する単元をやり直すこと」です。

今回のような連立方程式や一次関数、3年で学習する「関数」の場合は1年で学習する文字式を、
また、「相似」の場合は2年で学習する平行線と角を、
といった形で単元をいくつかの部分に区切り、核となる単元を復習することによって連立方程式の文章題などが解けるようになるということが多々あります。

遠回りに感じるかもしれませんが、答えがたまたま合っただけで「分かった気になる」のではなく、
しっかりと「分かった」と自信を持って言えるようになるためには、
なぜそのような式を組み立てられたのかを説明できなくてはなりません。

この段階までたどり着くと、初めて見るような問題に手も足もでないというようなことは無くなるはずです。

何かの単元でつまづいてしまった時はこの手法を実践してみてはいかがでしょうか・・・?

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