個別指導の学習空間 山梨エリア 学習空間プラス担当の堀内です。
甲府西教室と一対一指導の学習空間プラス併用の生徒の成績UP体験記をご紹介します。
昨年度の高校入試で無事に第一希望の高校に合格を決め、今年春から高校生です!
そこまでの道のりはまったく簡単ではなく、とても険しいものでした・・・。
この1年間の彼女の努力をお話したいと思います。
最初は第一志望の高校の合格最低基準点には手が届かず、ご家庭の方も「目指せる点数なのでしょうか?難しいですよね?本人もまったく焦っていない様子で・・・。」と相談を受けていました。
彼女はまじめで素直で、努力できる生徒です。
そんな彼女が点数を思うように取れていなかった原因は、間違った理解の仕方をしてしまっていること、知識はあるのに問題をしっかり読んでいないこと、漢字ミスや計算ミス、解答の書き間違え等によるものでした。
8月の初めまで部活があり、部活と勉強の両立も厳しく、夏休みの学校課題にも追われ塾にも通い、体調不良になってしまうことも多々ありました。
親御さんの言葉を借りると「携帯に依存」してしまっていて、なかなかけじめがつけられず、課題を終わらせるために徹夜をして次の日に体調不良という悪循環ができてしまっていました。
そんな中でも、一対一の時間を使い英語は長文を、数学と理科は到達度テストの直しや模試の直しを行いながら一対一で確認した単元を塾で再度行い一つ一つ理解を深め少しずつ点数が上がってきました。
それでもまだ厳しいことには変わらず、ご家庭からも家での学習の様子など相談を受けていました。
部活も終わりいろいろな行事が落ち着いた12月、なかなか社会の点が伸びず(=5教科合計も伸び悩み)、本人もつらくなってきてしまい、「第一志望の高校に行きたいなら、頑張らなきゃいけないの分かる。けど、周りにいろいろ言われすぎるともう私立の併願の高校でもいいやって思い始めちゃうときあるんだよね。」と話してきてくれました。
私に心の内を吐き出してくれてよかったなと思いました。
そのときいろいろ話をしましたが、「私立でも公立でもどちらでも行きたい高校に行けるように手伝うよ。頑張ってるの分かる。つらくて、もうなんでもいいやってなっちゃうのわかる。でもなるべく後悔しないようにしてほしいよ。」と伝えました。
その後から、ほとんど毎日、塾or一対一指導で、今思えば本当によく頑張っていたなと思います。
「つい思わず見ちゃうからアプリ消した!」と言って、携帯も封印していました。
倍率が出たときには、倍率が高すぎて心が折れかけてしまったけれど、「もうここまで来たらとにかく入試直前までやれることやるしかないよね。」と親御さんとも本人とも話をしていました。
ラストスパートとして、不安だった歴史を約1か月で一緒に最初から最後まで確認して、自信をもって答えられるまで詰め込み、入試では、5教科で過去の到達度の点数を上回る最高得点をとり、無事第一志望に合格しました!
高校進学後も一対一指導で今一緒に頑張っています!
この文章だけでは伝えきれない努力もありました。
私を信頼してついてきてくれた生徒と任せてくださった親御さんに感謝です。
講師として何ができるのか。
勉強を教えることはもちろんですが、生徒の道しるべになってあげること、支えてあげること、引っ張ってあげること。
生徒の近くでそれらができる。
これが「学習空間のよさ」であると思います。