2018年 8月 の投稿一覧

睡眠時間と勉強時間の関係

個別指導の学習空間 群馬エリア 高崎足門、伊勢崎南教室の小林です。

もう私がこの学習空間に入社して、3年が経つのですね。時間が経つのがとても早く感じます。
さて、今回は睡眠時間と勉強の関係についてです。学習したことを定着するには、復習が必要です。
その反復の効果をさらに高める方法が、睡眠です。人間は睡眠をすることで、1日のうちに学んだことの情報の整理をします。整理をする中で、不必要な情報は消去されていきます。
良く忘却曲線と言われていますが、1日経つと学んだことの7割を忘れているということです。7割忘れてしまう中で、反復を繰り返すことで忘れる感覚を鈍らせます。
なら、睡眠を取らないで復習を繰り返せばよいのでは?という極論を持ちだしてみます。睡眠は生命活動において欠かせないものです。
睡眠時間が足りないと、脳が危険だと感じてやる気を削いだり眠気を誘ったり、強制的に睡眠を取らせようとします。
さらに、疲労が回復するのは睡眠を取るしかありません。ですので、睡眠時間を良くとることで、日中の活動(勉強)効率も上がります。
ここで言いたいことは、睡眠を適宜とり復習を取り入れるという事です。
それが出来るようになれば、成績もおのずと上がっていきますが、これには辛抱強くなければいけません。
なかなか成績が上がらないと心配になるのは分かりますが、ゆっくりと焦らず気長に待ってみるのは如何でしょうか?

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心構え3要素

個別指導塾の学習空間 神奈川エリア 大井松田教室・厚木東教室の小林です!!

いつもこのやり方ガイドは直近で教室に生徒に伝えさせて頂いてる事を書かせて頂いております。
今回は生徒に伝えている私の中での「学習の心構え3要素」(自分で勝手によんでいます)を紹介したいと思います。
これは特に体験の生徒だったり入塾して間もない生徒、または勉強が雑になってきている生徒に話させてもらっています。

学習空間は勉強のやり方を教える塾であり、その先生の経験によった様々な方法はこの成績UPブログにも多々すばらしいものが掲載されています。
今から私が記載するものは、どの方法を使うにしてもベースになる心構えになるかと思います。
それでは
①自分の力を正しく使って問題を解くこと
②正しく○付けを行うこと
③できなかった問題に対して食い下がること⇒理解することの3つ
以上の3つです。これだけ聞くと当たり前のことじゃないかと思われたり、教室でいつも言われてたりという印象かと思います。
当たり前のこの3つではありますが、勉強面で困った、ついていけなくなったという大半の生徒がこの3つのどこかに問題を抱えているはずです。

例えば①番 ワークや宿題を時間に追われ、ただ作業の状態になったり、誰かに助けてもらいっぱなしの状況になってしまう。これでが復習の効果が得られないですよね。楽をしようとすればするほど勉強は身につきません。
②番 当たり前のことではありますが、教室で普段みていても意外と誤って○付けをしている生徒さんは多いです。何が困るというと、そのまちがったまま○をつけてしまうと例えやりかたが間違っていたとしてもそれに気づかずにそのままになってしまいます。テストでもそのまま間違えたり、ケアレスミスが減らない原因にもなります。
③番 学習空間で間違い直しノートも使用し一番強く訴えている事かもしれませんね。
できなかった問題をいかにできるようにするか、理解するか。成績をあげるために非常に重要な動きですよね。なかには難しい問題と戦わなければいけない瞬間も多いです。正直やりたくないなぁと思う問題も多くあるでしょう。ここにどれだけ粘り強く向き合えるか。

この心構えがあって他のいろいろな方法が効果を発揮してくると思います!
学習面で悩まれている方ぜひ自分が当てはまらないか考えてみて下さいね!!

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暗記の仕方 ~幼少期の自分の振り返ろう~

個別指導の学習空間、四街道東教室長・佐倉臼井教室講師の桑原です。

今回は、テストで点を取るために必要な暗記の仕方を伝えたいと思います。
はじめに、みなさんは暗記をしたことがあり、その方法を持って自分で勉強されていると思います。さて、暗記の仕方は誰かに習いましたか?おそらくほとんどのかたがしっかり指導を受けた経験はないかと思われます。
しかし、とにかく量をこなすうちにできるようになっていた経験があると思います。例えで言うなら小学1年生のときに習う「ひらがな」や小学2年生のときに習う「九九」などです。これらは忘れず使いこなせる人がほとんどであると思います。

実はこの方法は「ただ単純に書いているだけ」ではなく、「思い出すこと」もセットで指導されているものなのです。学校の教科書の中に繰り返し掛け算は登場しますし、ひらがなも使いますね。その点でいうと、反復練習の中で「使いこなせる」状態に知らず知らずのうちに成長していっているわけです。
小学1~3年生までの記憶を思い返してみると、単純に暗記するべき基礎的かつ重要な内容が盛りだくさんです。
つまり、この時期に単純暗記を済ませておかないとあとで勉強を進められなくなるであろう内容が詰まっているわけですね。

しかし年齢が進むと同時だんだん反復練習は個人に委ねられるようになります。その中で反復練習をせず、「理解」と「単純暗記」を意識するばかりの暗記の仕方に偏ってしまいがちです。幼少期のうちに受けた反復練習の重要性を意識せずに育ってきてしまっているからこそ、「わかる」や「(その日だけ)おぼえた」と言えることに目が行ってしまっている人は少なくないです。
皆さんに伝えたい、暗記をする上で大切なことは「思い出す」練習です。暗記に必要なのは「理解」「単純暗記」「摘出(反復)」のバランスを保つことです。

私はよく暗記は「箪笥を作ることである」と表現しています。服を買ったとき、それを箪笥のどの箇所にしまおうか考え(理解)、しまった位置を覚えて(単純暗記)、しまってある場所を思い出し服を取り出す(摘出)ことで服を何回も利用していきますよね。
このたとえで言うならば、「しまってある場所を思い出して服を取り出すこと」の反応スピードを上げていくことが重要であります。
なので、暗記をするときには、他の勉強をしたあとに暗記したところをやり直したり、次の日に暗記したところをやり直したりして、自分の反応速度や正確性をしっかり見つめてみるといいでしょう。

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高校へは行きたくない

個別指導塾の学習空間、松本西、塩尻教室の熊谷です。

「高校には行く気ありません。」
最初の面談に僕にこう言ってきたとある生徒のことをお話したいと思います。
中学3年の7月から入塾した生徒ですが、点数は5教科で150点、内申点は18点という状況でした。

「高校に行かずにどうするの?」と訪ねた時に「適当に働いて遊びたい。」と。
入塾も最初は保護者に言われて入ったという状況でした。

そんな彼女が変わったきっかけを考えるとたまたました大学の話からでした。
私の大学のときの体験談や、大学ってこういうところだという話を聞いた彼女はその後少しずつ勉強に対してのモチベーションを上げ、今までほとんど出していない提出物を必ず出すようになり、難しくなり平均点もかなり下がってくる総合テストの中で、50点近く上げてきました。最終的に内申も24まで上がり、塾で私が設定した内容もきっちりこなしてくることが多くなり、いつの間にか高校受験を真剣に考えてくれるようになりました。
「私、○○高校の推薦受けます。」という話をその子から聞いた時に成長してくれたことを実感しました。

高校進学後すぐに、「私、大学に行きたいです。やりたい事ができました。頑張って看護師目指します。」こう言ってきたときは泣きそうになったほどです。実際、部活と両立しながら化学のテストでは100点を取ってきたこともあります。
今年高校3年生になった彼女は、無事看護科への進学を決めました。

これから先も、一人でも多くの将来や夢に関われるように指導していきたいと思わせてくれた生徒です。
彼女の大学生活が充実したものになって欲しいと願っています。

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参考書は薄いのを積め

個別指導の学習空間,八千代大和田・佐倉臼井教室の小西です.

 今日の主張は単純明快.「分厚い参考書はやるな.薄いのをやれ」である.分厚い参考書というのは一見すると様々な情報が載っているので,1冊あれば事足りるように思える.取り敢えずそれをやっとけばいいという安心感もあるだろう.しかしながら,分厚い本というのはどう考えても読むのがしんどい.最初から最後まで読み通すことができずに途中で挫折してしまうことがほとんどだ.第一,ただでさえ文字だけの本を読むというのは高校生には辛いものがある.文字だけで頭にスラスラっと入っていくのなら苦労はない.そんな生徒は最初から自分で勉強できる.
例えば英文法で有名な『Forest』という参考書がある.おそらく英語を勉強したことのある人なら誰もが認める名著だろう.私もそれに異論はない.しかしそのページ数は655ページ(7thEdition)もある.果たして,英語が好きで好きでたまらない高校生ならいざしらず,英語が苦手でできることなら英語なんかやりたくないと思っている高校生が655ページもある文法書を最初から最後まで読み通せるだろうか.おそらく答はノーである.
数学でもチャート式やフォーカスゴールドなどの分厚い総合問題集が書店に行くとずらっと平積みされている(フォーカスゴールドは学校採用が多いので書店ではさほど見かけないが).どちらも定評のある問題集で,特にフォーカスゴールドはちゃんとできればかなりの効果が期待できる問題集である.しかしこの2つはどちらも解答編を合わせるとなんと1000ページ近くもある,スーパーヘヴィ級な問題集なのである.数学なんて1問にかかる時間は英語の比ではないくらいに長い.景色が数字に見えるような数学ヲタクならそれくらいの分量は屁でもないのかもしれないが,数学が苦手な生徒が1000ページもある数学の無味乾燥とした問題集をすべてこなせるのかというと,おそらく無理だろう.
例外は英単語帳と社会である.英単語帳は「読む」というよりも書いてあることを目で見て覚えるということに特化した書物なので,分厚さと苦痛はあまり正比例しない.社会の場合,特に日本史と世界史は学校の教科書に勝る参考書がなかなか存在しない.それは腰を据えて読むしかないのだ.

 ただし,文法書を持たないわけにはいかない.ForestやBeやビジョンクエストはそれ自体は本当に素晴らしい参考書である.しかしこれらは先に述べたように通読には圧倒的に向かない.普段の勉強では辞書として使うのがいいだろう.わからないことがあったときに調べる相棒として,分厚い参考書は傍らに置いておきたい.
 「分厚い参考書を1冊よりも,薄いやつを積む」この感覚で勉強を頑張ってみてほしい.じゃあ具体的に何をやるか,というのは各々の塾や学校の先生に聞いてみることを勧める.自分の先生に聞くのが何よりも一番いいアドバイスになるはずだから.

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