2018年 8月 の投稿一覧

高校へは行きたくない

個別指導塾の学習空間、松本西、塩尻教室の熊谷です。

「高校には行く気ありません。」
最初の面談に僕にこう言ってきたとある生徒のことをお話したいと思います。
中学3年の7月から入塾した生徒ですが、点数は5教科で150点、内申点は18点という状況でした。

「高校に行かずにどうするの?」と訪ねた時に「適当に働いて遊びたい。」と。
入塾も最初は保護者に言われて入ったという状況でした。

そんな彼女が変わったきっかけを考えるとたまたました大学の話からでした。
私の大学のときの体験談や、大学ってこういうところだという話を聞いた彼女はその後少しずつ勉強に対してのモチベーションを上げ、今までほとんど出していない提出物を必ず出すようになり、難しくなり平均点もかなり下がってくる総合テストの中で、50点近く上げてきました。最終的に内申も24まで上がり、塾で私が設定した内容もきっちりこなしてくることが多くなり、いつの間にか高校受験を真剣に考えてくれるようになりました。
「私、○○高校の推薦受けます。」という話をその子から聞いた時に成長してくれたことを実感しました。

高校進学後すぐに、「私、大学に行きたいです。やりたい事ができました。頑張って看護師目指します。」こう言ってきたときは泣きそうになったほどです。実際、部活と両立しながら化学のテストでは100点を取ってきたこともあります。
今年高校3年生になった彼女は、無事看護科への進学を決めました。

これから先も、一人でも多くの将来や夢に関われるように指導していきたいと思わせてくれた生徒です。
彼女の大学生活が充実したものになって欲しいと願っています。

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参考書は薄いのを積め

個別指導の学習空間,八千代大和田・佐倉臼井教室の小西です.

 今日の主張は単純明快.「分厚い参考書はやるな.薄いのをやれ」である.分厚い参考書というのは一見すると様々な情報が載っているので,1冊あれば事足りるように思える.取り敢えずそれをやっとけばいいという安心感もあるだろう.しかしながら,分厚い本というのはどう考えても読むのがしんどい.最初から最後まで読み通すことができずに途中で挫折してしまうことがほとんどだ.第一,ただでさえ文字だけの本を読むというのは高校生には辛いものがある.文字だけで頭にスラスラっと入っていくのなら苦労はない.そんな生徒は最初から自分で勉強できる.
例えば英文法で有名な『Forest』という参考書がある.おそらく英語を勉強したことのある人なら誰もが認める名著だろう.私もそれに異論はない.しかしそのページ数は655ページ(7thEdition)もある.果たして,英語が好きで好きでたまらない高校生ならいざしらず,英語が苦手でできることなら英語なんかやりたくないと思っている高校生が655ページもある文法書を最初から最後まで読み通せるだろうか.おそらく答はノーである.
数学でもチャート式やフォーカスゴールドなどの分厚い総合問題集が書店に行くとずらっと平積みされている(フォーカスゴールドは学校採用が多いので書店ではさほど見かけないが).どちらも定評のある問題集で,特にフォーカスゴールドはちゃんとできればかなりの効果が期待できる問題集である.しかしこの2つはどちらも解答編を合わせるとなんと1000ページ近くもある,スーパーヘヴィ級な問題集なのである.数学なんて1問にかかる時間は英語の比ではないくらいに長い.景色が数字に見えるような数学ヲタクならそれくらいの分量は屁でもないのかもしれないが,数学が苦手な生徒が1000ページもある数学の無味乾燥とした問題集をすべてこなせるのかというと,おそらく無理だろう.
例外は英単語帳と社会である.英単語帳は「読む」というよりも書いてあることを目で見て覚えるということに特化した書物なので,分厚さと苦痛はあまり正比例しない.社会の場合,特に日本史と世界史は学校の教科書に勝る参考書がなかなか存在しない.それは腰を据えて読むしかないのだ.

 ただし,文法書を持たないわけにはいかない.ForestやBeやビジョンクエストはそれ自体は本当に素晴らしい参考書である.しかしこれらは先に述べたように通読には圧倒的に向かない.普段の勉強では辞書として使うのがいいだろう.わからないことがあったときに調べる相棒として,分厚い参考書は傍らに置いておきたい.
 「分厚い参考書を1冊よりも,薄いやつを積む」この感覚で勉強を頑張ってみてほしい.じゃあ具体的に何をやるか,というのは各々の塾や学校の先生に聞いてみることを勧める.自分の先生に聞くのが何よりも一番いいアドバイスになるはずだから.

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