2016年 3月 の投稿一覧

正しい勉強のやり方を活かす勉強との向き合い方

個別指導の学習空間 滋賀エリア 八日市教室&彦根教室の成田です。

今回はいつもと少し違った視点で勉強のやり方についてお話ししたいと思います。

勉強のやり方はたくさんあります。自分の勉強のやり方をときに見直し、より効果的な方法に変えていくことで得点アップを狙うのはとても大事なことです。しかし、方法論だけではどうにもならないことがあります。方法うんぬんよりも前段階で躓いている人は、いくらやり方をどうこう言われても、本質的な行動の変化を起こしにくいからです。

例えばある人が、自分の字は汚いと感じているとします。その人に「きれいな字を書けるようになる方法」を教えるとしましょう。字のバランス、とめ、はらい、などアドバイスをしました。さて、その人の字はきれいになるでしょうか。もちろん改善する人はいるでしょう。ただその半面で全く変化しない人がいるのも事実ではないかと思います。

 

ではなぜ改善しない人がいるのでしょうか。それは、そもそもその人自身が改善すべきだと思っていないからです。字をきれいに書く必要なんてない、読めればいい。そう思っている人は、いくら良い練習方法を聞いても改善するはずがないですね。

親や先生に、「勉強しろ」と言われますね。でもなぜ勉強しないといけないのでしょうか。なんのために勉強するのでしょうか。勉強をすることでどんな「いいこと」があるのでしょうか。その問いの答えが、頭の中にありますか?

そうです、勉強の方法論を考える前にまず、勉強に対するモチベーションを持つことがとても大切です。字の例でもそうですが、「絶対に字をきれいにしたい!」「字が汚くて恥をかいた、そんな思いはもうしたくない!」など、現状を改善したいという強い気持ちがないと、いくら良い方法を知っていたところでそれを活かすことはできないでしょう。勉強も同じで、まずは勉強することや点数を上げることに対する目的意識を持つことがとても大切になってくると思います。

とは言うものの、学習を進めていく上である意味一番難しいのは勉強に対するモチベーション、つまり「やる気を出す」ということなんですよね。「やる気を出せ!!」と言われて、その通りやる気が出る人なんて世の中に1人としていません。これは人から与えられるものではなく、自分の中から湧き出すものだからです。でも難しいからと言ってあきらめるわけにはいきません。

ここで今回の本題、「効果的な勉強のやり方」を活かすために心がけてほしい2つのことを、今回の「勉強のやり方」としてお話ししたいと思います。

 

① 目標を持つ

目標とは勉強のゴールでもあります。ゴールの無い勉強は苦痛ですよね。目標は何でもいいです。ただ一つ、自分がそれを達成出来たら嬉しいと感じられる目標を立てましょう。目標には受験校や進路などの長期的な目標から、その学期の成績のような中長期的な目標、テストの得点などの短期的な目標があります。今週は毎日塾に来る!のような超短期的目標でも構いません。そして大事なことはその目標を達成することではなく、達成しようと行動を変えることです。結果的に目標に届かなかったとしても、行動を変えようとしたことが既に大きな改善となります。どんな目標を立てればいいかわからないときは先生に相談しましょう。目標が定まれば、ではどうやって進めていこうかという話になります。そこでようやく「効果的な勉強のやり方」が必要になってきます。

 

② 自信を持つ

「自信を持て!!」と言われて、自信が湧いてくる人なんていません。自信とはそれまでの実績の積み重ねから培われるものです。でもそもそも実績が無い、だから自信なんて持てないんだ!という人もいるでしょう。ここで1つ覚えておいてほしい考え方があります。それは、

 

「出来ていること、もしくは出来るようになったこと、に意識を向ける」です。

 

習ったことをすぐに完璧にできる人なんていません。でも勉強に苦手意識を持っている人は、多少出来るようになったことが増えても「出来なかったこと」の方に意識を向けがちです。やっぱりダメだ、自分はできない、と思ってしまいます。いえいえ、もっとポジティブになりましょう。解ける問題が1問でも増えれば、立派な前進です。そんなの大したことないことだ思うかもしれません。でもその大したことないことの積み重ねが、自信に繋がっていくのです。自信を持つと人は強いです。少々困難なことに直面しても、それを切り開くパワーを持てます。そうすることでやる気は湧いてきます。ここでまた自分の勉強のやり方を振り返ればいいのです。いきなり自信は持てません。まずは自分が出来るようになったことを見つけていきましょう。

勉強をうまく進めるためには、行動だけでなく、考え方もとても重要です。多くの場合は、人は行動する前に考えます。なので考え方が勉強をうまくいかなくさせている場合も多くあります。今回話した2点を頭の片隅に置いて、改めて勉強と向き合ってみてください。必ず良い変化が起こるのではないかと思います。

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櫛形教室 甲府北教師の田中です。

前回発表させて頂いた、勉強と部活動の両立のメリットについて

今年度の実体験から書かせて頂きたいと思います。

 

3学期の期末試験後、この境で

勉強と部活動の継続または両立に苦しむ生徒さんが出てくるのではないでしょうか。

部活動を続けたい。けど、勉強時間も確保したい。

両立が大変だと感じた時に部活動を辞めるか、塾を辞めるか

悩む時期が来るのでしょうか。

 

勉強と部活動を継続または両立することで

大きなメリットがあると私は強く感じています。

そう、より実感したのは前期試験と後期試験を経てからです。

 

それではまず、メリット①からです。

習慣(有効活用出来る時間)が身に付きます。

 

学習空間では好きな曜日、好きな時間に来ることができ

振替も取りやすいシステムとなっております。

特に今まであまりご家庭で学習する習慣がついていなかった生徒さんが御入塾されると、

比較的大きく点数UPをする生徒さんも中にはいらっしゃいます。

 

ある生徒さんもその一人で、御入塾から5教科で100点以上点数がUPしました。

その生徒さんには行きたい高校がありました。

そして志望校へ向け、3年生になってからは3時間以上学習する習慣がついたのでしょうか。

テスト前はほとんど毎日学習に励んでいたことを覚えています。

 

しかし、教達試験の2回目

思うような点数を取ることが出来ずに大変ショックを受けてしまいました。

中学校からその高校の推薦を貰えるかという大切な試験だったからです。

 

努力が必ずしも報われるとは限りません。

しかし、その後も勉強に必死に励み、面接ではその辛い経験をどう克服しようとしたか。

高校へ行ってからも夢を叶えるために勉強にひたむきに励みたいと素直で率直な気持ちを伝え、

見事志望校に合格することが出来ました。

学習をするという習慣は高校へ行ってからも役立ちます。

そして、大学への試験や社会人になってからの資格試験と、学習は続いていきます。

管理栄養士になりたいという夢、叶ったら教えてね!

 

メリット②

達成感をもって、未練を残さずに受験へと臨めます。

中学校の1年生から塾に通っている生徒さんで、塾も部活動も見事両立し

内申点及び、中学校での過ごし方が評価され

希望とされていた高校に前期試験で合格することが出来ました。

 

勝てなかった試合もありました。

タイヤを引っ張り、クタクタになりながらも塾へ勉強をしに来て、遅くまで学習をしていました。

塾で面接の練習をしている時に、部活動でそんな悔しいことがあったんだ。

その経験から高校生活、どう活かしたいの?と話しをしている内に、

未練が、高校へ行ってからの抱負へと変わりました。

 

塾を卒業する最後の日に、同じ部活動の子たちが一斉に廊下の方で感謝の気持ちを伝えてくれて、

少し涙目になりました。

途中で断念することなく続けてこられたからこそ、

出てきた言葉。想いだったのではないかと思うのです。

 

メリット③

受験に必要な精神力を身につけることができます。

 

一発勝負の試験に打ち勝つ精神力は勿論

前期試験で合格した生徒さんがいる状況下での学習は

とても精神的に辛いものです。

けど、思い出して下さい。

今まで辛いことはたくさんあったはずです。

試合と定期試験が重なったり、団体競技での責任感のある立場にいた時など。

 

受験勉強は今まで生きてきた中で最も長い時間を勉強に費やします。

今もし辛いことがあるのならば、今がまさに分かれ道です。

今の辛い経験がきっと将来役立つときが必ずきます。

そのいつかくる試練の時のために、今は少し辛い想いを我慢して継続をして下さい。

何かを“続ける”ということは実に難しいです。

しかし、それを成し遂げた時、それは自分の大切な強みとなります。

というのが今回の一番の主張です。

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