2014年 5月 の投稿一覧

授業を聞くだけでは成績は上がらない!

個別指導の学習空間 静岡東部エリアの望月です。

勉強の内容を理解し、「わかった」だけでは成績は上がらず、問題が解けて「できる」ようになって初めて成績が上がるということは前回と前々回に述べました。

今回は、学校の授業や塾や予備校の講義の位置づけについてお話します。

先日、保護者面談で、「授業式の塾で講義をたくさん受けたのだが、全く成績が上がらなかった。」という体験談を耳にしました。では、授業をした先生に問題があるのでしょうか?それとも授業式のスタイルの塾に問題があるのでしょうか?

これは、授業をした先生や授業式のスタイルがいけないのでなく、授業を聞いた後の対応を誤ってしまったということです。もしかしたら、勉強とは、学校の授業を聞くことや塾や予備校の講義を聞くことだと思っている皆さんも多くいるのではないでしょうか。しかし、授業を受けるだけでは、勉強したとは言えません。

先の保護者面談での話ですが、よくよく話を聞いてみると、授業を聞いたことに満足して、その後の家庭学習をほとんど行わなかったとのことです。

これでは、成績が上がらないはずです。

勉強とは、「理解」→「暗記」→「演習」という過程を経ることによって、「できる!」までに辿りつきます。つまり、授業を聞くことは、勉強における初期段階の「理解」の「手助け」に過ぎないのです。ここで、誤解してほしくないのは、授業を聞くことが、「無駄」とか「効果がない」ということではないということです。授業をしっかりと聞くことは、とても大事なことです。なぜならば、「理解」できなければ、その先には進めないからです。しかし、授業を聞いただけで終わってしまってはダメということです。つまり、勉強において、その先の「暗記」や「演習」が最も重要で、この作業に一番時間をかけるべきだということです。

あと、わかりやすい授業をする先生には注意が必要です。何となくわかり、理解しやすいので、何となくできるような錯覚に陥ってしまうからです。何度も言いますが、「わかる」と「できる」は違いますからね。もちろん、わかりやすい先生のほうが良いに決まっていますが、「その後の大事な作業を忘れないように!」ということです。

このような「勉強の原理」をふまえて、授業や講義を「理解の手助け」として利用し、その後、理解を完全なものにし、解法を暗記し、最終的に自分のものにする作業をしっかり行ってみてください。

必ず成績が上がりますよ!

静岡の学習塾は個別指導の学習空間

静岡の家庭教師は家庭教師の学習空間プラス

整理整頓

個別指導の学習空間 千葉エリア 四街道東・習志野藤崎教室の木原です。

私が高校時代の話なので、相当前のことなんですが、ふと気付いたことがあります。

字がめちゃめちゃ汚い同級生がいまして、正直いって、ノートを見ても何て書いてあるのかよくわからないほどでした。
でも、成績は上位なんです。
そして、この同級生だけでなく、何書いているのかわからないレベルなのに、成績がいい同級生や生徒を何人も知っています。

この子たちに共通していることは、「字は汚いけども、ちゃんと整理整頓している」ことです。
(決して、字が汚くてもいいというわけではないですよ?・_・;)
学習する際でも、机の上に出してあるワークや教科書を科目ごとに整理していたり、学習が終わった科目については、
しっかりと片づけていたり。一目で自分が学習に必要なものを即座に出すことが出来る体制にしています。
単純にとても効率がいいですよね。机や自分の部屋が片付いていないと、何がどこにあるのか先ず探すところから始まってしまいます。
また、「割れ窓理論」の通り、整理されていない環境では「これでいいや」と学習の完成度に甘さも出てしまうでしょう。

学習する前に先ずは整理整頓です。
面倒だと思うかもしれませんが、先ずは片づけて、学習に必要なものを並べましょう。

「字が汚くても成績がよかった子は何人も見てきたけど、整理整頓できなくて成績がよかった子は見たことがない」と
生徒にはよく言います。一緒にプリント整理することもありますが、自分で出来るようになっていってほしいですね。
かのスティーブ・ジョブズもアップルに戻ってきてやったことは、整理整頓など社風の一新だったそうですよ。

※割れ窓理論とは、建物の窓が割れているのを放置すると、やがて他の窓も割られてしまう。
つまり壊れている(整理されていない)状況をそのままにしておくと、どんどん廃れていきますよという理論です。

 千葉県の学習塾は、個別指導塾の学習空間

千葉県の家庭教師は、家庭教師の学習空間プラス

センター日本史Bの攻めのツボ!

個別指導塾 学習空間 埼玉エリア 上尾西&本庄南教室の坂井です。

センター試験の日本史Bにおける設問の半数以上は文章正誤問題です。そこで試される学力は出来事の因果関係を正しく理解しているか、歴史事象の意味を正確に理解しているか、といった点です。
したがって、教科書に載っている用語をただ覚えても、センター本番で高得点をとることはできません。また、センターでは一問一答形式での出題はほとんど出題されないので、『一問一答』を丸暗記し、教科書の歴史用語を詰め込んでいくという方法では太刀打ちできません。
学習において大切なことは「覚える」ことではなく「理解する」ことです。基本的な事項を正しく理解し、必要な用語を自然に覚えていくためにも、攻め方のツボをここで伝授します。無駄の多い学習をしているライバルに大きな差をつけちゃいましょう!

ツボ①センターの特徴をつかむ。
まず、近年のセンターの出題形式のポイントは前近代が6割・近現代が4割の配分となっています。前近代の内訳としては原始・古代が2割・中世2割・近世2割となります。やや、近現代重視ですが、各時代・各分野からほぼ均等に出題されていることは間違いないです。
最近は「社会・経済史」と「文化史」からの出題が多くなっていますが、現役生は高校の授業で扱わない場合もあるので、注意が必要です。

ツボ②高得点の決め手&教科書の活用テクニック
センター試験では、全部が文章の問題ではなく、美術作品などの写真や地図・グラフを使った出題も多いです
対策としては、教科書・資料集に掲載されている全ての写真・図版に目を通しておきましょう。。「○○時代」の「○○文化」のときに、「誰が」「この作品」を書いたのか具体的に理解すると時代背景と一緒に文化も抑えられます。史料については、受験生になじみのない内容について問われることがありますが、あわてずに、注釈に重大なヒントが隠されていることが多いので注釈を丁寧に読んでください。したがって、センター試験の勉強をするのに教科書は欠かせません。

ポイントは教科書内容がどのように出されるのかということで。前にも言ったように、その「用語の因果関係や、背景知識をきちんと把握している」ことが重要ポイントです。教科書で日本史を勉強する時は強調されている歴史用語にラインマーカーをいれるより時期をあらわすタイトルや太字の周辺文章そのものを、チェックした方が効果が大きいです。
例えば、「日清戦争と日露戦争の間の時期の出来事を選べ」とか、このような問題へのアプロ―チとして「なぜ」日清戦争が起き、その間に「何」があって、「日露戦争に突入していった」か。を教科書に記述されていることを自分なりにまとめてみましょう。そうすれば選択肢を見たときに必要なキーワードがひらめくはずです。

③過去問を早い段階から解く!
教科書をどう活用するかが理解できたら後は「論より慣れろ」です。早い時期に過去問に手をつけるメリットは
はかりしれません。積極的に過去問をといてください。そして、不正解の設問には「なぜ出来なかったか」かならずチェックをしましょう。「単に覚えていなかった」のか「内容を理解していなかった」のか「時期を把握していなかった」のか原因は様々だと思います。一問ごとに分析するクセを夏休み頃から始めると格段にパワーアップできるはずです。是非模試の分析の際にも実践してみてください。
最後に日本史にかぎらず、受験勉強を成功させるためには、「入試に必要な知識」をいかに「効率よく
定着させるか」が鍵です。特に国公立大学受験者にとっては科目数が多くなるので余分なことまで学習していたら余裕がなくなってしまいます。学習空間では、そういった学習の管理はもちろん、苦手の分析や即時フィードバックを指導しております。Just do it!

 埼玉県の学習塾は、個別指導塾の学習空間

埼玉県の家庭教師は、家庭教師の学習空間プラス

数量の表し方対策

個別指導塾の学習空間 静岡エリア 三島南&北教室の齋藤です。

これから中学1年生が苦戦するであろう「数量の表し方」についてお話します。
たとえばこんな問題があるとします。
2000円で1コa円の品物を2コ、1コb円の品物を3コ買った時のおつり
すぐに文字式で表すことができればベストですが、もしも躓いてしまった場合、まずは実際に数字を代入し、どのような計算をしたかを考えてみれば良いです。
1000円で1コ100円の品物を2コ、1コ200円の品物を3コ買った時のおつり
aを100、bを200に置き換えてみました。
そうするとおつりは
1000-(100×2)-(200×3)=200だという式がすぐに出てきます。
それぞれ100、200をa、bを戻して
1000-(a×2)-(b×3)=1000-2a-3b(円)という感じに答えを出せました。

ちょっと簡単だったかな?
じゃあこれ。
3回のテストの点数がa点、b点、60点の時の3回の平均
この場合、合計点数を3回テストがあったので3で割れば平均が出せます。
aを80、bを70として置き換えた場合、
(80+70+60)÷3で平均が出せます。
戻すと
(a+b+60)÷3=(a+b+60)/3(点)と答えが出せます。

あとひとつ。
xメートルのテープからyセンチメートルのテープを5本切り取った時の残り
まず注意しないといけないのは単位。
メートルとセンチメートルなので単位を合わせます。
この場合センチメートルに合わせた方が楽ではないかと。
1メートル=100センチメートルなので、xメートル=100xセンチメートルになります。
その後で置き換え。
2メートルのテープから30センチメートルのテープを5本切り取った時の残り
200-30×5=50
戻すと
100x-5y(cm)

文字が入った場合も考え方は数字の時と同じです。
迷った時は数字に置き換えて考えてみてはいかがでしょうか。

静岡の学習塾は個別指導の学習空間

静岡の家庭教師は家庭教師の学習空間プラス

ゲームの活用

個別指導塾 学習空間 埼玉エリア 桶川&本庄南教室の五味です。
今回はちょっと違った視点から勉強について書かせていただきます。
皆さんの中にはゲーム好きな人も多いと思います。現在のゲームはジャンルも多彩で、ゲーム中毒、ゲーム脳といった言葉もあるように
良いイメージが持てないかもしれません。
しかし、そんな中でも特定のゲームにおいては、勉強に対する興味を引き出すものがあると思います。

今回書かせていただくのは、「大航海時代」と「civilization]というゲームです。
どちらもジャンルは歴史シミュレーションゲームだと言えますが、ゲームをしながら歴史についての興味を持つことができると思います。

「大航海時代」はその名の示す通り、15世紀から16世紀の大航海時代についてのストーリーとなっており、史実に基づいてゲームが構築
されています。主に欧州列国を中心に展開していくのですが、当時の時代背景や、各国の趨勢、世界各地の特産品等、世界史や地理の
知識を身に付けることができます。
またこのゲームは過去に高専の授業に取り入れられたこともあるようです。

「civilization」(発音と意味がわからない場合は辞書で調べよう!)については、紀元前4000年ごろからゲームを始めていくことになりますが、その過程で、文明の勃興や、時代の流れ、産業や世界の各地域の発展等を学ぶことができます。

一般的に社会という科目は暗記、暗記が先行してしまって興味を持てないまま勉強するという事に陥りがちです。
「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、勉強も興味を持ってこそ、楽しく効率的に出来ると思います。

最後に、あくまで歴史に興味を持つ1つの手段として考えてもらいたいです。ゲームをする事が目的になってしまっては、本末転倒です。
歴史に興味を持つ為の入り口として考えてください。

埼玉県の家庭教師は、家庭教師の学習空間プラス

 埼玉県の学習塾は、個別指導塾の学習空間

小学校と中学校の違い

個別指導塾の学習空間 神奈川エリア 大井松田・厚木東教室の小林です。

今回は、学年が変わるタイミングでの書き込みになりますので、新中学1年生の生徒様向けに小学校と中学校の違い。中学校で勉強していく上で気を付けて意識していきたいことを書いていきたいと思います。

まず簡単なところから思い浮かべますと、教科ごとに先生が違いますよね。テストも定期テストという決まった日時に全生徒が受けるようになる大きなものになる。。。etc いろいろありますが中でも今回意識してもらいたいなということが1つあります。

それは……宿題についてです。
現状中学校では、小学校ほど多く、宿題として「明日までにこれをやってきてね。」というモノは少ないと思います。

しかし…ここでゼッタイ「宿題少なくなるんだ。やったー。」と思わないでください!!

次の日に出す宿題は少なくなっても、2~3カ月分をテスト終了後にやっていなければならない宿題が存在するのです。

それは、学校から配られる問題集です。
現在、どこの中学校を見ても、問題集・ワークを使っていない所はほぼないでしょう。

この問題集・ワークというものは、テストの度に提出しなければいけない場合がほとんどですが、授業で進める場合も少ないので、ほっておいてしまったらどんどんたまっていきます。多いと50pくらい提出の範囲がたまってしまっている場合もよくみます。

想像してみてください。。。テスト前に問題集を50pもやらなければいけないことを…  イヤになりますよね。

ワーク・問題集をためてしまうことで、テストに備えての勉強がまったくできなくなります。精神的にも…
そして提出できないことが一番いけません!学期末にでる、高校進学に関わってくる成績に大きく影響するからです。

以上いろいろ書かせていただきましたが、まとめさせていただきますと
大事①:宿題は少ないが、学校で配られる問題集・ワークを放っておくと大変なことになる。
大事②:問題集・ワークを失くしてしまうと1年間大変。答えも一緒に失くさないように気をつけよう。
大事③:塾でやっている教科のワークは必ず持っていこう。(やっている教科は、塾でもワークを進めるカリキュラムがあります!!普段から塾でやっていれば遅れる心配が少なくなるので忘れずに持っていきましょう!)
大事④:普段、家で何を勉強して良いか分からなかったら、ワーク・問題集を授業の進んだところまで進めよう。
→家での勉強で普段何をやったらいいか分からないという声を良く聞きます。私が生徒によく話しているのは、ワークを授業進んだところまで進めようと話をしています。授業の復習になりますし、その日進んだ分だけなら量もそれほど無いので勉強の習慣づけにもなります。そしていざ提出という時に楽になるので、一石三鳥いや四鳥くらいあるかもしれませんね!!

新1年生だけではなく、2年生や3年生も改めて意識を持って頂ければ,また塾生の方は教室の先生にも言われている事かもいしれませんが改めて意識を持って頂ければうれしいです!!

  神奈川県の学習塾は、個別指導塾の学習空間

神奈川県の家庭教師は、家庭教師の学習空間プラス